・・・またまた台風がやってきます。30日、台風24号は、明け方にかけて奄美、朝にかけて九州南部にかなり接近する見込みです。雨雲が長時間かかるため大雨のおそれがあります。土砂災害・暴風・高波に警戒してください。台風は、30日に西日本、夜からは東日本や東北に接近する可能性があります。西日本から北日本も大雨となる見込みです。また、猛烈な風や非常に強い風が広い範囲で吹き、特に紀伊半島から東北南部では記録的な暴風が吹くおそれがあります。
前回の台風21号では自宅の損壊はなかったものの、一日半ほど「停電」が長引き、「群展」の搬入で家を出た時はまだ解消されていませんでした。そんなこともあって、いろいろ考えさせられました。(勉強になりました)
《停電》2018.9.8読売ニュースより
http://www.kepco.co.jp/energy_supply/supply/teiden-info/
関西電力 によると、 台風21号 の影響による管内の停電戸数は8日午後1時現在、約4万3900戸となった。このうち約3万1000戸は、倒木や土砂崩れなどの影響で現地調査ができず、復旧の見通しは立っていないという。長期化が予想されるのは、和歌山県が印南町や紀の川市などで約2万戸、京都府が京都市などで約5000戸、大阪府が泉佐野市などで約2400戸、奈良県が約2000戸、滋賀県が約1200戸、兵庫県が約200戸となっている。このほかの地域の停電は、数日中に解消される見込みだ。一方、 世耕経済産業相 は8日午前、大阪市の関電本社を訪れ、 岩根茂樹 社長と意見交換した。岩根社長は「広範囲にわたる長期間の停電で多大なご迷惑をかけ、申し訳ない」と陳謝し、 世耕経産相 は「電気がなくて生活に困っている人がいる。できるだけ早い復旧をめざし、全力を尽くしてほしい」と求めた。
https://matome.naver.jp/odai/2153623511932372601
《キャンドルの形状》
http://otarucandle.com/blog/?page_id=27
・・・我が家では、予想以上に「停電」が長引きましたので、まずは「懐中電灯」ですが、長時間の灯りとしては「蝋燭」が必要です。墓参り用に「線香と蝋燭」が準備してありますので、こういう時に役立ちます。もちろん、災害時用「蝋燭」もいっしょに置いてあります。しかし今回便利だったのが、
《ティーライト・キャンドル》
http://profitable-price.info/candle-comparison
一般に「ティーライト」と呼ばれるキャンドルの多くは★アルミカップに入っていて、あかりは透過されません。また、★炎が小さめに設計されています。名前からも分かるように、もともとはティーポットウォーマーで紅茶をあたためるために作られており、★“少しずつあたためる”ことが目的だからです。
・・・安かったので★アロマ用に「ティーライト」を大量に買い込んであったのです。これだと倒れる心配もなく、燭台やお皿は必要ありません。炎が小さいので明るさという点では弱いのですが、食事程度ならとても雰囲気があってホッコリしました。また、日常から★ガラス製プリンカップは小物入れ等に活用していますから、それに入れてるとさらに安心で移動も楽です。そして、発見したのが凸凹のあるガラスコップは、光が乱反射「拡散」して明るいし美しいということがわかりました。
《参考》一人用鍋「固形燃料」
https://www.hotpepper.jp/mesitsu/entry/nananatsubaki/17-00058
ひとり用鍋を音もなく温め、人間が飲んでしゃべっているうちに静かにその仕事を完遂、気がつけばぐつぐつアツアツの鍋が完成する。今では旅館だけなく、居酒屋さんなどの飲食店でも普通に見られるようになりました。
・・・自宅のリフォームにあわせて「オール電化」に改造しましたが、停電するといろいろ不便だということを学びました。食事(料理)に関しては、カセットコンロがありましたので、とても助かりました。この機会にいろいろなカセットコンロがあることも知りました。「満身創痍」だからこそ、「満身創意工夫」することが重要である。のではなかろうかと、思っているわけです。「クソの役にも立たないアート」であろうとも。
《NEWS1》2018.9.4産経新聞より
高潮に備え、3大水門と府道の鉄扉を閉鎖
台風21号の接近に伴い大阪湾の沿岸部で高潮の発生が予想されるとして、大阪府は4日午前、大阪市西区★安治川(あじがわ)水門、同市大正区★木津川(きづがわ)水門と★尻無川(しりなしがわ)水門を閉鎖した。同府岸和田市木材町の府道交差点と同府貝塚市の市道交差点の★鉄扉も閉鎖した。付近住民に注意を呼びかけている。
《NEWS2》2018.9.10産経WESTより
140年に1度の高潮、大阪湾3メートル超/京大チーム解析
京都大防災研究所の森信人准教授(沿岸災害)らのチームが、観測データを基に台風21号通過時の大阪湾周辺や近海の最大潮位を解析した地図を作製し、公開している。大阪市から兵庫県西宮市周辺にかけ潮位3メートルを超えたことが判明し、「140年に1度のレベルの高潮」としている。大阪湾、紀伊水道などで気象庁が観測した風向、風速、気圧などのデータを分析。台風21号が通過していった際の潮位の変動を算出し、地図に色付けした。森准教授は、(1)非常に強い風が海水を海岸に吹き寄せた(2)室戸岬から淡路島、神戸市を通るコース(3)速度を上げて接近し、さらに風を強めた-の3条件が重なり記録的な高潮になったと説明。★「大阪の市街地で、堤防で囲まれた地域の高潮被害がなかったのは、(昭和36年の)第2室戸台風クラスを想定し防潮設備を整えたことが要因の一つ」とみている。過去60年の気候状況を100回繰り返すシミュレーションで、第2室戸台風クラスの高潮は、140年に1度出現することが判明。今回の台風では大阪港で3・29メートルを記録し、過去最大だった第2室戸台風時の2・93メートルを上回った。森准教授らは、気候変動が深刻化した場合も想定しシミュレーション。今よりも平均気温が4度上昇すると、140年に1度が40年に1度のレベルになる恐れがあると警鐘を鳴らす。「『一生に一度』あるかないかの災害を何度も見ることになるかもしれない。リスクを十分に考慮して対策を進める必要がある」と指摘した。
《津波・高潮ステーション》
550-0006大阪市西区江之子島2-1-64/06-6541-7799
http://www.pref.osaka.lg.jp/nishiosaka/tsunami/tsuna-about.html
大阪府西大阪治水事務所が所管する防潮堤や水門の津波・高潮防ぎょ施設の一元管理を行う「防災棟」と、府民の防災意識の向上を目的とした「展示棟」を併せ持つ施設です。「展示棟」はかつて大阪を襲った高潮や、近い将来必ず大阪を襲うと言われている東南海・南海地震と津波についての正しい知識を習得していただくとともに、地震、津波発生時の対応などを学べる、広く開かれた施設です。”見て、聞いて、触って”楽しく学び、災害への備えの大切さを心に刻んでください。
・・・今回の台風においても、「水門」が効果をあげてくれることでしょう。