デザイン | すくらんぶるアートヴィレッジ

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・・・以前、2018年の「百舌鳥・古市古墳群」カレンダーをいただきましたと書きましたが、 

 

《カレンダーのデザイン》 

http://www.mozu-furuichi.jp/jp/

大阪芸術大学デザイン学科★高田雄吉教授のご指導のもと、3年生の清野明香さん、佐伯珠巴咲さんにご協力いただきました。

 

 

【高田雄吉】 

1953大阪市生まれ1972大阪府立市岡高等学校卒業1976大阪芸術大学芸術学部デザイン学科卒業1982株式会社アイ・エフ・プランニング入社1986-同取締役1994-有限会社★「CID研究所」設立代表取締役2001-09京都精華大学非常勤講師2002-08大阪芸術大学非常勤講師2009-大阪芸術大学 客員教授 

主な仕事に、山陽電鉄CI、京都橘大学VI、ブライトンホテルVI、ダイワハウスマンションBI、2008大阪オリンピック招致VIなど。主な受賞に、愛知万博誘致シンボルマークコンペグランプリ 大阪府ドーンセンターシンボルマークコンペグランプリ RedDotAward、トヤマ、ブルノ、ラハティ、D&AD、NYTDC、NYADC等入選、ウクライナエコポスター&グラフィックトリエンナーレ奨励賞(2003・2006)  

《参考》有限会社「CID研究所」 

540-0026大阪市中央区内本町2-4-3-603/06-6949-0853 

http://www.cid-lab.info/

私たちはCIおよびブランディングデザインを日々継続していく情報発信と捉え、企業活動の本質を考えながら、流行に左右されない質の高いビジュアルと、生活者と企業との双方の立場に立った視点で日常的CIデザインを推進します。デザインは生活者の日常の営みに貢献するプロダクトや情報であるとともに企業ビジネスにおける目的を達成するための手段である。私たちはアーティストの自己満足に陥ることなく機能と美学を融合 させ未来を探ります。 

 

・・・デザイン会社の実績を調べると、とてもおもしろいし勉強になりますね。さて、よく目にする「もずふる」シンボルマークは?

 

 

【池西真伊子】株式会社★「トーン・アップ」デザイナー 

百舌鳥・古市古墳群PR用シンボルマーク及びロゴ等デザイン 

http://www.pref.osaka.lg.jp/toshimiryoku/osakathemuseum/050.html 

百舌鳥・古市古墳群は、5世紀前後に大阪の南部に造られた当時の大王の墓が集まる巨大な古墳群で、日本一大きな前方後円墳である仁徳天皇陵古墳が含まれます。大阪府・堺市・羽曳野市・藤井寺市は、この世界に類を見ない貴重な歴史遺産を世界文化遺産へ登録することで、古墳群の保全・継承を図るとともに、歴史と文化を活かしたまちづくりを進めていこうとしています。このシンボルマークは、百舌鳥・古市古墳群に数多く残る、世界的にもユニークな形状の前方後円墳を、「当時の古墳を見守る豊かな自然」と「現在の古墳を覆う樹木」の緑(碧)色で表現しています。上部に向かって明るく変化するグラデーションは、1500年もの悠久の時を越えて守られ続けてきた古墳が、未来の人々に継承されていく様子と、世界文化遺産への登録に向かう希望を表現しています。私自身、生まれも育ちも大阪ですので、このような形で自分の住むまちのお役に立つことができて、大変嬉しく思います。百舌鳥・古市古墳群は、世界で一番の大きさ(全長)を誇る仁徳天皇陵古墳をはじめ、数多くの古墳が点在しています。そんな魅力的な古墳群を、ロゴ・シンボルマークを通して世界中の人々に知ってもらえたら光栄です。百舌鳥・古市古墳群が、大阪初の世界文化遺産となるよう心から応援しております。 

 

《参考》「トーン・アップ」 

104-0061東京都中央区銀座7-13-8第2丸高ビル6F/03-3549-5751 

https://www.next-tone.jp/ 

1919(大正8)先々代富田厳により大阪市南区に富田製作所を開業 

1950(昭和25)大阪市天王寺区に移転 

1958(昭和33)大阪市東区に移転 

1959(昭和34)2月9日に大阪製版所に社名を改める 

1961(昭和36)年6月1日に株式会社大阪製版所として法人化、先代富田進吉が社長に就任 

1963(昭和38)東京都中央区築地に広告製版会社、株式会社東京トーンを設立 

1970(昭和45)10月に株式会社大阪製版所が大阪市中央区に移転 

1989(平成元)8月1日に株式会社大阪製版所と株式会社東京トーンが合併し、株式会社トーン・アップを設立 

 

・・・東京のデザイン会社かと思いきや、もともとは大阪なんですね。納得。デザイン関係に続いて、アートに関するニュースです。

 

 

《小灘一紀/神話展「神々の微笑」》 

2017年6月10日(土)~8月6日(日) 

ギャラリーはびきの(羽曳野市役所東玄関横)羽曳野市誉田4-1-1 

http://www.nichiyoukai.com/news/170530_2.php

https://www.city.habikino.lg.jp/soshiki/shiminjinken/shimin_kyodo/gallery/7007.html

羽曳野市は、日本武尊(やまとたける)の神霊が白鳥と化し、羽根を曳きつつ天(あま)翔(かけ)られた地である。日本の英雄、日本武尊の辞世の歌と伝えられる「倭は国のまほろば…」の悲しくも気高い歌は、日本人の真心を伝えていると思う。多くの方々に御高覧いただき、郷土の遺跡や伝承に誇りを持ち、次代へつなげる糧となれたらと祈っています。 

※ギャラリーはびきの 

https://www.city.habikino.lg.jp/soshiki/shiminjinken/shimin_kyodo/gallery/1407.html

 

・・・小灘さんの「峰が塚古墳公園の桜」が、羽曳野市に寄贈されました。世界遺産への登録にあたり、最大の課題は古墳の中に入れないということです。それなら、せめて「上空」から観れないかなあ。

 

 

《NEWS》2017.8.1日本経済新聞より 

百舌鳥・古市古墳群、観光の起爆剤に地元一丸でPR 

近畿2府4県で唯一、世界遺産がない大阪府で、初めてとなる登録の道筋が見えてきた。2019年夏に文化遺産としての登録を目指し、7月31日に国内推薦が決まった「百舌鳥(もず)・古市古墳群」。国内最大の前方後円墳を含み、インバウンド(訪日外国人)で沸く関西では国内外に注目される観光資源としての期待が高まる。ただ、登録後のにぎわいが一時的となるケースもあるだけに、文化的価値の保存と共に、魅力発信や受け入れ体制の整備などの取り組みが求められる。国内候補決定を受けて、堺市は1日、国内最大の前方後円墳、仁徳天皇陵古墳(大山古墳)の南側にある堺市博物館で仮想現実(VR)技術を活用した映像の提供を始めた。ゴーグル型の専用ディスプレー装置を装着すると、ドローン(小型無人機)で上空300メートルから撮影した古墳群の雄大な景観などが楽しめる。5世紀の古墳築造当時の景色や古墳内部の石室を再現したCG(コンピューターグラフィックス)映像もあり、家族3人で鑑賞した仙台市の会社員、名和昌輝さん(44)は「前方後円墳の美しい姿が手に取るように分かった。タイムスリップしたようだ」と話した。堺市の竹山修身市長は仁徳陵を「クフ王のピラミッド、秦の始皇帝陵と並ぶ世界三大墳墓の一つ」と強調する。もっともその巨大さゆえに全体像はつかみにくく、VRなどは課題をカバーする一策だ。宮内庁が管理する仁徳陵など大半への立ち入りが禁止されていることを補う意味もある。同古墳群は今回、4度目の挑戦で推薦候補になった。世界遺産に登録されれば観光集客の起爆剤となるが、継続的な集客は容易ではない。京都府立大学の宗田好史教授は「文化遺産としての古墳群の価値は非常に高く、もっと早く推薦されるべきだった」としながら「世界遺産のブームは冷めつつあり、関西国際空港から京都や奈良への通過客を取り込むのはたやすくない」とみる。1993年12月に国内第1号の世界文化遺産となった姫路城(兵庫県姫路市)では、92年度に88万人だった入場者数が93年度は101万人に増加。「平成の大修理」後の15年度は過去最多の286万人を記録し、16年度は211万人に減少した。石見銀山(島根県大田市)は7月2日に世界遺産登録10周年を迎えた。登録翌年の08年の観光客数は約81万人だったが、16年には約31万人と登録前の水準にまで落ち込んだ。坑道跡へのアクセスの悪さなどが敬遠され、「リピーターになってもらえない」(観光業者)との見方が多い。堺市は20年春をめどに仁徳陵の石室内部や副葬品をCGで再現した映像などが見られるガイダンス施設を付近にオープンさせる。古墳群の100分の1サイズの大型模型を展示、屋上の展望デッキから仁徳陵を間近に望めるようにする。施設整備にとどまらず観光ボランティアガイドの増員など受け入れ体制の整備も必要だ。「宿泊客は日帰り客の約3倍の経済効果が見込めるため、客室数の拡充が急務だ」と関西大学の宮本勝浩名誉教授。宮本名誉教授は「陵墓は単なる観光地とは違う。日本の歴史や文化に静かに思いをはせる場だ」とも指摘、文化的価値の保存との両立が欠かせない。堺市の外郭団体、堺都市政策研究所は古墳群の世界遺産が正式登録されると、大阪府に約360億円、このうち堺市に約169億円の経済波及効果があると11年に試算している。国は18年1月にも同古墳群を国内候補として国連教育科学文化機関(ユネスコ)に推薦する。ユネスコ諮問機関の現地調査などを経て、19年7月ごろに世界遺産委員会が登録の可否を決める見通しだ。 

 

《大阪航空「古墳遊覧」》 

581-0043八尾市空港二丁目12番地/072-991-2900 

http://okk.jp/index.html

小型飛行機・ヘリコプターを運航する航空会社です。大阪府の八尾空港を活動拠点に、飛行機・ヘリコプターの遊覧飛行、チャーター飛行、航空写真撮影等を実施しております。またパイロット免許取得、航空機販売、整備運航支援もさせて頂いております。どうぞお気軽にお問合せ下さい。 

http://okk.jp/day_cruise_mound.html

普段見ることのない上空からの★古墳群を、大切な方とご覧になってみてはいかがでしょうか。ご家族、お友達、恋人、大切な方と素敵な時間をお過ごしください。飛行機・ヘリコプターともに、お客様3名様までご搭乗いただけます。速度は、約200km/h・高度は約500mで飛行します。大型機では見られない景色を是非お楽しみください。

 

 

・・・費用がもう少し安かったら、すぐにでも飛びたいのに。