・・・以前、「花粉症」をテーマに玉手箱(ティッシュBOX)を制作しましたが、今回は
《NEWS》2020.3.4
●ロイターより
武田、新型コロナウイルス感染症治療薬の開発を開始
https://www.nikkei.com/nkd/disclosure/tdnr/c6prsr/
★武田薬品工業<4502.T>は4日、新型コロナウイルス感染症治療薬として★血しょう分画製剤の開発を開始したと発表した。回復した患者の血しょうをもとにしており、回復した患者の体内にある抗体が、新たな感染者の免疫システムを高め、感染を防ぐことができる可能性がある。武田はまた、既存の製品の中から新型コロナウイルス感染症の患者に対して、有効な治療薬の候補を模索する考え。取り組みは早期段階ではあるものの、優先順位は高いとしている。
《参考》2019.1.17/日本経済新聞より
武田ウェバー社長「血液製剤で成長」買収完了へ会見
武田薬品工業は7日、アイルランドの製薬大手シャイアーの買収に関して、都内で記者会見を開いた。買収は8日に完了する予定で、世界8位となる巨大製薬企業が誕生する。クリストフ・ウェバー社長は「バイオ医薬品のリーディングカンパニーをめざす」とあいさつ。統合後の成長について自信をみせた。研究開発の重点領域については、従来のがん、消化器、中枢神経の3つに加え、成長分野であるワクチンと、シャイアーが強みを持つ希少疾患★血漿(けっしょう)分画製剤(血液製剤)が加わる。これらの計6分野に注力し、革新性の高い製品候補を取りそろえていくと説明した。シャイアーから取得する血液製剤には特に期待をかけているといい、「(買収によって)武田は血液製剤で世界のトップ3に入る。将来的に有望な領域であり、製造面への投資継続が重要だ」と力を込めた。血液製剤の製造や販売などのチームは引き続きシャイアーの人材が中心となることも明らかにした。
●産経新聞より
新型コロナの感染有無を1時間で 島津製作所が検査キット開発へ
★島津製作所(京都市中京区)は4日、新型コロナウイルスへの感染の有無を判定する検査キットの開発を始めたと発表した。従来の検査方法で必要だった作業の一部を省略でき、検査時間の大幅な短縮やコスト削減が期待できるという。検査機関への販売を予定し、今月中の実用化をめざす。現在、新型コロナウイルスの感染の有無は、喉の粘液などを採取し、その中に含まれるウイルス特有の遺伝物質を増幅して検出するPCR検査で調べている。同社は、食中毒の原因となるノロウイルスを検出する試薬を応用して検査キットを開発。遺伝物質の抽出作業を必要としない試薬などを使うことで、従来は最長で約6時間かかっていた結果判明までの時間を1時間程度にまで短縮できるという。1キットで100回使用でき、国立感染症研究所や検査機関を有する大学病院などを対象に、2~300キットの販売をめざす。検査キットの開発責任者を務める四方正光さん(49)は「1日でも早く開発を進めて商品化に結び付けたい」と話している。
●読売新聞より
「トイレの紙、品薄になる」医療生協職員がデマ拡散し謝罪
米子医療生活協同組合(鳥取県米子市)は4日、組合職員が新型コロナウイルスの感染拡大でトイレットペーパーが品薄になるとのデマをSNSに投稿した、と発表した。同組合は「極めて不適切な行為でご迷惑をおかけした」と謝罪し、職員の処分を検討している。同組合によると、職員は2月27日午前10時頃、個人のツイッターに「次は、トイレットペーパーとティッシュペーパーが品薄になります」「事前に購入しておいた方が良いですね」などと投稿したという。外部からの問い合わせを受けて発覚。同組合の聞き取りに対し、職員は「人から聞いたことをそのままSNSに上げてしまった。大変迷惑をかけた」と事実を認めたという。
●厚生労働省・経済産業省
マスクや消毒液やトイレットペーパーの状況~不足を解消するために官民連携して対応中です~
https://www.meti.go.jp/covid-19/mask.html
《新型コロナ、拡散する“デマ”》
★ウイルスより猛烈な勢いなのかもしれない。
《イチゴを食べると良い》《コロナウイルスは漂白剤を飲めば治る》といった情報も根拠に乏しいデマだ。《26~27度のお湯でウイルスの感染予防ができる》という情報がSNSなどを通じて広がった。「ありえない」と喝破するのは、近畿大学病院感染対策室の吉田耕一郎教授。「人間の体温より低いところでウイルスが死滅することはありえず、科学的根拠はない」という。おならや汗を通した感染についても、「便の中からウイルスが出てきたという事例はあるかもしれないが、おならや汗は聞いたことがない」と指摘する。《新型ウイルスは季節的に発生する可能性がある》といった情報もあるが、「冬場の感冒の10~20%はコロナウイルスによって起きるが、新型ウイルスが冬場に淘汰(とうた)されずに残るかどうかは、今後の動向をみないとわからない」と吉田氏。現状では判断がつかないようだ。世界保健機関(WHO)は公式サイトで《ごま油を塗ると、新しいコロナウイルスが体内に入るのを防ぐか》との質問に《ごま油は新型コロナウイルスを殺さない》と回答するなど、虚偽情報をQ&A形式で解説しているが、前出の吉田氏は「ネットで誰が拡散したか分からないものをうのみにしたり、内容も理解せず拡散する行為は厳に慎むべきだ」と語気を強める。
★災いの元は、やはり口から広がる。
・・・ウイルスよりも感染力が強く、タチの悪い「デマ」や「ウワサ」をテーマにして「薬箱(Medical Box)を制作しました。
★アオサが「新型コロナ」に効果?中部大学が公表→批判相次ぎ削除
海藻のアオサが新型コロナウイルス(COVID-19)を抑制する効果に期待ーー?そんな「研究結果」を中部大学(愛知県)が公表した。これを受け、アオサが売り切れたり、メルカリで転売されたりするなどの事態に。一方で、研究そのものに疑問を投げかける声や批判も相次ぎ、大学側は「意図した内容と違った」としてプレスリリースを削除した。2月20日に公開されたのは、中部大学・生命健康科学部の河原敏男教授と工学研究科の林京子客員教授、化学薬品メーカー「江南化工株式会社」(三重県)とアオサの健康効果を研究するラムナン研究所(同)の共同研究の結果。こうしたタイトルのプレスリリースでは、アオサに含まれる「ラムナン硫酸」が「ヒトコロナウイルスの抗体を増やす効果があることを確認した」と指摘。「新型にもラムナン硫酸の効果があると期待している」と述べている。リリースは一部メディアが引用して記事化され、「アオサがヒトコロナウイルスを抑制」(琉球新報)「アオサにコロナウイルス増殖抑制効果」(大学ジャーナル)などという見出しで拡散。これを受け、メルカリでは「コロナウイルス対策に!」として転売がはじまったほか、SNS上には、一部のスーパーでアオサが売り切れた様子がアップされている。さらに、加工海苔メーカーで唯一上場している「大森屋」の株価が一時18%以上あがるなど、影響は広がった。
・・・そして「玉手箱プロジェクト・アピール」を掲載することにしました。本当に、あさはか(アオサ?)な人間の行為そして体質を改善したいものです。