こいのぼり | すくらんぶるアートヴィレッジ

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・・・5月、春風に「こいのぼり」子どもの声も姿もどこへやら。

 

 

《NEWS》2020.4.5ウィズニュースより

五味太郎さん「コロナ前は安定してた?」不安定との向き合い方、「色んなことの本質が露呈されちゃってる」

今日は、新型コロナで大人がずっと不安定でギスギスしたりオドオドしたりで、子どもも居心地が悪いなか、子どもたちに直接何か届けられないかと思い、うかがいました。はい、一緒に考えましょう。それで、まず聞くけど、逆にその前は安定してた? コロナ禍じゃなかったときは、居心地がよかった?

ぎくっ。そうでしょ。普段から感じてる不安が、ひるがえってコロナに移っているだけじゃないかな。もっと言えば、不安とか不安定こそが生きてるってことじゃないかな。

心っていう漢字って、パラパラしてていいと思わない? 先人の感性はキュートだな。心は乱れて当たり前。常に揺れ動いて変わる。不安定だからこそよく考える。逆に、「揺るぎない考え方」って死んでるってことじゃないかな。安心・安全を前提にするから、不安をマイナスに感じるし、人間を機械のように見てしまう。AIをやる人はそれを目指しているのかもしれないけど。『じょうぶな頭とかしこい体になるために』という本を書いたことがあるけど、今みたいな時期こそ、自分で考える頭と、敏感で時折きちんとサボれる体が必要だと思う。戦後ずーっと「じょうぶな体」がいいと言われてきたけど、それはつまり、働かされちゃう体。「かしこい頭」っていうのは、うまく世の中と付き合いすぎちゃう頭で、きりがないし、いざという時に弱い。

新型コロナがはやって、お仕事に変化は?出る予定だったイタリアやメキシコのブックフェアは中止になりそう。楽しみにしてた野球大会も、公園封鎖でできなくなった。でも、今広がってるテレワークは、元々おれも、仕事相手のデザイナーも編集者も、毎日やってること。どんどん広げていけばいいと思う。

いまは、ある意味、本当に考える時期。今回、うちにいたくないから職場に行くってやつが結構多いというのもわかったけど(笑)、それならその家の状況ってどうなのとか、考えるよね。働き方も国会も学校も、色んなことの本質が露呈されちゃってる。五輪の延期も、オリンピックより人の命って結構大事なんだなとやっと再確認したんだろうし(笑)、優先順位がはっきりしてくる。

毎日、刻々と変わる世界を、どう見ていますか。感染者が何人、何%、株価がどう、とニュースで急カーブのグラフばかり見せられても★正直よくわからない。金融の話ばかりで。グローバルグローバルって言っても、心でグローバルしてたんじゃなくてお金がグローバルしてただけなんだなとしみじみ思うよね。こうなると、★世界の全体像は誰もわからない。でも、これをなかったことにはできないんだから、乗りこえていくというより、前よりよくしましょうよ。むしろおれ、ガキたちには★これがチャンスだぞって言いたいな。心も日常生活も、乱れるがゆえのチャンス。

チャンス?だって、仕事も学校も、ある意味でいま枠組みが崩壊しているから、ふだんの何がつまんなかったのか、★本当は何がしたいのか、ニュートラルに問いやすいときじゃない。実はコロナ禍がないときこそチャンスに満ち満ちているんだけど。今は幸か不幸か、時間が余っているんだから。

親も子も、一斉休校→再開→やっぱりやめるかも、と政府や自治体の判断に振り回されています。一斉休校は突然で横並びで、よくなかったとは思う。やっぱり日本人って、誰かが命令してくれるのを待ってるよね。その方が楽というか、やりやすいのかな。でも、こういう時っていつも「早く元に戻ればいい」って言われがちだけど、じゃあ戻ったその当時って本当に充実してたの?★本当にコロナ前に戻りたい?と問うてみたい。戻すってことは、子どもに失礼な形の学校や社会に戻すってことだから。

子どもに失礼、というのは?たとえば義務教育って言うけど、子どもにとっては教育って義務じゃなく「権利」だと憲法に書いてある。でも、6歳になったら必ず小学校に行く、★他に選択肢がないんだもの。しかも(公立なら)学校も先生も選べない。どんなにまずくても、○丁目の人は全員この寿司屋しか行っちゃだめと決められているようなもの。★僕の娘は2人とも途中で学校に行くのをやめたけど、学校というタイプに向いてる子と向いてない子、★あるいはどっちでもいい子がいる。おれは初等教育のプログラムって、ほとんどが「大きなお世話」だと思う。人格形成とか学習能力とか……。もちろん、誰も悪意でやってるわけじゃないんだけど、全員座ってじっと先生の話を聞くって、子どもの体質には合ってない。そこで栄養がとれて健康が管理できれば十分だと思うし、やりたいこと・わからないことがあったら聞ければいいと思うから。この取材と矛盾しちゃうけど、★人の話なんて一方的にずっと聞いていちゃだめだよ(笑)

 

 

・・・4月29日の参院予算委員会で蓮舫氏が「学校辞めたら高卒」発言、批判を受けて謝罪されたそうですが。僕の娘は2人とも途中で学校に行くのをやめたと、自信を持って語れる保護者はどれくらいいるだろうか?まさしく、今がチャンス(本当は何がしたいのか?)なのかもしれない。

 

 

《こいのぼり(鯉幟)》Wikiより

元来、日本の風習で、江戸時代に武家で始まった端午の節句に男児の健やかな成長を願って家庭の庭先に飾る鯉の形に模して作ったのぼり。紙・布・不織布などに鯉の絵柄を描いたもので、★風を受けてたなびくようになっている。皐幟(さつきのぼり)、鯉の吹き流しとも言う。★日本鯉のぼり協会の統一見解では屋外に飾るものを「鯉のぼり」、屋内に飾るものを「飾り鯉」という。もとは旧暦の5月5日までの行事であったが、現代ではグレゴリオ暦(新暦)5月5日に向けて飾られるようになり、イメージは「晩春の晴天の日の青空にたなびくもの」となった。ただし地方により、端午の節句を祝う時期が違うので、旧暦の端午やひと月遅れのグレゴリオ暦(新暦)6月5日とする地方もある。夏の季語。

 

 

《日本鯉のぼり協会》

http://www.koinobori-nippon.jp/

日本鯉のぼり協会は、日本の伝統文化の継承と節句産業の振興を図ることを目的とし1968年に設立された団体です。会員企業13社の鯉のぼり生産量は国内の97%を占めており、協会では矢車やポールなど部品の互換性、規格統一に努めてきました。また啓蒙活動の一環としてポスター制作、テレビCMの放映や、幼稚園、保育園、児童福祉施設(先方からは「子供の福祉施設」)などへの鯉のぼりの寄贈、震災の復興支援などの活動にも力を入れています。

●2020.4.23有松絞こいのぼり、街を勇気づける/名古屋で飾り付け

逆風に負けず頑張ろう-。有松絞で作ったこいのぼりが二十一日、名古屋市緑区の有松地区に飾られ始めた。節句商品の売り上げが減少する中、こいのぼりの文化をPRしようと、関係団体が始めた「鯉(こい)活プロジェクト」。メンバーは「逆風に泳ぐこいのぼりで、新型コロナウイルスでふさぎ込みがちな人々を勇気づけたい」という思いも込めた。五月六日まで。メーカー十三社でつくる「日本鯉のぼり協会」などによると、正確なデータはないが、こいのぼりの販売量は、第二次ベビーブームを含めた一九六〇年代半ばからの十年間ほどがピークとみられ、ナイロン製などの量産品が市場を席巻した。しかし少子化の影響などで、近年の販売量は減少傾向という。

●2020.4.28こいのぼりコロナ負けず、今年も悠々/四国中央

子どもの健やかな成長を願うこいのぼりが「日本一の紙のまち」四国中央市の各地で掲げられている。晴れた日には青空を背に、そよ風をはらみながら悠々と泳ぎ、見る人に活気を与えている。こいのぼりは1960年代までは和紙で作られていた。紙産業が盛んな市内では当時、7、8社が製造していたという。素材がポリエステルなどに置き換わった今でも1社が生産を続けている。四国中央市下柏町では、二つの住宅と保育園の計3軒が半径数十メートル以内にこいのぼりを上げている。会社役員の内藤丈典さん(43)方では、長男(8)の初節句を機に購入した長さ5メートルのまごいをはじめ6匹のこいと、吹き流しを掲げている。高さ11メートルのさおに付けたこいたちの雄姿に「元気に泳いでいると、こちらも元気になる」と表情を緩める。子どもたちも「一緒に泳ぎたい」「色鮮やかで一つ一つに魂がありそう」と声を弾ませる。会社員鈴木潤一さん(39)方は、長男(5)の初節句に合わせて入手した。子どものころに買ってもらったのがうれしかったからだという。5匹のこいと吹き流しを、潤一さん方と同じ敷地に家がある父敬二さん(66)と交代で上げる。休日は子どもたちも手伝う。こいのぼりが上がると、長男も「うれしい」とお気に入りの様子だ。日本鯉のぼり協会の会員で村上鯉幟商会(四国中央市)の村上将士社長は「躍動感のある風景に元気をもらえるはずだ」と太鼓判を押す。特に新型コロナウイルスによる厳しい社会情勢を踏まえ「向かい風があるほど力強く泳ぐのがこいのぼり。逆境に負けないという思いが湧いてくると思う。ぜひ立ち止まって見上げてほしい」と話している。市内では、こいのぼりを5月の中旬から下旬まで上げるところが多いという。

 

《参考》「堺五月鯉幟」(大阪府知事指定-伝統工芸品)

https://www.city.sakai.lg.jp/smph/kanko/sakai/keisho/dentosangyo/koinobori.html

明治初期に名古屋の紙鯉をヒントに大阪において初めて手描きによる鯉のぼりを作ったのが堺五月鯉幟(さかいごがつこいのぼり)の始まりです。真鯉に金太郎がまたがったデザインと立体的な構造が特徴で、太くつくられたお腹が風を受けて大きくふくらむことでより本物に近い形が作り出されます。数十種類の刷毛と筆、選りすぐりの顔料を使い、下書きなしで描かれる鯉のぼりは、繊細なぼかし、鱗の力強い輪郭など手書きにしかだせない力強さを生み出します。

★堺五月鯉幟 「高儀」

592-8341堺市西区浜寺船尾町東3-413/072-263-2205

https://www.may5day.jp/

今もなお手描き鯉のぼりにこだわり続ける職人がここにいます! 時代がどんなに移り変わろうとも、日本の歴史や風土に支えられ、人の手によってしか表現できないものを作り続け、残していかなければならない。それが堺五月鯉幟工房「高儀」の使命だと考えます。伝統工芸士・高田武史

 

 

《NEWS》検査キット

●1時間以内にコロナウイルス検出キット発売/東洋紡20204.13

東洋紡は★4月13日、最短で1時間以内に新型コロナウイルスの検出が可能なキットの販売を研究機関向けに始めたと発表した。ウイルスの遺伝子を短時間で増幅でき、治療薬やワクチンの早期開発につながることが期待できるという。東洋紡の担当者は「研究機関への支援で、新型肺炎の感染抑制に貢献したい」と話している。PCR検査はウイルスから遺伝子を抽出する工程に約30分~2時間かかり、さらに遺伝子の増幅・検出に約2時間かかる。東洋紡のキットは、遺伝子を短時間で増幅できる独自開発した酵素液を採用。遺伝子の抽出工程を最短2分で完了させ、遺伝子の増幅・検出も最短56分で可能という。

●新型コロナ検出キット、20日に発売へ/検査時間を半分の1時間程度に短縮/島津製作所2020.4.10

島津製作所は10日、感染拡大が続く新型コロナウイルス検出用の試薬キットを★4月20日に発売すると発表した。検査機能のある医療機関や受託検査会社向けに月間10万検体分を生産する。遺伝子を増幅して検出するPCR検査用。のどの粘液や、たんのような試料に試薬を加え、含まれるウイルス特有の遺伝子配列を専用の装置で増幅して検出する。同社がノロウイルスなどの遺伝子検査試薬で培った技術で、試料から遺伝子を抽出し精製する工程を省ける。2時間以上かかっていた検査を1時間程度に短縮できるという。研究用だが保険適用対象。1キット100検体分で22万5千円。

●感染の有無1時間以内で判定、最速のPCR検査キットを発売へ/タカラバイオ2020.4.30

タカラバイオは30日、新型コロナウイルス感染の有無が1時間以内で分かるPCR検査キットを開発したと発表した。現在、市場に出ているPCR検査キットの中では最速で★5月1日から発売する。新型コロナのPCR検査では、通常、患者の鼻の奥から粘液などの検体を採取。検体に含まれるウイルスの遺伝子配列を専用の装置で増やして検出することで感染の有無を判定する。これまで全ての工程で2時間以上の時間がかかっていた。一方、同社が開発したキットは、検体中に含まれるタンパク質などの反応阻害物質に影響されず、ウイルスの遺伝子を正確に検出するため、大幅なスピードアップが実現した。同社は中国・大連の主力工場で月2万キットを製造する。保険適用で、国内の医療機関などの需要に応えるとする。

 

・・・よくわかりませんが、「はやくて」「まちがいなく」「やすい」検査キットをよろしく。