京都駅ビル | すくらんぶるアートヴィレッジ

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《1997「京都駅ビル」》設計:原広司 

600-8216京都市下京区東塩小路町 

https://www.kyoto-station-building.co.jp/index.htm

初代京都駅が生まれた明治10年以来130余年、街とともに発展を続けた京都駅。初代駅舎は明治10年2月に建設された赤煉瓦のモダンな建物で、完成祝賀会には明治天皇も行幸されました。その建物は、「七条ステンショ」と呼ばれ親しまれ、現在よりやや北側、現駅前広場あたりに建っていました。その後、利用者の増大に伴い大正3年8月、大正天皇の京都での即位式に合わせて、ルネサンス式建築様式による総ヒノキ造り二階建ての2代目駅舎が、ほぼ現在の場所に建設されました。この駅舎は昭和25年11月、失火により消失してしまいました。そこで急きょ昭和26年3月に着工し、翌年5月、鉄筋コンクリート造りの2階建て(一部8階建て)の近代的な3代目駅舎が完成しました。その後、新幹線や地下になり、昭和50年代の中頃から駅舎の建て替えを望む声があがっていました。現在の京都駅ビルは京都駅舎としては4代目となります。京都駅ビルは「京都は歴史への門である」という設計主旨から、平安京の都市の特徴である条坊制(碁盤の目)を取り入れ、玄関口としての象徴である「門」を烏丸通と室町通に配しています。また、中央コンコースを谷に見立てた段丘を東西に延ばし、中央部はガラスと金属でカバーされたアトリウム。空を映し出した壮大な内部空間と空に溶け込む外観を作り出しています。 

 

 

・・・クリスマスツリーの周囲がアートです。「キリン」もいたので、うれしい。

 

 

・・・「20周年」おめでとうございます。

 

 

《NEWS》2017.9.24京都新聞より 

京都駅ビル20周年、さらに愛して 一帯で記念イベント 

京都駅ビル(京都市下京区)の完成20周年とJR西日本の設立30周年を記念したイベントが23日、京都駅一帯で開かれた。鉄道をテーマにしたオリジナル紙芝居を制作するワークショップや蒸気機関車(SL)の公開などがあり、訪れた家族連れらが楽しんだ。区切りの年を迎え、鉄道や駅ビルにさらに親しんでもらおうと駅ビルを運営する京都駅ビル開発(下京区)とJR西が企画した。ワークショップは、紙芝居づくりが得意なお笑い芸人のロバート山本さんが司会を務め、幼児や児童ら約20人が参加した。子どもたちは「不思議な電車」「線路の最後は」といったお題から一つを選び、地球が電車になる絵や線路が川になっていくユニークな絵を描いていた。駅構内ではSLが蒸気を上げながら停車し、親子連れらが記念写真を撮っていた。

 

 

《参考》美術館「えき」 

京都駅ビル内ジェイアール京都伊勢丹7階隣接 

http://kyoto.wjr-isetan.co.jp/museum/index.html

国際化する文化都市・京都で、多くの皆さまに喜んでいただける文化・情報発信基地となることを目指し、また、さらなる文化創造・交流の一助となることを願い、美術館「えき」KYOTOが1997年9月に開館。百貨店「ジェイアール京都伊勢丹」の7階に隣接するこの美術館は、空へ向けて広がる大階段からも入場できるなど、気軽にお越しいただける場所です。絵画、写真、絵本、工芸、アニメ、ファッションなど、国内外を問わず幅広いジャンルで、文化性、話題性の高い展覧会を企画し、皆さまに親しみ愛される美術館となるよう、努力しています。 

 

 

・・・京都駅周辺、まだまだ魅力いっぱいです。とにもかくにも、「京芸」移転が楽しみですね。