カエル・カフェ(1) | すくらんぶるアートヴィレッジ

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・・・ギャラリー巡り「パープルライン」の合間に、気になるカフェに寄り道することにしました。 

 

《地下鉄★堺筋線「扇町」》 

元は西成郡川崎村・北野村・本庄村の各一部。1897年(明治30)に大阪市に編入され、1924年(大正13)に北扇町・東扇町・西扇町・南扇町の4町が起立。町名は天満堀川に掛かっていた★扇橋に由来する。1978年(昭和53年)に周辺との町界変更を伴って扇町・南扇町の2町に集約された。1882年(明治15)から1920年(大正9)まで大阪刑務所(堀川監獄・大阪監獄署)が設置されていた。跡地は1923年(大正12)に★扇町公園として整備されている。

 

 

《夫婦橋地蔵尊再建記》 

当地蔵尊は、高速道路下及び周辺道路の美化工事に伴い、約一年間「九品寺」に丁重に保管して頂いたが、今般工事完成に依り改めて此の地に、お堂を再建するに至った。再建に当たっては、天四南新興町会・役員の熱意と全会員の真心のこもった貴い浄財に依り全てを賄う事が出来、旧に倍する立派なお堂が完成した。天北の地蔵尊は嘗て雪本氏の祀られたものであったが、氏の移転に伴い昭和六十二年正式に天四南新興町会の地蔵尊として安置され「夫婦橋地蔵尊」と名付けられた。地蔵尊は、古来より安産子育ての御佛として知られているが、夫婦橋地蔵尊は、加えて夫婦円満・良縁成就・家内安全・交通安全の守本尊として末永く祈願詔衆をお守り下さる事であろう。合掌 

昭和六十三年八月二十四日/天神橋四丁目南新興町会「夫婦橋地蔵尊」お堂建立実行委員会 

 

《夫婦橋》 

http://www.city.osaka.lg.jp/kita/page/0000000914.html

日本一長い商店街としてその名を全国に知られる「天神橋筋商店街」。そのほぼ中間に位置しているのが「夫婦橋」です。橋とはいいながら下を川が流れているわけではありません。阪神高速が頭上を東西に走り、その下を人と自転車が行き交っています。誰がこの場所に橋がかかっていたと想像できるでしょうか。現天神橋四丁目が大坂の歴史に登場するのは、近世初頭に出版された大坂三郷町絵図に町名が記されたことに始まります。その時の町名が「夫婦町(みょうとまち)」。明暦元年(1655)の出版です。この町名は、近くにふたつの池があったことに由来します。この池の名が★「夫婦池」でした。おそらくこの池は★天満堀川につながっており、大都市大坂にとって重要な運河であったことは想像に難くないところです。さらに天神橋筋の北への延長によって橋がかけられるようになったことは自明のことでしょう。夫婦池に夫婦町、そしてそこにかかった夫婦橋。なんてロマンチックな名でしょう。さて、この夫婦橋。今は全く橋の姿はとどめていません。当然のように以前の橋は、木橋でだったでしょう。その姿を求めて資料を当たっていると、天神橋四丁目にある★「大清堂」の浪花名物「岩おこし」の包装紙にその姿を見つけることができました。明治20年創業というから、まだ木の夫婦橋がかかっていたころのものです。以後、近代化の波はこの橋をコンクリート化しました。特に天神橋六丁目に阪急電車が乗り入れ、ターミナル化(1929)したことにより格段に人をこの商店街に呼ぶこととなり、交通網の発達によってただの横断歩道へと姿を変えてしまったのです。しかし、そこは浪花の底力。この夫婦橋を復興してしまいました。平成12年、地元商店街の有志が集まり、歩道の両側に欄干や橋柱灯を新調し「平成の夫婦橋」にしつらえたのです。幹線道路によって分断されがちな商店街の人の波を新しい橋がつないでいるのです。まさに橋は町と町、人と人をつなぐ掛け橋なのです。その心意気を新夫婦橋にみることができます。(大阪くらしの今昔館学芸員:明珍健二) 

 

 

《「粟おこし」夫婦橋大清堂》天神橋筋商店街 

扇町駅高速の下にあった「夫婦橋」の当時の姿を、粟おこしの包み紙に今も使っている大清堂です粟おこしの別名「岩おこし」は江戸時代に道頓堀を掘削する際、大きな岩がたくさん出て、処理に難渋したことから「大阪の掘り起こし・岩お越し」とよばれ、転じて硬いお菓子の代名詞になったとか、以来岩おこしは「身をおこし・家をおこし・国をおこす」事から大変めでたいお菓子とされてきました。また岩おこしは米、粟おこしは粟と素材の違いもあるとの事です。 

 

・・・「大清堂」さんがあった場所は、 

 

《「咲良」天神橋》 

530-0041大阪市北区天神橋4-6-19/06-6358-0390 

https://www.facebook.com/sakura.kanmi/

2017年7月12日(水)に「咲良」天神橋がOPENしました。咲良渾身デザインの山本珈琲さまに作っていただいたスタンド看板と、かわいいソフトクリームのフィギュアも再登場です。大きなファサード看板も付きました。商店街でお買い物中のお客さまや、近隣の方々から、「綺麗なしゅっとした、ええ看板やなぁ」とお誉めのおことばを頂きました。のれん等も付くので、もっと華やかになります。今後ともご贔屓のほどよろしくお願いいたします。 

2018年1月27日(土)をもちまして、奈良市ならまち工房Ⅲの甘いもん処「咲良」は、大阪市北区天神橋商店街「咲良天神橋」に併合の為、営業終了致しました。

 

 

・・・そろそろ、目的のカフェに行きましょう。

 

 

《Bodaiju Cafe》 

530-0026大阪市北区神山町1-5扇町公園ビル1F  

http://www.bodaiju-cafe.com/

『アーティストが集まるアートな空間のエンターテイメントカフェ』ということで、以前より知ってはいたのですが、ナカナカタイミングが合わなくて、訪問がのびのびになっていました。カツサンドとオムライスが名物。今年★17周年を迎えました。アート、音楽、お笑い、演劇、街コンなど様々なイベントを日々開催しているエンターテイメント カフェです。随時、イベント募集しています。お気軽にお問い合わせ下さい。 

★kurimo初個展『ヒトトキ』 

2018年3月16日(金)~26日(月) 

https://www.instagram.com/kurimo.22/

はじめまして、こんにちは kurimoです。kurimoというブランド名で活動するアーティストの初個展です。小さい頃から、ものづくりが好きで、大学から本格的に雑貨を制作するようになりました。自宅に陶器を焼く釜が無い為、どうにか紙粘土で陶器っぽく仕上げようと思ったのが始まりです。そこから好きな木材も増え、今ではだいたい木と粘土で雑貨を制作しています。期間中は、お洒落で、ほんわかする雑貨がたくさんご覧頂けます。ご購入も可能です。

 

 

《参考》「BODAIJU EXPO」 

http://expo.bodaiju-cafe.com/

世界初!ホテル丸ごと使ったエンターテイメントBODAIJU EXPO。★2012年11月24~25日に開催され約3500人を動員したBODAIJU EXPO。 

★第2回BODAIJU EXPO 

2013年11月23日(土)・24日(日) 

会場:NEW OSAKA HOTEL心斎橋 

542-0086大阪市中央区西心斎橋1-10-36/06-6121-5555 

ホテル1Fのレストラン『アダスタム』にて、蛭子能収さんの作品展示を行います。両日、13時より『アダスタム』でサイン会も開催。 

★第3回 

2014年11月29日(土)~11月30日(日) 

ホテルの各客室に、50組の様々なアーティストが入り、2日間に渡り、それぞれが個展を開催します。出場者は全てプロの方々となります。全アーティストは、開催当日に各お部屋内で在廊。作品のご購入や、お仕事依頼も可能です。

 

・・・さてさて、こんなスゴイ企画をされるカフェが、どうして「カエル」なのでしょうか?つづく