夏がくれば(1) | すくらんぶるアートヴィレッジ

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《夏の思い出》作詞:江間章子/作曲:中田喜直/1949年発表

http://chozogoya.com/hara.html

夏がくれば 思い出す はるかな尾瀬 遠い空

霧のなかに うかびくる やさしい影 野の小径

★水芭蕉の花が 咲いている 夢見て咲いている水のほとり

石楠花色に たそがれる はるかな尾瀬 遠い空

夏がくれば 思い出す はるかな尾瀬 野の旅よ

花のなかに そよそよと ゆれゆれる 浮き島よ

水芭蕉の花が 匂っている 夢みて匂っている水のほとり

まなこつぶれば なつかしい はるかな尾瀬 遠い空

 

 

《参考》俳号「芭蕉」

由来は、江戸深川に構えた庵の号を、当初は「草庵」といったが、そこに植えた芭蕉の木が立派に生長して名物となったことから弟子達がこの庵を「芭蕉庵」と呼ぶようになると、これを受けて、天和2年(1682年)、師匠は戯れに自らを「芭蕉」と号するようにもなった。このように、「芭蕉」は戯号(戯れに使う号)であるがゆえ、改まった場面で使われることはなく、そのような場面で使う主たる俳号は「桃青」であった。つまり、元来は桃青が主たる俳号で、芭蕉は別号の一つであった。桃青は、憧れの詩人であった唐の「李白」を元にした俳号であり、「梨」と「白」で「李白」と号すなら、(未熟な)自分は「桃」と「青」で「桃青」と号す、というもじりである。

 

※歳時記に掲載された俳句の季語では、★ミズバショウは夏の季語となっている。

湿地に自生し発芽直後の葉間中央から純白の仏炎苞(ぶつえんほう)と呼ばれる苞を開く。これが花に見えるが仏炎苞は葉の変形したものである。仏炎苞の中央にある円柱状の部分が小さな花が多数集まった花序(かじょ)である。開花時期は低地では4月から5月、高地では融雪後の5月から7月にかけて。葉は花の後に出る。根出状に出て立ち上がり、長さ80 cm、幅30 cmに達する。和名の「バショウ」は、芭蕉布の材料に利用されているイトバショウ(Musa liukiuensis (Matsumura) Makino)の葉に似ていることに由来する。 日本の各地に多数の群落がある。「夏の思い出」で歌われているが、実際に尾瀬沼でミズバショウが咲くのは★5月末ごろ、これは尾瀬の季節でいうと春先にあたる。江間(作詞)はミズバショウが夏の季語として歳時記に掲載されていることから夏と表現した。また二十四節気においても夏にあたる。

 

《参考》銚子市観光ショートフィルム★『夏かしい街・銚子』

http://www.city.choshi.chiba.jp/kanko/kankou-pv.html

人とのふれあいや夏祭りの光景をメインに、郷愁を感じる作品です。観光客だけでなく、銚子を離れた人たちにもふるさと銚子を思い出してもらえる内容になっています。路線バスや銚子電鉄などを利用して、のんびりした旅で起こる偶然の出会いや語らいは、自家用車での移動では体験できない旅の楽しみの一つです。関東最東端の犬吠埼は、山頂・離島を除き日本で一番早く初日の出を見ることができます。

 

 

《半夏生》

http://100nenhaiku.marukobo.com/?eid=1291435

雑節の1つで、半夏(烏柄杓)という薬草が生える頃。一説に、ハンゲショウ(カタシログサ)という草の葉が名前の通り半分白くなって化粧しているようになる頃とも。様々な地方名があり、ハゲ、ハンデ、ハゲン、ハゲッショウなどと呼ばれる。七十二候の1つ「半夏生」(はんげしょうず)から作られた暦日で、かつては夏至から数えて11日目としていたが、現在では天球上の黄経100度の点を太陽が通過する日となっている。毎年7月2日頃にあたる。この頃に降る雨を「半夏雨」(はんげあめ)と言い、大雨になることが多い。地域によっては「半夏水」(はんげみず)とも言う。

 

《参考》建仁寺「両足院」

https://ryosokuin.com/

建仁寺の塔頭寺院。通常非公開だが、初夏の半夏生の開花に合わせて特別公開が行われる。緑の葉が一部を残して白くなる半夏生の姿は、まるで花のように美しく毎年多くの観光客が訪れる。また、写経や坐禅、ヨガなどの体験も人気。

 

・・・「半夏生」という素敵な響きに誘われて、はじめて鑑賞させていただいたのが「両足院」でした。最近は、★堺市都市緑化センターで観せていただいています。

 

 

http://www.sakai-hanatebako.org/index.html

ポピアンポロシャツ追加販売&新色追加!前回、販売したポピアンポロシャツ。ポピアンと古墳の融合した"popikofun"デザインと、サラリとした涼しい生地で大好評の為、更に追加発注と新色を追加です。これまでのネイビー(紺)、デイジー(黄)に加え、ライトブルー、ライトピンク、ライトグレーの5色展開です。数やサイズに限りがあります。

 

 

・・・水色とピンクをゲットしました。

 

★汲まぬ井を娘のぞくな半夏生/池西言水(1650~1722)「浦島集」

 

 

《参考》堺大仙公園の日本庭園「平成曲水の宴」/文:谷下一玄

http://kangempai.jp/essay/2015/12tanishita.html

昭和23年、24年とつづけて柳之町「月蔵寺」で曲水の宴を催したのは半夜創始者・大野翠峰であった。翠峰風流帖によると、堺文芸史上未曾有の盛観であったと記されている。それ以後中断されていましたが、平成17年3月3日に小手調べに半夜会にて「曲水の宴」を行いました。その後、まねごとでなく本格的に「曲水の宴」を行いたいと書きましたが、半夜会でも意識が盛り上がり、平成18年3月3日に本格的に実施しました。始めはプラスチックの箱を加工して鳥形の船をつくり実施しておりましたが、★「堺市民芸術祭」俳句大会を通じ知り合いました堺の俳人達が意気投合して超結社の堺俳人クラブを結成(平成20年9月28日)してからは、堺俳人クラブの年間行事として毎年開催しております。

 

 

《堺市民芸術祭》

★俳句大会

http://www.sakai-bundanren.jp/event_page.php?eid=00120

2019年9月6日(金)受付11:00/出句〆切12:00/開会13:00

会場:フェニーチェ堺「大スタジオ」

主要団体:堺俳人クラブ (072-232-6426)

主催:堺市文化団体連絡協議会.

http://www.sakai-bundanren.jp/index.php