葛城山(3) | すくらんぶるアートヴィレッジ

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《船宿寺》

639-2264奈良県御所市五百家484/0745-66-0036

http://hana25.com/?page_id=243

http://www.city.gose.nara.jp/kankou/0000001405.html

奈良盆地の風の通り道といわれる風の森峠。その北の船路(ふなじ)集落に船宿寺がある。寺の始まりは奈良時代の神亀年間、船形の大磐石の傍らに★行基が庵を結び、薬師如来を祀ったことからと伝わる。山裾の高みに位置するため、その昔、葛城山と呼ばれていた金剛山が一望のもと。そこは天孫降臨の台地、高天ヶ原がある神話のふるさと。また大和朝廷よりも前に栄えていたという葛城王朝ゆかりの地。そんな神さびたロマンあふれる山里に、船宿寺はある。

 

 

《葛城水分神社》

639-2328奈良県御所市関屋248

本社は、御所市関屋に位置し天水分神、国水分神をおまつりしている式内の由緒深い神社であります。大和国には古くから吉野・宇陀・都祁・葛木の★四水分社があり、本社はその一つで御祭神の水分神は、田畑の灌漑を司どる水にちなんだ農業神であり、尊信もあつく、貞観元年(859)正月27日には正五位下に叙せられています。本段は春日造りで桁六尺五寸、拝殿は桁梁行が三間に一間半であります。境内社には春日神社、八幡神社、天満神社、三十八神社、御霊神社、市杵島神社、出雲神社がありました。河内側との間に★水利を巡る境界論争が絶えなかったが、元禄15年(1702)12月20日に、正式に大和側の勝利となった。これを例祭日としている。

 

 

《葛城鴨神社》

葛城の賀茂神社は★高鴨神社・中鴨神社・下鴨神社の3社からなりますが、実際にはこれに長柄神社を加えた★四つの神社が平行四辺形状に並んでいます。

 

 

《高鴨神社》

639-2343奈良県御所市鴨神1110/0745-66-0609

http://www.takakamo.or.jp/

http://meguru.nara-kankou.or.jp/inori/special-interview/kowa20/

鴨族が一族の守護神として主祭神、阿遅志貴高日子根命(あぢしきたかひこねのみこと)を祀ったのが当社です。鴨族はある種の霊的集団であったと言われますが、その背景には葛城の山で培った高い技術力がありました。平地ではなく山を支配した一族ですから天体観測や薬学の知識が深く、製鉄技術、農耕技術、交通手段である馬術にも長けていました。天孫降臨の神、ニニギノミコトに馬術を教えたのは鴨之大御神とも伝わります。修験道の開祖である★役行者(も鴨族ですし、陀羅尼助(だらにすけ)の薬はその役行者が生んだもの。天体観測は陰陽道にも通じ、★安倍晴明の師匠で陰陽道を極めた賀茂忠行も鴨族でした。古代日本の発展に、鴨族はいろいろな形で貢献していたようです。

 

 

◆【葛城の道歴史文化館】◆

639-2343奈良県御所市鴨神1126/0745-66-1159

http://goseshikankou.jp/syousai/sisetu/katuraginomiti/katuraginomitirekisibunkakan/katuraginomitirekisibunkakan.html

四季を通じて懐かしい景観が展開する”葛城の道”は、私たち日本人の心のふるさとといえます。葛城の道歴史文化館は、この地を訪れる人々への情報提供や休憩の場、地域の環境保全の活動の拠点の役割を担う施設として昭和61年(1986)10月に、(財)日本ナショナルトラストの第1号のヘリテイジセンターとして建設されました。

http://www.national-trust.or.jp/rhlist/rhwest/49.html

管理運営は地元住民のボランティアによっておこなわれています。ヘリテイジセンターは、地域住民とともに歴史・自然環境を守る拠点として、英国のシビックトラストをモデルに進められているまちづくりの文化施設です。財団法人日本ナショナルトラストでは、昭和59年(1984)に”葛城の道”を中心とした景観評価と沿道の歴史、自然遺産の調査を実施するとともに、その後数年間をかけて、沿道の解説板や道標を設置するなどの保護事業に着手してきました。ヘリテイジセンター「葛城の道歴史文化館」の建設にあたっては、外観が周囲の環境に調和するように充分配慮し、建築家★吉田桂二氏設計による木造二階建瓦葺き、白壁・紅殻格子の本格的な和風建築としました。館内には休憩所とともに、地元の文化財の展示室や集会所を備え、住む人と訪れる人がともに環境保護への取り組みについて考えていくことができる場所を提供しています。 

 

 

・・・機会があれば「風の森神社」にも行ってみたいと思う。