・・・堺・山之口商店街「玉手箱プロジェクト」にも「古墳」をプレ参考展示しています。
・・・「しゃもじ型古墳」を作りました。「GALLERYいろはに」で個展をさせていただいている時、「陶芸教室」を開いておられた方が店じまいをするとのことで、いろいろな道具類をくださいました。その中に大小様々な「しゃもじ」がたくさんありました。いつか何かに使おうと保管していたのです。
・・・紙粘土で、埴輪や勾玉も作りました。
・・・Ajuさんは堺市在住なので、ちょっと見えにくいですがBOXの中に紹介文を入れておきました。
《NEWS》2017.7.25産経WESTより
仁徳天皇陵など緻密な線画で再現、堺の女性アーティスト…百舌鳥古墳群の世界遺産候補へ魅力発信
★堺市西区在住の女性アーティスト、Aju(あじゅ)さん(28)が国内最大の前方後円墳、仁徳天皇陵古墳(同市堺区、全長486メートル)などを描いた緻密な線画が話題を呼んでいる。同古墳を含む「百舌鳥(もず)・古市古墳群」は今月末にも、世界文化遺産の国内推薦候補に決まるかどうかに注目が集まる。作品はすでに商品化されており、Ajuさんは「世界遺産に登録されれば、より魅力を増した堺の街並みを描きたい」と意気込む。約40センチ四方の画用紙に0・05ミリという細いサインペンで、仁徳天皇陵古墳や履中(りちゅう)天皇陵古墳を中心に百舌鳥古墳群と周辺の住宅、公園などの街並みを忠実に描いていく。7月中旬、堺市西区の自宅。休み休みとはいえ、下描きもなく数時間で描いていくAjuさんの表情は真剣そのものだ。作品には気球も浮かんでいる。「世界遺産に登録され、たくさんの人が堺を訪れ、気球に乗って観光できたらという思いを込めた」とAjuさん。今月末に市内で開かれるイベントでは、2日間かけて2畳ほどのキャンバスに堺の街並みを描く予定で、「これはその練習です」と笑った。大阪市出身。幼いころから授業に集中できないなど「他人とは違うな」と感じていた。大阪教育大夜間部の大学3年のとき、対人コミュニケーションが困難で、限定された行動、興味、反復行動がある「自閉症スペクトラム」と診断された。「自分が悪いのではなかった。特性がそうさせていた」と少し安心した。そんなころ、受診を勧めてくれた大学の恩師からスケッチブックを渡されたことがきっかけになって線画に触れるようになり、堺市の恩師宅に移り住んだ。絵を専門的に学んだことはなかったが、薬の副作用が激しいときには、忠実に再現した電車や飛行機、ビルの絵をスケッチブックに描いた。一心不乱に絵に向き合っているときだけ、つらいことを忘れられたという。約2年前、描きためた作品を見てもらおうと市内で個展を開いたのを機に、市消防局のポスター作成を依頼された。古墳に守られるように広がる堺の街並みを70時間近くかけて描き上げた。それ以来、歴史・文化資源が息づく地元の景観を描くようになった。地域活性化を目指す市民団体「Omoroiさかい」の藤岡雅人さん(56)の目にとまり、Ajuさんの線画をデザインした手ぬぐいやシャツなどに商品化した。藤岡さんは「堺の象徴である古墳が描かれていて好評」と話す。今後は「油絵にも挑戦したい」というAjuさん。「堺の街並みを描いてみて、古墳の形の美しさ、堺の魅力に改めて気付いた。この絵から、堺の魅力がより多くの人に伝わればうれしい」と笑顔で話した。
・・・素晴らしい作品です。手ぬぐいやTシャツ、スカーフなどにプリントされていますので、ぜひゲットしてください。