《堺市都市緑化センター》
590-0803堺市堺区東上野芝町1丁4-3/072-247-0310
http://www.sakai-hanatebako.org/index.html
四季折々の花と緑が一年中楽しめる植物のテーマパークです。テーマに沿った15の庭園が皆さまをお迎えします。人と自然をつなぎ、人と人をつなぎ、人と社会をつなぐをモットーに自然体験プログラムを数多く実施し幅広い年齢層の方々にご参加いただいています。植物や園芸に関する相談コーナーもあり、市民とともに育み花と緑あふれるまち、堺の創造に貢献するために取り組んでいます。堺のシンボルパーク大仙公園の南側に位置し、付近には堺市博物館、日本庭園、中央図書館、伸庵・黄梅庵などの茶室があり、周辺には仁徳天皇陵古墳や履中天皇陵古墳などの世界文化遺産・百舌鳥古墳群があります。
【井村隆】(1945~)
http://www.karakrin.com/index.html
終戦の年、大阪府堺市に生まれる。当時の堺には灌漑用の風車がいくつもあり、「あれどないしてうごいとんのやろ」と思いながら毎日眺めていた。時計、ゼンマイの自動車からはては買ってもらった自転車まで分解し、メカニズムへの興味は幼少時から顕著だった。やがて、勉強そっちのけでラジオの組立てに凝るようになる。堺市立工業高校建築科卒業後、ディスプレイの制作会社に入社。建築パースやインテリアデザインからウインドウディスプレイ、舞台装置、博覧会の企画まで幅広く手がける。退社後、本格的なカラクリンの制作活動に入り、1975年以降各地で個展を開く。大阪御堂筋ウインドフェスティバル『虫の夢飛行』の作品制作で大阪府知事賞を受賞したほか、★堺市緑化センターの花時計『フラワーフェアリー』、(株)鐘崎笹かま館シンボルタワー『夢飛行樹』、新潟県立自然科学館のシンボルタワー『生命球』、横浜子ども科学館『銀河への旅』、三鷹ジブリ美術館『スペースフィッシュ』、関西新空港三菱電機ショーウインドウの作品制作など、数多くの作品を発表。
★「ポピアン」ポロシャツ販売中
「百舌鳥・古市古墳群」世界遺産登録記念にポロシャツを★限定100着、事務所にて販売中です。S~LLまでサイズございます。2007年公募で名付けていただきましたキャラクター「ポピアン」がゆるキャラとなって、堺まつりや堺市緑化祭などのイベントに出演して緑化啓発や緑化センターのPRに活躍しています。皆さま可愛がってくださいね。
・・・限定100着ということでしたが予想以上に人気があり、8月には追加販売(色もふやして)されるそうです。よかったよかった。
・・・ポピアン・ポロシャツ、胸のポピアンは前方後円墳の形を意識してデザインしたのかな?
《参考》ポピアン(popiann)
堺市都市緑化センターのシンボルフラワー”カルフォニアポピー”から生まれた天使。ポピ:カルフォニアポピー/アン:フランス語で天使。2012「ゆるキャラグランプリ」4Ptで最下位となってしまった「ポピアン」。最下位になったことで、少し知名度上がった?その後、ゆるキャラグランプリへの参加は辞退しているようです。全国規模のイベントよりも地元地域との関わりを重視。ご当地キャラクターとしての原点に立ち返る、とのこと。
《NEWS》2017.1.9産経WESTより
「ゆるキャラ残酷物語」“大人の事情”に振り回されて…表舞台から消える一方で支援の手も
全国に数千体はいるともいわれ、さらに増え続けている「ゆるキャラ」。滋賀県彦根市の「ひこにゃん」や熊本県の「くまモン」などが全国的な人気を集める一方で、“大人の事情”に振り回されて厳しい境遇に立たされているゆるキャラも少なくない。大阪府河内長野市の植物園「府立花の文化園」のマスコットキャラ「フルル」と東京都足立区の「アダチン」は“リストラ”され、下田商工会議所青年部(静岡県下田市)の「ぺるりん」は公式の座を追われそうになる危機に陥ったことも。だが、ゆるキャラたちはそんな逆境に立たされても、いつもと変わらない愛嬌を振りまいている。
●フルルは平成12年、花の文化園開園10周年を記念して誕生した花の妖精。24年の「ゆるキャラグランプリ」にエントリーしたことで、“脚光”を浴びることになった。この大会はひこにゃんやくまモンなどを輩出し、優勝すれば全国的な人気を獲得している。ところが、フルルはエントリーが遅れたことも災いして865体中の863位という散々な結果に終わった。このときの864位が浜寺ローズカーニバル実行委員会(堺市)の★「浜寺ローズちゃん」、最下位が堺市都市緑化センター(同)の★「ポピアン」で、くしくも府内の花をモチーフとしたキャラが、ワースト3を独占した。3体の関係者はこうした結果を逆手に取って“ビリキャラ同盟”を結成。「ビリキャラサミット」を開催したり、撮影会を開催したりして知名度アップに奔走。翌25年には、テレビ朝日系の深夜番組「タモリ倶楽部」に3体そろって出演を果たすまでになった。こうした功績が認められて、フルルは26年2月「南河内農とみどりのミュージアム大使」に就任。一躍、地域の人気者となり、河内長野市内の幼稚園児や小学生らが遠足で訪れた際にはフルルが出迎えることもあった。だが昨年4月、花の文化園の指定管理者が変わったことで、フルルは同園を“卒園”。実は、府は管理するキャラが増え過ぎたために、府の鳥・モズをモチーフにした広報担当副知事「もずやん」への一本化を進めているなかでの“リストラ”になってしまった。“職”を失ったフルルは同年10月、“ビリキャラ仲間”のポピアンの誘いで堺市都市緑化センターで行われたポピアン誕生日イベントに参加。多くの親子連れらに記念写真をせがまれるほどの人気を見せつけたが、その後の活動はまったくの未定だ。同園は「訪れた方々の笑顔が忘れられない。フルルに出会える機会をなくしたことは悲しく、みなさんには申し訳ない気持ちでいっぱい。何とかフルルの『第二の人生』を見つけてあげたい」と話している。
平成19年12月に東京都足立区の文化や芸術をPRする公式キャラになった「アダチン」も、苦難の道を歩んでいる。犬のチンをモチーフにしたアダチンは翌年3月に「契約期間満了のため」に公式キャラを外された。半年ももたなかったことに、生みの親のアニメーション作家、青木純さん(35)は「(行政サイドに)気に入ってもらえなかった」と理由を説明する。青木さんによると、イベントでアダチンが近藤弥生区長(57)に握手を求めようとしたが、無視されたこともあったという。“捨て犬”となったアダチンは、地元の防災フェアやラジオ体操などのイベントに積極的に参加。その一方でグッズ類の在庫がかさみ、アダチンの“中の人”については、ボランティアスタッフに頼らざるを得ない厳しい状況が続いている。現在では、こうしたきつい境遇に立たされていることを逆手に取り、「きつキャラ」の地位を獲得。「踏まれっぱなし」の厳しい環境に耐えて前を向いているアダチンの姿に共感したファンもおり、同区内のショッピングセンターや大型衣類販売店などから出演依頼が来るまでになっている。青木さんは「今年は誕生から10年の節目。何とか着ぐるみをリニューアルしたい。再び足立区のPRキャラになるか、商業的に自立できる売れっ子にしたい」と希望を捨てていない。
平成27年に下田商工会議所青年部が誕生させた「ぺるりん」も、“大人の事情”で危機的状況に立たされた。ぺるりんは、幕末のころにペリー提督が来航した地で知られる下田の歴史にちなんだキャラクターで、ペリーの故郷、米・ニューポート生まれのペンギンの妖精という設定になっている。誕生当初こそは地元のイベントを中心に精力的な活動を展開していたが、突然、窮地に立たされた。28年6月に就任した元陸上自衛官、福井祐輔市長(69)が「偉人をちゃかしているのでは」と指摘。活動資金となる年間約150万円の補助金の再検討を示唆した。このニュースはインターネット上でホットな論争を巻き起こし、一気にぺるりんは“時のキャラ”に。福井市長は「全国的に有名になった。独り立ちするまで支援する」と態度を軟化させるまでになった。同青年部によると、危機的状況に立たされた際には「ぺるりんのために寄付をしたい」という申し出もあったほか、ぺるりんの公式テーマソング「ぺるりん音頭」を「小学校の運動会で披露したい」と小学校に招待されたこともあったという。同青年部監事の高橋弘樹さん(50)は「厳しいこともあったが、今後も人々に愛されるキャラをめざしたい。今回の騒動を好機ととらえ、下田の名を全国に広めたい」と意気込んでいる。 平成22年から始まった「ゆるキャラグランプリ」では、ひこにゃんやくまモンなど優勝したキャラは全国的な人気を集め、計り知れない経済効果を地元にもたらしている。その一方で、ゆるキャラをめぐる悲喜こもごものドラマも展開されている。
・・・ゆるキャラ「悲喜こもごも」、有名とかそうでないとか関係なく「着ぐるみ」キャラがいると、子どもたちは喜びますよね。大人も(私だけ?)。
・・・「ものづくり」にも力を注いでおられることが嬉しいですね。
・・・ほとんどの人は気が付かない、小さなコケの「前方後円墳」が、
・・・細かな配慮がうれしい、楽しい、美しい。そういう「世界遺産」であってほしいですね。