搬出 | すくらんぶるアートヴィレッジ

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・・・「主題派会員展」搬出しました。ご観覧くださいました皆様、本当にありがとうございました。さて、次は★「大作展」8/28(水)~9/1(日)於:堺市文化館です。テーマは「令和」に決定しました。さて、どんな作品が展示されるか?お楽しみに。

 

 

《参考》2019.4.3日清食品

https://www.nissin.com/jp/news/7734

新発売のご案内「カップヌードル新元号記念パッケージ」(5月1日発売)

「令和」最初の3分間はカップヌードルから。「カップヌードル 新元号記念パッケージ」を201955月1日(水)に新発売、デザインオフィスnendo (代表:佐藤オオキ氏) による限定パッケージです。

●クリエイティブディレクション:nendo (代表:佐藤 オオキ)

2002年設立。佐藤オオキ氏が代表を務め、建築、インテリア、プロダクト、グラフィックと多岐にわたってデザインを手掛けるデザインオフィス。

●デザイン:瀧亜沙子/cacdo (カクド) (代表:増田 哲)

2017年設立。nendoと株式会社電通による、デザイン起点での企業ブランディングやコンセプト立案を主領域とするビジネスデザインオフィス。

 

 

・・・さて、めでたい話ばかりではありません。

 

《NEWS》2019.5.14毎日新聞より

関根伸夫さん死去76歳★「もの派」の代表的美術家

前衛的な美術動向「もの派」の代表的作家で国際的にも活躍した美術家の関根伸夫さんが13日、居住する米国・カリフォルニア州の病院で亡くなった。76歳。体調を崩し、療養していた。埼玉県大宮市(現さいたま市)生まれ、多摩美術大大学院修了。在学中は現代美術家の斎藤義重と高松次郎に師事した。1968年、神戸須磨離宮公園で開催された現代彫刻展に「位相―大地」を出品。大地を円筒形に掘り、土を穴と同形に固めて隣に置いた作品は自然素材や工業製品をそのまま使う「もの派」の出発点になり、李禹煥さんや菅木志雄さんらと共に動向をリードした。70年のベネチア・ビエンナーレ国際美術展で日本館代表を務め、欧州に2年間滞在。帰国後、都市空間に彫刻を取り込む環境美術に力を注ぎ、代表作に東京都庁ふれあいモール「水の神殿」(91年)、東京・多磨霊園みたま堂(93年)など。近年、米国で「もの派」の回顧展や関根さんの個展が開かれ、国際的評価が高まっていた。

 

 

・・・大阪にも関根さんの作品は、いくつか設置されています。

 

【関根伸夫】(1942~2019)

埼玉県出身。1968★多摩美術大学大学院油絵研究科を卒業。斎藤義重に師事する。李禹煥や★菅木志雄らとともに「もの派」を代表する作家として知られている。68年の現代日本野外彫刻展で深さ2.7メートル、直径2.2メートルに掘られた穴と、まったく同じ高さ、直径でできた土の円柱で構成された《位相―大地》を発表。同作は「もの派」の出発点とされている(同作は2008年に行われた「多摩川アートラインプロジェクト」の一環として再制作された)。また同年には白い円筒状のスポンジの上に鉄板を乗せた《位相―スポンジ》を発表。70年に荒川修作とともにヴェネチア・ビエンナーレ日本館代表に選出され、ステンレスの柱に自然石を置く《空相》を発表した。その後2年間ヨーロッパに滞在。帰国後の73年に環境美術研究所を設立した。近年では「太陽へのレクイエム:もの派の美術」(Blum & Poe、ロサンゼルス、2012)「Tokyo 1955-1970: A New Avant-Garde」(ニューヨーク近代美術館、2012)などに参加。海外での評価も高まっていた。

 

 

・・・この作品が一番好きで、ついつい穴を通して「風景」を眺めてしまいます。

 

 

・・・着実に、時代は変わりつつあります。合掌

 

【菅木志雄】Kishio Suga(1944~)

岩手県盛岡市生まれ。1968★多摩美術大学絵画科を卒業。現在、静岡県伊東を拠点に活動。「もの派」の代表作家の一人として、68年の初個展から現在に至る50年以上のキャリアの中で、数多くの展覧会に出展、岩手県美術館、横浜美術館、千葉市美術館、広島市現代美術館等の国内の美術館等で数多く個展を開催。近年は、ヴァンジ彫刻庭園美術館にて「菅木志雄展」、東京都現代美術館にて「菅木志雄 置かれた潜在性」と国内で2つの大規模な個展が同時期に開催され大きな話題となりました。国際的にも活躍の場を広げており、ミラノのファンデーションPirelli HangarBicoccaでの展覧会をはじめスコットランド国立近代美術館でのカーラ・ブラックとの二人展、ニューヨークのDia:Chelseaでの個展と欧米の美術館において連続して展覧会を開催しています。作品は多くの国内の美術館の他、イギリスのテート・モダン、ダラス美術館、M+、グッゲンハイム・アブダビ、グレーンストーン財団、スコットランド国立美術館、ピノーコレクション、Diaファウンデーションなどにも収蔵されています。

http://www.itamuro-daikokuya.com/art/museum/

菅木志雄「倉庫美術館」は、日本を代表する現代美術作家、菅木志雄の作品を常時展示するスペースとして2008年に開館しました。倉庫のようにたくさんの作品を保管、展示したいという菅の思いと、国内外の方々にまとめて菅の作品を観ることができるスペースを作りたいという代表の室井の想いから倉庫美術館と名付けられました。倉庫美術館では1980年代から現在に至るまでの作品およそ300点が展示されています。

菅木志雄と大黒屋のつながりは、1991年に庭「天の点景」を制作と個展を開催して以降、定期的に展覧会を開催。2001年までの12年間に、2つの庭「天の点景」「間の相景」の制作と数回の新作展を開催。そして2002年からは、それまで不定期に行ってきた新作展を1年に1回、月を変えて12回(12年間)2014年1月まで12年間毎年、菅による新作展を開催してまいりました。その間に3つの庭、「空聞見石庭」「風の耕路」「集空庭」が完成。現在も大黒屋の館内外には菅の作品がいたるところに展示されています。 ぜひ大黒屋に滞在の際は倉庫美術館含め館内外の菅作品の鑑賞をお楽しみ下さい。

 

・・・こういうホテルに泊まってゆっくり「アート」に浸りたいとは思うのですが、今はまだまだ走り続けるしかないかなと。

 

【団塚栄喜】(1963~)

大分県生まれ。1988桑沢デザイン研究所卒業後、★関根伸夫氏の主宰する環境美術研究所に入社、1999アースケイプ設立。

http://www.earthscape.co.jp/

環境デザインに目覚めたのは、22歳の時、トラック運転手をしていて、首都高から見た街路樹の春の息吹に目を奪われた瞬間だと記憶しています。それ以来、日々の暮らしの中や旅先で大勢のデザインの師に出会ってきました。それは、時には温泉街を散歩中に出会った路傍の雑草だったり、そしてある時は電気の無い村でバッタリ出くわした天の川だったり。ふと上を見上げると、ふと下を向くと、ふと振返ると、彼等は僕の方を向き講義を始めます。いつも澄んだ心の目を持っていれば、森羅万象というデザインの師はアイデアのヒントをいくらでも君たちに授けてくれるはずです。

http://www2.tamabi.ac.jp/kankyou/faculty/Eiki_Danzuka/

http://bond-mag.jp/interview/4811.html

http://nikkanken.org/interview/vol3.html

 

・・・団塚さん(「産創館」壁面オブジェ)も「環境美術研究所」におられたんですね。