《大阪市パノラマ地図》
http://tois.nichibun.ac.jp/chizu/santoshi_2431.html
内容年代(和暦):大正12
作成主体又は絵師:美濃部政治郎(大阪、著作者)
内容年代(西暦):1923
版本者: 日下伊兵衛(大阪、印刷兼発行者)、日下わらじ屋(大阪、発行所)
成立年代(和暦):大正13 旧蔵: 不明
成立年代(西暦):1924 現所蔵: 国際日本文化研究センター
備考:大正12年12月28日印刷、大正13年1月5日発行
・・・前々から欲しかったんです、とうとう手に入れました。こんな素晴らしい地図もっともっと作成してほしいものです。一般に知られている「鳥瞰地図」とは、ちょっと違いますよねえ。さて「なにわ歴博」にやって来ました。
《大阪歴史博物館》
540-0008大阪市中央区大手前4-1-32/06-6946-5728
http://www.mus-his.city.osaka.jp/
平成13年(2001)11月3日開館。大阪市の「難波宮跡と大阪城公園の連続一体化構想」の一環として、大阪市中央体育館跡地に移転となったNHK大阪放送局の新放送会館との複合施設として、大阪市と日本放送協会との共同で建設されました。大阪歴史博物館は、「大阪市立新博物館」と「考古資料センター」双方の構想を統合して建設されました。大阪歴史博物館シンボルマークは、大阪市立デザイン教育研究所★デザイン学科のみなさんにお願いしたものです。考案された81作品の中から最優秀作品が選ばれました。考案者のデザイン学科1年(当時)の梶紘子さんによれば、「建物の外観に特徴があったので、それをモチーフにし、大阪城の石垣をイメージして菱形をバックに置いた」とのことでした。シンボルマークは古代難波宮から近代「大大阪」まで1350年を超える「都市おおさか」の歴史を体感できる大阪歴史博物館にふさわしい、シンプルでイメージしやすいものになりました。今後とも、みなさんに親しんでいただけますようお願いいたします。
《参考》「大阪市立デザイン教育研究所」
545-0004大阪市阿倍野区文の里1-7-48/06-6624-2512
大正12年(1923)、先見の明をもって大阪市は★「大阪市立工芸学校」を設立しました。その後、エレクトロニクスを中心とした技術革新の著しい進展により、産業界のみならず社会全般が大きく変容するなかで、昭和63年(1988)高等学校の造形教育との一貫性、継続性を持ちデザイン・造形教育をいっそう深く充実させるための修業年限2年の専門教育機関として「大阪市立デザイン教育研究所」を開設。2005年よりビジュアル・プロダクト・スペース各分野を融合したPBL (Project Based Learning) デザイン教育の推進によりクリエイティブ関連企業への就職率は90%を超えています。
★9階/中世近世フロア探検!水都の町並みぐるっとめぐり「船場の町並み」
http://www.mus-his.city.osaka.jp/news/zyousetu/9f.html
船場の町並のジオラマは明治19年(1886)の愛日学区★「建家取調図面帳」より平面図を作成。会場には★片岡愛之助さん演じる船場の浪花屋の若旦那のビデオ解説が流れています。20分の1スケールのジオラマには230体ほどの人物・犬・猫・烏に猿までいます。懐徳堂は医者の邸宅の一画を借りて運営されていました。その医者が飼っていた猿が悪戯をして困っているという記録が残っていたので庭木に猿を登場させています。大坂の商業の中心船場は、人々の暮らしの場でもありました。このジオラマは、安政年間(1854〜1860)の船場北端部、淀屋橋にほど近い★梶木町と尼崎町1丁目の春の情景を復元してあります。富裕な両替商が多い地域ですが、裏長屋に暮らす人々もいました。鴻池・三井に次ぐ両替商「千草屋」の屋敷、平瀬露香は七代目。
・・・ジオラマのどこかに、きっと「露香」さんがいるに違いないとめを凝らすのですが、わかりません。
・・・これぞジオラマの醍醐味、CGなんてクソクラエです。あ~持って帰りたいぐらいです。
《参考》マクロレンズでジオラマを撮ってみよう「大阪歴史博物館」