風の王国(6) | すくらんぶるアートヴィレッジ

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《大神神社》

633-8538奈良県桜井市三輪1422/0744-42-6633

http://oomiwa.or.jp/

三輪山は、奈良盆地をめぐる青垣山の中でもひときわ形の整った円錐形の山です。古来、大物主大神が鎮まる神の山として信仰され、『古事記』や『日本書紀』には、御諸山(みもろやま)、 美和山、三諸岳(みもろだけ)と記されています。高さ467メートル、周囲16キロメートル、面積350ヘクタールのお山は松・杉・檜などの大樹に覆われて、一木一草に至るまで神宿るものとして尊ばれています。特に杉は『万葉集』をはじめ、多くの歌集に詠われ「三輪の神杉」として神聖視され、後世に三輪山の杉葉で造られた杉玉が酒造りのシンボルとして酒屋の軒先に飾られるようになりました。また、山中には神霊が鎮まる岩が点在し、★磐座(いわくら)と呼ばれて信仰の対象となっています。神社の古い縁起書には頂上の磐座に大物主大神、中腹の磐座には大己貴神、麓の磐座には少彦名神が鎮まると記されています。

 

 

●摂社「磐座神社」

http://oomiwa.or.jp/keidaimap/15-iwakurajinja/

社殿がなく、神の鎮まる頑固な岩(磐座)をご神座として少彦名神(すくなひこなのかみ)をまつる。少彦名神「神農さん」とも呼ばれる薬の神様。

 

 

・・・二上山周辺で「磐」のつくところを探してみますと、

 

 

《近鉄南大阪線「磐城駅」》

639-2164奈良県葛城市長尾220-2

https://www.kintetsu.co.jp/station/station_info/station07026.html

1889年(明治22年)町村制の施行により、竹之内村、長尾村、今市村、兵家村、太田村、大畠村、八川村、木戸村が合併して葛下郡★磐城村が発足。

1897年(明治30年)所属郡を北葛城郡に変更。

1956年(昭和31年)旧當麻村と合併して當麻村が発足。同日★磐城村廃止。

http://geoshape.ex.nii.ac.jp/city/resource/29B0110016.html

 

《葛城市立磐城小学校》

639-2151奈良県葛城市南今市61/0745-48-2041

http://www.city.katsuragi.nara.jp/index.cfm/17,2947,80,html

http://www.katsuragi.ed.jp/~iwaki-syo/

 

《参考》孝女伊麻のふるさと葛城(産経新聞「なら再発見」第11回)

https://blog.goo.ne.jp/tetsuda_n/e/ae3295c87c0236316deff1fd4e86cc71

「よろずのたつときも、伊麻を見るまでの事にこそあなれ」芭蕉の手紙より

【孝女伊麻】寛永元年〈1624〉~元禄17年〈1704〉

大和国葛下郡布施の今市村(現在の奈良県葛城市南今市)に生まれ、★竹内村の庄屋・粕屋甚四郎(松雄芭蕉の門人の千里)のもとで働きながら弟と2人で父の看護に努めたといわれている。★松尾芭蕉は「吉野」の帰り、貞享5年(1688)4月12日に伊麻を訪問し、その苦労話に思わず落涙し、裳裾をぬらしたという。

 

 

《綿弓塚》639-2155葛城市竹内604

https://www.city.katsuragi.nara.jp/index.cfm/14,2702,53,215,html

松尾芭蕉が門人★苗村千里の旧里である竹内に宿泊した時に詠んだ句を記念し、1809年に建てられた句碑です。句碑の建つ庭と近くの民家を整備して休憩所とし、芭蕉の資料や司馬遼太郎氏の色紙などが置かれています。芭蕉は、1684年に竹内を訪れ、當麻寺に参詣して諸仏を拝んだと言います。その後も度々この地を訪れ、孝女伊麻にも会いました。さまざまな句を残し、中でも「綿弓や 琵琶になぐさむ 竹の奥」という俳句は有名です。

 

 

《磐船神社》

585-0013南河内郡河南町平石484番地

http://www.town.kanan.osaka.jp/kananchotte/kankogaido/terajinja/1394613439674.html

通称・拇(とが)の宮ともいい、饒速日命(にぎはやひのみこと)を祭っています。磐楠船(いわのくすふね)に当たる岩船や浪石、灯明岩などの巨岩、奇岩が並び、献灯祭などの古習を伝えています。近くに高貴寺があり、神仏習合時は寺の鎮守であった。高貴寺の大徳★慈雲尊者が葛城神道を創唱する際、本社を根本道場として「樛宮」「栂の宮」と命名したとの事である。葛城神道で十善の道を説いたとの事で、十善法話十巻を著したとされている。

 

 

・・・大きな石や岩を見ると、本当にスゴイなあと思います。