●「アートでつむぐ、5つのストーリー=5人の市民キュレーターによる、大阪府20世紀美術コレクション展=」
2014年8月19日(火)~30日(土)
アートや美術館に関心を持つ5名の一般の方々が市民キュレーターとなって、大阪府所蔵のモダンアート作品(大阪府20世紀美術コレクション)による展覧会を作りました。美術作品とのつき合い方は、見る人の数だけあります。作品もまた、誰がどう向き合うかで、それぞれ異なる顔を見せてくれます。様々な立場や経歴の“市民キュレーター”が作るこの展覧会で、モダンアートの新しい魅力を見つけてみませんか?
《参考》「平成26年8月豪雨」被害状況(2014年8月)
https://www.ajiko.co.jp/news_detail/?id=12512
「平成26年8月豪雨」とは、2014年(平成26年)7月30日から8月26日にかけて、台風12号、11号および前線と暖湿流により日本の広範囲で発生した豪雨について、気象庁が定めた名称。この豪雨は、京都府福知山市に大規模な洪水被害をもたらし、兵庫県丹波市や広島県広島市に大規模な土砂災害をもたらした。前線や暖湿流により大気が不安定で大雨が起こりやすい状況は、発表時の8月22日時点も継続していた。
8月19日からの大雨により、広島市内で土砂崩れが相次いで発生し、多数の住家被害とともに、多くの尊い命が奪われました。お亡くなりになられた方に対し謹んで哀悼の意を表します。
・・・enocoのことを振り返りながら、過去の豪雨被害についても記憶が呼び覚まされました。
★常設展示enoco館内展示「enocoセレクション」
http://www.enokojima-art.jp/collection/enoco1f.html
大阪府立江之子島文化芸術創造センター[enoco]では、ご来館いただいた皆様に「大阪府20世紀美術コレクション」をより身近に楽しんでいただけるよう、「エノコジマ・セレクション」と題し、毎回2点から4点と少ない数ではありますが、エントランスにてコレクションを展示しています。ご来館の際には是非ご覧ください。
★ライブラリー
http://www.enokojima-art.jp/floorguide/library.html
アート関連の書籍・雑誌・図録等を集めたライブラリーです。当ライブラリーには、2012年3月末に閉館した大阪府立現代美術センターや、アートインフォメーション&サポートセンター★「中之島4117」から引き継いだ書籍や雑誌などもあり、他の書籍類と同様、ご自由に閲覧していただけます。
※「中之島4117」では、大阪市内を中心としたアート情報の提供や、アートマネジメントや文化施策関連書籍のライブラリーを設置するほか、アート活動に関する相談事業等を行っていました。閉館にあたり、所有していた書籍等が今後も広く府民市民のために活用されることを希望されていたため、江之子島文化芸術創造センターが引き継ぐことになりました。
《参考》「中之島4117」2010.7.15梅田経済新聞より
大阪市が中心となって設立された芸術創造活動支援事業実行委員会は7月1日、中之島にアートインフォメーション&サポートセンター「中之島4117」瑛長ビル(大阪市北区中之島4、06-6445-8577)を開設した。市が芸術系NPOと協働で2006年より取り組んできた「芸術系NPO支援育成事業」のノウハウを引き継いで、市の直轄として開設した同施設。同事業では、芸術系NPOの立ち上げを考えている芸術家や市民に対し相談や情報提供を行い、NPO運営やイベント運営のノウハウを伝えるほか、広くアート好きな人を対象に情報を提供する。約20坪の施設内には、大阪市内を中心に関西、全国のアートイベント情報を集積。「市民からの声で、自身の活動の情報を送ったり情報を収集したりしていた雑誌の休刊が相次ぎ困っていると聞いた。ネットを活用できない世代もいるので、目に見える形の情報コーナーを作った」(事務局長の中西美穂さん)といい、アート情報を提供すると同時に個展情報の持ち込みなども受け付け告知に協力する。ライブラリーコーナーには学術書、アートマネジメント関連書籍、文化施設関連書籍、1980~90年代のアート関連書籍をそろえる。企業のメセナレポートや報告書など、書店などにはあまり無い文献も扱う。「プレゼンの参考などに利用してもらえれば」。公募情報なども扱う。相談事業では「どこで展覧会を開けばいいか」「グループ展の広報になったが何からすればいいかわからない」「助成金申請書の書き方がわからない」「リタイアした後、アート系のボランティアをしたい」などの相談にも乗る。「最近見た展覧会と同じ時代の絵画展はどこで開いているのか」などの質問や、観光客からの「情報誌に載っていない小さなアートスポットを教えてほしい」などの質問にも答えているとも。相談無料。予約優先。8月以降は、「こどもとアートについて考えるプログラム」「アートボランティア入門講座(仮)」「アートマネジメント講座」など、継続する講座の実施を予定する。中西さんは「講座を開いたり、ボランティアが集まる場を提供したい。集まった人同士が交流してもらえれば。一人でも気軽に寄れる雰囲気にしたい」。チーフの渡邉智穂さんは「講座によって自立して活動できるような人材を育てていきたい」とも。開場時間は、水曜~金曜=11時~19時、土曜・日曜・祝日=11時~17時、月曜・火曜・年末年始休業。利用無料。
※2012年3月24日で中之島4117は終わりです。短いあいだでしたが、部分的に江の子島に引き継がれます。草間彌生展にいらしたら、是非4117に立ち寄ってお帰り下さい。徒歩20秒です!国立国際美術館南側、★graf bld.の西隣。
・・・隣の「グラフビル」がちょっと気になって、寄り道です。
《graf bld.(グラフビル)》
graf bld.の最終営業日:2012年10月28日(日)
新オフィス、ショップの業務開始日:2012年11月10日(土)
この度、私たちはこれまで活動の拠点としてきたgraf bld.(グラフビル)を離れ新しいスペースへと移転をすることに致しました。今日までこのビルを通じ活動を応援してくださった全ての皆さまにスタッフ一同、深く感謝申し上げます。このビルを舞台に繰り広げられたたくさんの出来事とその思い出を振り返りながら、いま私たちは、コミュニケーションから生まれる新しい創造のためのかたちを見据えています。それはこれからの活動の基盤となる新たな仕組み、とも言うことができます。人との出会いが、新しい関係性や活動へと発展していく有機的な環境と、そこから見えてくる新しい地平。私たちはこれまで得た経験を胸に秘めながら新たな一歩を踏み出します。ビルでの活動12年目をひとつの節目として次に向かうgrafに、どうぞ今後とも皆さまからの変わらぬご声援のほど、よろしくお願い申し上げます。
【graf/decorative mode no.3】
530-0005大阪市北区中之島4-1-9graf studio/06–6459–2082
わたしたちは、「ものづくり」を通して、「暮らしを豊かにする」ことを目指すクリエイティブユニットです。大阪の中之島と豊中を拠点に、家具の製造・販売、グラフィックデザイン、スペースデザイン、プロダクトデザイン、カフェの運営や食や音楽のイベント運営など、さまざまな手法を使って「暮らし」にまつわるあらゆる事柄に取り組んでいます。わたしたちの「暮らし」は、家はもちろん、住まいの骨子となるテーブルや椅子などの家具や道具、部屋に彩りをあたえるアートや植物など、数え切れない要素の中に成り立っています。異なる専門分野があつまり協働し活動することは、わたしたちgrafの活動の原点です。私たちの活動は一見すると複雑ですが、「暮らし」のことを顧みると、1つの視点からではなく多視点で考えることは、実はとてもシンプルなカタチなのかもしれません。「graf」という名前は、★「自分たちで時代を測る」という信念のもとに名付けました。常に変化していく「暮らし」の中で、驚きや発見に胸を踊らせ、新しい価値を模索しみなさんへ提案していきます。
【服部滋樹】graf代表、クリエイティブディレクター
http://www.graf-d3.com/about/staff/
1970年生まれ、大阪府出身。graf 代表、クリエイティブディレクター、デザイナー。美大で彫刻を学んだ後、インテリアショップ、デザイン会社勤務を経て、1998年にインテリアショップで出会った友人たちとgrafを立ち上げる。建築、インテリアなどに関わるデザインや、ブランディングディレクションなどを手掛け、近年では地域再生などの社会活動にもその能力を発揮している。★京都造形芸術大学芸術学部情報デザイン学科教授。
・・・大切にしているデュシャンTシャツも「graf」製です。
★マルセル・デュシャンと20世紀美術
2004年11月3日~12月19日/於:国立国際美術館(杮落し)