関大(2) | すくらんぶるアートヴィレッジ

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・・・「研修会」まで時間がありますので、先に「博物館」を見学します。

 

 

《関西大学博物館》 

564-0073吹田市山手町3-3-35関西大学千里山キャンパス簡文館内 

http://www.kansai-u.ac.jp/Museum/index.html

本博物館は、平成6年(1994)4月に博物館法の「博物館相当施設」として開設されました。前身である考古学等資料室は、昭和29年(1954)う月、故★末永雅雄名誉教授により開設され、以来、元毎日新聞社社長★本山彦一氏のコレクションを本学に移管するなど、段階的な充実を図ってきました。考古学、歴史学、民俗学、美術・工芸史学などの分野における重要文化財16点、重要美術品12点を含む膨大な資料を収集・展示し、常設展示と春季の企画展を開催するほか、公開講座などを行っています。さらに社会貢献活動の一環として、地域の子供たちに施設を開放し、体験型の事業を実施する「キッズミュージアム」(旧称「なんでも相談会」)を夏休みに開催しています。また、平成17年度からは、研究事業として「なにわ・大阪文化遺産学研究センター」が、「文部科学省私立大学学術高度化推進事業、オープン・リサーチ・センター整備事業」に採択され、調査・研究に取り組み大きな成果を生んでいます。平成19年(2007)7月、本博物館を含む建造物である「関西大学簡文館」が、大学図書館建築として代表的なものの一つであること、昭和42(1967)年に文化勲章を受章した建築家★村野藤吾氏の作品であることなどを理由に、「登録有形文化財(建造物)」として文化財登録原簿に登録されました。また、平成20(2008)年3月には、故★網干善教名誉教授が本学学生を率いて携わった高松塚古墳壁画の発見を顕彰して、原寸大の美術陶板で石室内部を再現した高松塚古墳壁画再現展示室が簡文館前に設置されました。

 

 

《年史資料展示室「宮原知子選手」特別展》(第2期展) 

2018年5月19日(土)~7月25日(水)
関西大学博物館常設展示室内特設コーナー(簡文館2階) 

http://www.kansai-u.ac.jp/nenshi/news/detail.php?cd=174

2018年2月に開催された平昌オリンピック女子フィギュアスケートシングルで自己ベスト記録を更新して4位に入賞した宮原知子選手の特別展「勇気と笑顔と感動をありがとう!宮原知子選手」(第2期展)が5月19日から関西大学博物館常設展示室内の特設コーナーで始まりました。翌5月20日には関西大学教育後援会総会に出席されたご父母が、総会行事終了後、多数博物館に来館され、総数1245人の方が熱心に展示をご覧くださいました。美しいコスチュームに対する賞賛やオリンピックの演技に関する感想の声などが至る所で聞かれました。大型の展示ケースの中には、宮原選手が試合で着用したコスチューム(5着)やスケート靴、平昌オリンピックの入賞賞状、選手IDカード、さらには宮原選手がオリンピック選手村で入手したピンバッジのコレクションやグランプリシリーズをはじめとする演技中の写真、2018年世界選手権大会の銅メダルなどが展示されています。一方、縦型のケースには、宮原選手が平昌オリンピックへの出場権を獲得した2017年全日本選手権大会の優勝トロフィーと金メダル、コスチューム(1着)などが収められています。特別展では、普段は目にすることのできない貴重な品々を展示していますのでぜひ、ご来館ください。 

  

・・・これだけでも、関大博物館に行く価値はあるのですが、今回はさらに「研修会」ということで、願ったり叶ったりです。

 

 

《博物館実習実践研修会を開催します》 

http://www.kansai-u.ac.jp/Museum/info/detail.php?i=263

「関西大学博物館」は、平成6年4月に開館いたしました。その前身の考古学等資料室の時代から、所蔵する現物資料を使った学芸員の養成に力を注いでおり、50年以上の伝統をもつ本学博物館学課程のプログラムでは、資料に向き合う姿勢を大切にして、伝統と先取性のバランスを保った授業を行っています。今年度も本館の大きな特徴である学芸員養成機関としての取り組みを拡大し、資料の取り扱いを実践的に学ぶ研修会を開催いたします。博物館資料の取り扱いについて興味・関心を持たれている方、学芸員を希望する学生、研究職・専門職・教育職等に従事されている方など、積極的なご参加をお待ちしています。

 

 

★第1回:表装研修 

2018年6月14日(木)13:00~14:30/講師★藤枝宏治氏 

学芸員が日頃取り扱っている作品「掛軸、巻子、額、屏風」等で、修理を必要とする判断基準や、傷んだ原因を考え、どんな材料を使い、どのように修復し表装していくかということを、表装屋の立場から話をする。額、屏風の構造、修復や表装に使う材料等も紹介。 

http://www.kansai-u.ac.jp/Museum/info/detail.php?i=265

第1回目の表装研修は、作家の新作表装、美術館・博物館の作品や指定文化財の修復等を手掛ける藤枝宏治氏を講師にお迎えしました。屏風や掛け軸などの表装を仕立てるための材料や手順、その作品の状態に適した修復方法について、画像をみながら学びました。講義を受けた後は、実際に掛け軸などを用いて、修復を必要とする資料とはどのようなものか、それをどうやって補修していくのかを具体的な事例を交えながら解説いただきました。藤枝氏から熟練した技術・手法について説明をうけると聴講者は熱心に聞き入っており、沢山の質問もあがっていました。

 

 

・・・「田能村直入」の美人画を間近で観れてラッキー、しかも裏まで。藤枝さんのお店「藤枝春月」は「上六」にあるそうなので、一度行ってみたいと思います。本当に、いろいろ勉強になりました、ありがとうございました。