・・・次から次へとスゴイ人、好きな人がつながっていきますので「風のかたち(3)」をとばしてしまいました。後先入れ替わってしまい、すみません。
《形なき風に形を与えた逸品刺繍羽織》神戸・元町の老舗着物屋「丸太や」若旦那のブログより
http://motomachimarutaya.blog.fc2.com/blog-entry-2924.html
日本刺繍作家・森康次さん作の紗羽織。
風の模様を刺繍で表現しています。着物の文様には、自然現象がモチーフになっているものがたくさんあります。雲や霞、波などは、古くから文様になっています。これらは目に見えるものですが、中には目に見えぬものを文様にしたものもあります。風は目で見ることができません。 色も形もありません。しかし、風は確かに存在し、肌で感じることができます。 日本刺繍作家の森康次さんは、形なき風に形を与え、目に見える文様にされています。
https://www.motoji.co.jp/kazesoyogu-202002/
森康次さん60年の集大成、京都の日本刺繍作家・森康次さんの作品集「かぜそよぐ」が発売となりました。刺繍業を営む家に生まれ、15歳から日本刺繍とともに歩んでこられた60年。 今までの代表作、訪問着、袋帯など、日本刺繍の可能性を追い求め進化し続けてきた軌跡をまとめた一冊です。針と糸だけで創り出す芸術作品。クローズアップされた写真からは、森康次さんの緊張感や息づかいまで感じられるようです。
京都上賀茂に工房「アトリエ森繍」を構える森康次さん。1946年、京都市中京区に生まれ、刺繍を生業とする「ぬい屋」の長男として15歳で家業に従事。当時の刺繍の役割はあくまで友禅へのあしらい的なものでしたが、次第に刺繍を主役にした作品を創作したいという気持ちが大きくなり、写生や水彩画の勉強を始められます。「ものをよく見て、その命のありようを『形』にする」――よく口にされるこの言葉には、「五感で感じた、★形になりにくいものを形にしたい」という想いが込められています。また、色についても同様に「何色と一言で言えないくらいの色が綺麗だと思う」と仰います。刺繍の色糸はすべて森さん自らが染められ、工房にある糸専用の引き出しには夢のように美しいグラデーションを描いて2500色以上の糸が整然と並んでいます。刺繍糸の色や明度を抑えた穏やかで優しいきものづくり。纏う人のことを一番に想い、決して目立ちすぎない上品なきものは時代に左右されない真の魅力があります。
・・・「風に形をあたえる」素敵な表現です。作品の進捗を紹介します。モビール風の作品は、スタンプで画面をうめていきます。
・・・中央の「風のかたち」から拡大させるという展開の作品、どのように組み合わせるか、あれこれ構成を工夫しています。
・・・おもしろくなってきました。「きままな風」というか、あっちへフラフラ、こっちへフワフワ、という感じですかね。