京都女子大学 | すくらんぶるアートヴィレッジ

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・・・「京女」前にそびえる「六遊郭」灯籠の寄進にあたっても平瀬露香さんが深くかかわっていたに違いありません。さて、ここに来たからには、「京女」を紹介しないで帰るわけにはいきません。(再掲含む) 

 

《京都女子大学》 

605-8501京都市東山区今熊野北日吉町35/075-531-7030 

http://www.kyoto-wu.ac.jp/

http://www.kyoto-wu.ac.jp/student/campus/map/index.html

●B.C校舎正門 

本学最大規模のB校舎、最も多くの講義室が集まるC校舎へと続く正門。隣には、建学記念館として再建された★「錦華殿」があります。 

 

 

●建学記念館「錦華殿」 

605-8501京都市東山区今熊野北日吉町52番地9、外 

京都女子大学の創設に尽力した大谷籌子裏方の新居を1920年に移築した建物で、2000年に大学のシンボルとして再建。 

《参考》学校法人「京都女子学園」 

http://www.kyoto-wu.ac.jp/gakuen/rinen/index.html

京都女子大学の創始は明治32年(1899)、甲斐和里子が松田甚左衛門の助力を得て設立した私塾にさかのぼります。以来、仏教精神に根ざした建学の理念のもと、女性の地位向上と教育に力を注いできた京都女子大学。その歴史を見つめつづけてきた、「錦華殿」とよばれる一つの建物がありました。円形のバルコニーが特徴のこの建物は、明治31年、西本願寺第22代門主・大谷光瑞師と籌子裏方の新居として建てられた、フランス様式の洋館。女子高等教育の必要性を痛感されていた籌子裏方は、光瑞門主の妹、九條武子西本願寺仏教婦人会連合本部長と、この「錦華殿」において女子大学設立構想をふくらませ、実現に向けての活動をはじめました。そして、明治43年(1910)、仏教婦人会の援助を受けた私塾「文中女学校」は、「京都高等女学校」として新たな歴史を刻むことになり、籌子裏方、武子本部長、和里子女史の情熱は、京都女子大学の前身である「京都女子高等専門学校」の設立によって実を結びます。その後、「錦華殿」は大正9年(1920)に現在のキャンパスに移築され、学園の建学記念館として、数多くの在学生に愛されてきましたが、昭和56年(1981)、老朽化のために残念ながら解体せざるを得ませんでした。この消失を憂いた同窓生の「建学の精神の拠り所として、永く後世に伝えたい」との熱意により、「錦華殿」の復興計画が進められ、同窓会、京都女子学園維持会、卒業生、保護者、教職員等、有縁の方々からの建築資金の寄付を受けて、平成12年(2000)に再建(復元)、往時の麗容を鮮やかに蘇らせました。再建にあたっては、出来る限り忠実に再現するため、解体時に保存した手すりや装飾部材などを積極的に再利用し、カーテン、天井クロスなどは、原型に近い風合いと色彩を再現しています。また、耐震性・耐火性に配慮し、鉄筋コンクリート造としました。「錦華殿」は100年間に及ぶ本学園の歴史と伝統を語り、そして在学生一人ひとりの輝かしい未来をこれからも見守りつづけていきます。

 

 

●新図書館 

http://www.kyoto-wu.ac.jp/student/library/construction/index.html

http://www.kyoto-wu.ac.jp/daigaku/topics/library_2017.html

約86万冊の図書が収蔵される「知恵の蔵」と、学生が主体的に学ぶ空間「交流の床」、北側の「知恵の蔵」と南側の「交流の床」の間に、キャンパス全体をつなぐ★「京女坂」と、サークルのイベントなどにも活用できるスペース「坂中のひろば」ができました。

 

《参考》「新建築」2018年3月号 

https://shinkenchiku-db.com/20180310/

★京都女子大学図書館/設計:佐藤総合計画 、デザインアーキテクト:安田アトリエ/施工:鹿島建設  

https://www.kajima.co.jp/project/works/detail/201702kjcl.html

http://www.yasudaatelier.com/architect/archi_16_01.html

https://www.landscape-plus.co.jp/works

http://846-photo.com/archives/portfolio/kyoto-wu-ac-library/

https://www.kanebako-se.co.jp/works/index/kyojo.html

 

 

・・・「京女」キャンパスにも「女坂」ができた、おもしろいですね。

 

 

・・・女子大なので、ちょっと遠慮がちに見学させていただきました。

 

 

《天台宗「香雪院」東山聖天尊》 

605-0927京都市東山区上馬町449渋谷通東大路通東入る/075-561-0948 

https://kyotofukoh.jp/report1067.html

「妙法院」塔頭で、現在は天台宗の尼寺です。山号は宝山(ほうざん)で、聖天尊(歓喜天)を本尊として祀られています。もとは、江戸時代初期に妙法院23世・尭恭親王が、妙法院の丑寅の方角にあたるこの地に、持仏の聖天尊を安置するため庵を結ばれたことに始まるそうです。妙法院南側にある「豊国廟参道」碑から参道をはさみ、南側に「東山聖天参道香雪院」という道標が昭和27年(1972)7月に建てられています。

 

 

・・・坂道を下りますので、さほど疲れずに帰路につきました。