国文祭・障文祭(9) | すくらんぶるアートヴィレッジ

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《参考1》「音村家」 

http://www.city.kashihara.nara.jp/kankou/own_imai/kankou/spot/otomura.html

中町筋北側に面し、切妻造、本瓦葺、平入りで、正面のみ「つし2階」があります。入口奥には、珍しい「一口竈」(出土した遺構をもとに復元)が置かれ、江戸時代の台所事情を知る貴重な資料となっています。また、意匠と実用性を考慮した「喰い違い」の間取りや、江戸時代中期に流行し、現在のシャッターを彷彿とさせる「擦り揚げ戸」など、当時の斬新な手法が随所に見られます。今井町町家の発展過程を知るうえで貴重な建物のひとつです。

 

 

《参考2》「中橋家」 

http://www.city.kashihara.nara.jp/kankou/own_imai/kankou/spot/nakahashi.html

称念寺東方斜め筋向かいの御堂筋北側に面する中規模な民家です。切妻造、本瓦葺、平入りで、道に面した側面は白壁、下部板壁となっています。内部は、西側を土間、東側に六室をとっています。当家はかなり早い時期の一般的持家層の好例といえましょう。また、19世紀前半頃に正面上部に低い「つし2階」が増築されました。

 

 

・・・どんどん夕暮れが迫ってくる。 

 

★「大人は誰でもはじめは子どもさ。子どもは小さな大人じゃない。」 

http://hanarart.jp/2017/archives/2171

3年越しの想いを形にする。奥深く、容易に計り知ることのできない★300年という時間の流れを有してきた旧米谷家、今文化財として生かされている。昔を今に伝える町屋としての、国指定であることの重さに対する、芸術に携わる我々は、音・光・風を感じる生きている建物として捉え直す。10人が協力し合う空間の奥深さを見せる。

 

 

・・・まるで放蕩・放浪・放埓の私は、事前に下調べもせずにいつだって「行き当たりばったり」、今回はそれが本当に幸いした。「まほろば線」の堤防にアート作品が設置されているものだとばかり思って来たのですが、なんとそこには「羊さん」がいたのです。私のくだらない「芸術観」や「芸術論」など、むしゃむしゃと食んでしまいました。その昔、「デャシャン」を知った時の衝撃に近く、心洗われました。 

 

★「羊プロジェクト 山添村めえめえ牧場の羊と子供たち」 

展示会場:JR桜井(まほろば)線堤防 

http://hanarart.jp/2017/archives/2199

鉄道敷きの堤防は嫌な雑草の生い茂る地帯というイメージを一新。羊が雑草を食んで遊び、★子供もともに遊ぶスキンシップの場、そして窓からしか鑑賞できない教育大生が描いた小屋の屋根の大型絵画の鑑賞ゾーンは車掌さんのアナウンスで気づくこのゾーンでは羊さんも★作家の一人、期間中草を食んでくれたあと、春の土筆、菜の花、に始まり土手は四季の花園を提供して車窓からの楽しみを演出してくれる。 

 

・・・「羊さん」本当にありがとう。

 

 

《称念寺》 

634-0812 奈良県橿原市今井町3-2-29/0744-22-5509 

http://www.imaicyou-syounenji.com/

この称念寺は室町時代末期、今井町(重要伝統的建造物群保存地区)の中核となった寺院です。中世期末の時代から、本願寺の証如上人蓮如上人の末子実従、さらに顕如上人らの高僧が投宿されています。また明治10年には明治天皇が投宿したおり、西南の役の勃発をここ称念寺で知らされたと伝えられています。このように称念寺は浄土真宗寺院の貴重な遺構であり、歴史上でも重要な役割を果たしてまいりました。国の重要文化財である称念寺は、平成30年3月の本堂完成をめざして、現在★保存修理中です。

 

 

・・・「今井町」を訪れた時間が遅く、残念ながら見学できなかった会場も多かったのですが、とても印象深い「はならぁと」でした。さあ、次行ってみよう。