・・・お寺の裏には公園があり、春日神社が鎮座します。
●「松尾寺春日神社」
四所明神の名で松尾寺の鎮守神として同寺に祀られていたものだが、明治の神仏分離によって切り離され、松尾寺村の村社となった。松尾寺に祀られていた鎮守神には他に、泰澄大師が勧請したと伝える三所権現(白山・熊野・金剛蔵王)、男乃神・宇刀神の配偶神とも韋駄天の化身ともいわれる地主明神、天台宗との本末関係から勧請されたと推定される山王権現(比叡山の地主神)があった。江戸時代には、中央に三所権現を祀り、左右に春日四所明神を配していたようだ(『和泉名所図会』)。三所権現は神仏分離以後仏尊に改められ、現在は松尾寺本堂傍らの三天堂に祀られている。
松尾寺の縁起によると、春日四所明神は神護景雲二年(768)、鹿島明神を常陸国から奈良春日大社へ遷す途次にこの地で休息、松尾寺から雑掌を献じたことから勧請されたものという。これは松尾寺町と隣接する春木町の春日神社由緒譚と呼応する。かつて松尾の一帯は春木荘と称した春日大社の荘園で、春木春日神社はその鎮守として祀られ、松尾寺は春木荘内にあって荘務を請け負う代官的立場を担っていた。その関係から、春木春日神社より勧請されたのだろう。なお、松尾寺春日神社は明治四十一年(1908)九月十九日に春木春日神社に合祀されたが、後に還座している。
《参考》「心庵」
594-1154 和泉市松尾寺町1420/0725-53-5531
《桃山学院大学》
594-1198 和泉市まなび野1-1/0725-54-3131
◆【和泉市いずみの国歴史館】◆
594-1152和泉市まなび野2-4/0725-53-0802
http://www.city.osaka-izumi.lg.jp/bizikankosan/rekishi/1317803751262.html
和泉市には、国史跡である池上曽根遺跡や和泉黄金塚古墳、泉北丘陵窯跡群(陶邑)といった遺跡をはじめ、貴重な古文書や絵図などの歴史的資料を含め、多くの貴重な文化財があります。和泉市いずみの国歴史館では、これらの文化財の調査研究や展示公開を行っています。常設展示では、『和泉市の歴史―考古学の世界―』と題し、和泉市内の遺跡の出土品を展示しています。仏並遺跡出土の縄文時代の土製仮面や、池上曽根遺跡出土の弥生時代最大級のヒスイまが玉、上町遺跡出土の盾形埴輪、窯跡から出土した多数の須恵器、古代寺院の瓦、万町北遺跡の復元模型など数百点を展示。常設展示を見れば、和泉市の歴史が分かります。また、年に数回開催する特別展や企画展では、考古学の分野にとらわれない、様々な展示を行っています。その他にも、弥生時代や古墳時代の土器(本物)に触れる体験コーナーや、関連書籍を集めた資料学習室もあります。また、館のロビーでは日本最大級の須恵器の大甕(近隣の窯跡より出土)が皆様をお出迎えしています。自然あふれる公園に隣接しており、散歩ついでに気軽に立ち寄っていただけますので、ぜひ一度ご来館下さい。
・・・ところが、
★リニューアルのための臨時休館について
http://ic-rekishikan.jugem.jp/
3月~4月27日までの約2ヵ月間、常設展示リニューアルのための休館をしております。
《宮ノ上公園》
http://www.top-mykoma.jp/html/jisseki/doboku03.htm
・・・それでは、最終目的地「久保惣」へ。
・・・今回のイベントやパブリックアートの企画は誰がったのか、気になって調べてみますと、
【古谷晃一郎】
http://artcoordinator.kanotetsuya.com/artcoordinator/
http://www.enokojima-art.jp/about/
大阪府立江之子島文化芸術創造センター[enoco]のふるやといいます。enocoは大阪市の阿波座にあるアートセンターですが、縁あって久保惣記念美術館を盛り上げるお手伝いをさせていただくことになりました。更に縁を感じるのは僕が★和泉市在住ということ。長年住んでいますが、和泉のことはほとんど知らず、絶賛勉強中です。
・・・当日は、お会いできませんでしたが、ここの「陶芸教室」で高校美術部★先輩が指導されています。さて、美術館へ。