近鉄電車 | すくらんぶるアートヴィレッジ

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・・・ニュースから、なんと2か月でやっとこさ

 

 

《NEWS》2019.7.28あべの経済新聞より

近鉄電車で「こふん列車」運行開始 百舌鳥・古市古墳群の世界遺産記念で

近畿日本鉄道は7月28日、古墳をイメージするイラストをラッピングした「こふん列車」の運行を開始した。「こふん列車」は、外装に古墳をイメージするイラストのラッピングや、車内のつり革を特別なつり革に変更するなど古墳をイメージする装飾を施した。運行区間は南大阪線、吉野線、長野線、御所線。編成数は1編成(3両、6020系車両)。大阪阿部野橋駅では同日、出発式を開催。藤井寺市の岡田一樹市長、羽曳野市の北川嗣雄市長が参加したほか、藤井寺市公式キャラクター「まなりくん」、羽曳野市ご当地キャラクター「つぶたん」、百舌鳥・古市古墳群世界文化遺産登録応援キャラクター「ハニワ課長」も登場した。近鉄は、百舌鳥・古市古墳群が世界文化遺産に登録決定されたことから、羽曳野市、藤井寺市と連携し、古市古墳群エリアの魅力を発信する近鉄エリアキャンペーン「こふんまち羽曳野・藤井寺」を実施。「こふん列車」はその一環となる。同キャンペーンは11月30日まで。

 

 

・・・ちょうど★森浩一さんの「巨大古墳」を読んでいたところなので、森パワーで乗り合わせたのかもしれませんね。

 

【森浩一】(1928~2013)

大阪府大阪市出身。少年時代は★堺市近郊に住み、尋常小学校の国史の国定教科書における記紀神話と、堺市★百舌鳥古墳群を通じて、古墳及び陵墓への関心を抱く。大阪府立堺中学校(現★大阪府立三国丘高等学校)卒業。1951年に同志社大学文学部英文学科卒業、1957年、同大学院文学研究科文化史学専攻修士課程修了。学生時代から古墳の発掘と報告書作成に取り組む(例:黄金塚古墳)。学生考古学研究会も創設(後に古代学研究会)。その後、府立★泉大津高校の教諭を勤める傍ら、古墳の発掘に従事(例:奈良県新沢千塚)。その後東京大学の井上光貞により『日本の歴史』(中央公論社)の考古学担当の執筆者に抜擢される(日本の歴史1神話から歴史へ「40年のちのあとがき」より。関西大学講師を経て1965年、急逝した酒詰仲男(東大卒人類学専攻)の後任として同志社大学専任講師となり、1972年には同志社大学文学部教授。同志社の顔とも呼ばれる名物教授だった。1999年に退任。2010年には愛知県春日井市に蔵書を寄贈し、春日井市立中央公民館に「森浩一文庫」が設立された。2012(平成24)年3月、永年の考古学・古代史への貢献により第22回南方熊楠賞を受賞する。

 

・・・とても親近感を抱く、偉大な学者です。

 

 

★鉄道本部営業企画部(観光開発)主査・岩本恵利佳さんより

外観には古墳をイメージするイラストをラッピング。★窓に埴輪が電車に乗っているように見えるシール(車両によって本を読んでいる埴輪、手を振っている埴輪、頬杖をついて外を眺めている埴輪など異なるもの)を貼付しています。内装には埴輪のフィギュアを付け、持ち手に古墳のイラストを散りばめた特別な吊り革を設置。外装のラッピングに合わせて、床や扉、連結部などに古墳をイメージするイラストを貼付しています。扉横の額面には、古市古墳群エリアを知っていただく目的で合計★7問のクイズ(こふんまちクイズ)を掲出。扉上には、同列車用に古墳や埴輪のイラストを入れた停車駅案内を掲出しています。また、乗車中に埴輪を探していただけるように、車内に数体の★「隠れ埴輪」を設置しています。ご乗車いただいているお客様に楽しんでいただきたいとの思いから、予期せぬ場所に「隠れ埴輪」を設置いたしました。場所はお客様ご自身に見つけていただきたいので、秘密とさせていただければと思います。「こふん列車」に乗車したいというお客様から運行時間などの質問が増えてきております。ご乗車されたお客様からは、車内の特別な吊り革や「隠れ埴輪」が可愛いなどというお声を直接頂いております。運行時間は日によって変わりますので、お客様には公表しておりません。★偶然遭遇し、ご乗車いただいたお客様にお喜びいただければと思います。

 

・・・いろいろ楽しめそうです。

 

《NEWS》2019.7.30あべの経済新聞より

近鉄電車で「あすか万葉」トレイン運行開始★里中満智子さんがデザイン

近畿日本鉄道は7月30日、漫画家・里中満智子さんのイラストデザインを使ったラッピング列車「あすか万葉」トレインの運行を始めた。「あすか万葉」トレインは、明日香村(奈良県)と万葉集ゆかりの地である飛鳥地域のPRの一環として運行。万葉集や古代史の研究を長年続け、30年以上かけて大河歴史ロマン「天上の虹」を完結させた里中さんのイラストデザイン6種を施した。運行区間は南大阪線、吉野線、長野線、御所線。対象列車は6620系車両4両1編成。大阪阿部野橋駅では同日に出発式を開催。里中さん、明日香村の森川裕一村長、近畿日本鉄道の和田林道宜会長が古代衣装をまとって登場した。里中さんは「この飛鳥の地は日本人の文化が静かにではあるが美しく花開いた素晴らしい土地。万葉集をもっと世界の人に真の魅力を知ってほしい。できればこの歌が詠まれた風景が残る飛鳥の地に足を運んでもらいたい」とあいさつした。

 

 

・・・実は、「流スタジオ」訪問の四国・高松への行き帰り、どちらも乗り合わせるなんて、これも流パワーでしょうか?

 

 

【里中満智子】(1948~)

http://satonakamachiko.blog.fc2.com/

大阪芸術大学教授。公益社団法人日本漫画家協会理事長(2018年6月~)。大阪府★大阪市出身。描いた作品数は2019年時点で500を超える。小学生の頃は手塚治虫『鉄腕アトム』を愛読し、中学在学中に漫画家を志していた。成績は良かったが、漫画が★悪書とみなされていた時代であり、学校の教師や母親は漫画家になることに強く反対していた。「テストで1問間違えたら、漫画を1冊捨てる」という条件を母親に出し、優先順位をつけて本当に残したい蔵書は守りつつ、漫画との関わりを続けた。手塚作品が様々な歴史の知識や科学理論を背景としていることから★幅広い読書の必要を痛感し、高校進学後も含めて図書館の本を読み漁った。16歳で第1回講談社新人漫画賞で1位入賞し、そのままデビュー。週刊誌が取材に来る一躍脚光を浴び、親や教師も漫画家になることを賛成するようになった。人物描写力を磨くため、目をつぶって新聞で指さした記事の当事者になりきって考えるという★独特のトレーニングを編み出した。大学受験が近づくと、漫画業を一時休むことを勧められたが、★「学校は一生は行かないが、仕事は一生」と考えて、3年生で大阪市立桜宮高等学校を中退した。その後、当時の少女漫画で描かれたような「恋」や「ときめき」だけでなく、★激しい愛のあり方や、愛によって生まれる憎しみや苦しみ、道ならぬ恋愛などを描いた。それらはやがて少女漫画というジャンルを超えて、大人の女性も読む恋愛ドラマとしてその世界を広げていった。

 

・・・やっぱスゴイ人です。多くの先達を知るにつけ、自分の未熟さ、勉強不足を痛感します。追いつくことは不可能でも、少し「爪のアカ」でも吸収しましょう。