2020初奈良(4) | すくらんぶるアートヴィレッジ

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・・・やっぱり「春日大社」にお参りしておかないと、バチがあたりますよね。

 

《参考》阿部仲麻呂(701~770)

あまのはら ふりさけみれば かすがなる みかさのやまに いでしつきかも

広い空を振り仰いで眺めると、美しい月が出ているが、あの月はきっと故郷である春日の三笠の山に出た月と同じ月だろう。(ああ、本当に恋しいことだなあ)

 

 

《春日大社》

http://www.kasugataisha.or.jp/index.html

今からおよそ1300年前、奈良に都ができた頃、日本の国の繁栄と国民の幸せを願って、遠く茨城県鹿島から武甕槌命(タケミカヅチノミコト)様を神山御蓋山(ミカサヤマ)山頂浮雲峰(ウキグモノミネ)にお迎えした。

http://kashimajingu.jp/

やがて天平の文化華やかなる神護景雲2年(768年)11月9日、称徳天皇の勅命により左大臣藤原永手によって、中腹となる今の地に壮麗な社殿を造営して千葉県香取から経津主命様、また大阪府枚岡から天児屋根命様・比売神様の尊い神々様をお招きし、あわせてお祀り申しあげたのが当社の始まりです。

御祭神である武甕槌命様・経津主命様は、日本の国を秩序ある国にするためにあらゆる神々と交渉され、平和裡に治められた功績ある神様であります。また天児屋根命様は神事と政治を守り導かれる神様として、比売神様は天照大御神様だとも天児屋根命様の妃神とも伝えられています。平和と愛の尊い神様であり、それぞれの霊験を仰ぎ御加護を頂いてまいりました。この四柱の神々様は、それぞれ端正な春日造の御本殿(国宝)に鎮座されており、最も尊崇すべき神々として春日皇大神と申しあげ、また、春日四所明神、春日大明神と申しあげてまいりました。

https://bunka.nii.ac.jp/db/heritages/detail/195190

御創建以来当社は、千古の森の中に朱の柱、白い壁、そして自然の檜皮屋根の本殿・社殿が往古と変わらぬ壮麗で瑞々しいお姿で鎮まっておられます。これは、20年毎に斎行される式年造替という制度により、社殿の御修繕、御調度の新調、祭儀の厳修により日本人の命が連綿と受け継がれてきたからです。これにより、清々しくも尊厳ある気が境内に満ち、神様の広大無辺なるお力や有り難さがしみじみと感じられる名社として今日に至っています。また、全国3000に及ぶ春日の御分社、奉納された3000基の燈籠は、その厚い信仰の広がりを示しています。そして今日も昔と変わらず、毎朝毎夕の神事の御奉仕を始め、年間2200回に及ぶお祭りが行われ、日本の国はもとより、世界の平和、万民の幸福、そして共存共栄が祈り続けられています。平成10年12月には、春日大社や春日山原始林を含む「古都奈良の文化財」がユネスコの世界遺産に登録されました。

 

 

・・・さて今だから白状しますが、奈良に来た最大の理由は、

 

《奈良春日野国際フォーラム》設計:建築研究所アーキヴィジョン(★戸尾任宏)

630-8212 奈良市春日野町101/0742-27-2630

http://www.i-ra-ka.jp/

奈良春日野国際フォーラム 甍~I・RA・KA~は、奈良県置県100年を記念して平成元年に開館した「新公会堂」と、隣接する「奈良公園シルクロード交流館」を別館として一体化し、平成27年7月にリニューアルオープンいたしました。このリニューアルに伴い、充実したコンベンション機能を、より多くの方々にご利用いただけるよう、これまでの奈良県新公会堂から「奈良春日野国際フォーラム 甍~I・RA・KA~」と名称を改めました。

【戸尾任宏】

2011年9月に戸尾任宏さんがお亡くなりになりました。

※株式会社アーキヴィジョン広谷スタジオ

http://archivision-hs.co.jp/

 

 

★なら記紀・万葉「日本書紀完成・藤原不比等没後1300年記念イヤー」オープニングイベント

https://www.sap-co.jp/events/shoki-fuhito1300/

2020年は、我が国初めての勅撰正史である★『日本書紀』が完成されて1300年を迎える記念年となります。また、平城京遷都をはじめ古代の奈良に大いなる足跡を残した藤原不比等の没後1300年とも重なります。日本のはじまりの地である奈良県では、2012年より推進してきた記紀・万葉プロジェクトの集大成として、『日本書紀』を中心とする記紀・万葉の魅力を伝えるとともに藤原不比等の事績を顕彰する1年間として参ります。当オープニングイベントは、その幕開けとして、研究の第一人者をお招き致しました。1300年の時を超えた、古代の潮流をぜひ感じてください。

★特別公演/能「海士」より

天野文雄 監修(京都造形芸術大学舞台芸術研究センター所長)片山九郎右衛門(能楽シテ方観世流)

 

・・・申し込んだのですがハズレました。くやしくて、とにかく奈良へやって来たというわけなのです。参加できない分、奈良を満喫したいと思います。

 

 

 

《奥村記念館》

630-8212奈良市春日野町4番地/0742-26-5112

https://www.okumuragumi.co.jp/kinenkan/

1907年(明治40)奥村組の歴史は奥村太平(初代社長)が生まれ育った奈良県香芝市から始まりました。以来、「堅実経営」「誠実施工」を信条に、調和のとれた総合建設会社として着実に歩んでまいりました。2007年(平成19年)、当社が創業100周年を迎えられたことに感謝の気持ちを込め、ゆかりの深い奈良の地に、「奥村記念館」を開館いたしました。古都の景観に溶け込むデザインの建物内には、ゆったりとくつろいでいただける憩いのスペースと、当社100年間の歴史や技術を紹介する展示スペースを設け、無料開放いたします。古都散策時に一息ついていただく場所として、地域の方々をはじめ、奈良を訪れる多くの方に、ご利用いただければ幸甚でございます。

 

 

・・・そろそろお腹もすいてきました。