《Louis Vuitton「Masters」》
http://jp.louisvuitton.com/jpn-jp/stories/masterscampaign
ルイ・ヴィトンがジェフ・クーンズをパートナーとした新シリーズを発表した。今までも日本から村上隆、草間彌生などとのコラボでも有名だが、今シリーズは、ジェフ・クーンズが手がける名画をサンプリングしていく『Gazing Ball Paintings (ゲイジング・ボール・ペインティング)』からダ・ヴィンチ、ティツィアーノ、ルーベンスやフラゴナール、そしてゴッホの名画に新しいイマジネーションを加えバッグに表現している。
《大阪市(地下鉄)西梅田地下画廊》
●2015年2月14日(土)から映画「味園ユニバース」(監督:山下敦弘、出演:渋谷すばる、二階堂ふみ他)が公開された。この物語の舞台は大阪。そして、全編にわたり大阪府内各所でロケが敢行された、言わば「大阪で生まれた」映画です。大阪市交通局では、映画「味園ユニバース」とタイアップし、地下鉄四つ橋線西梅田駅構内の「西梅田地下画廊」において、「映画『味園ユニバース』パネル展」を実施。映画の名シーンの写真パネルや、撮影時、実際に出演者が着用した衣装などを展示しました。(パネル展は3月1日まで)
●「パンチくずアート」は、2015年9月ごろから西梅田駅構内4‐B出口あたりの「西梅田地下画廊」に飾ってある作品。西梅田駅も通る四つ橋線が開通50周年を迎えたのを記念し、切符から出てしまうくずを何かに使えないかということで、同駅の男性職員(46歳)が6月から3カ月にわたって約300時間かけて製作しました。
・・・人通りの少ない場所にありますが、様々な話題を提供しています。街は、ミュージアムだ。ようやく、「ビジュアルアーツ専門学校」に到着です。
★大阪写真月間2017シンポジウム
http://shashingekkan.com/?page_id=18
2017年6月11日(日)14:30~16:30
ゲスト:森村泰昌(美術家)氏「写真が表すもの、写真に現れるもの」
聞き手:菅谷富夫氏(大阪新美術館建設準備室研究主幹)
会場:アーツホール(ビジュアルアーツ新館3階)06-6341-4407
大阪写真月間では2004年より毎年写真についての論議を深めるシンポジウムを実施してきました。あるテーマに沿ってパネルディスカッションを行ったり、また写真作家を招いてその作品と制作にまつわるお話しを伺ったりと、年によってその方法はまちまちですが、参加した写真愛好家、写真を学ぶ学生にとって刺激的な場を提供し、関西の写真を活性化しています。
《参考1》2011.3.25「純キシン」ニュースより
http://bp.shogakukan.co.jp/junkishin/backnumber/vol8_110325/
木村伊兵衛写真賞は新人写真家が対象で、受賞写真家が受賞後プロ写真家として活躍をしていることから、写真界の芥川賞といわれている。篠山紀信は、1975年度の第1回から昨年まで間をあけながら17回審査員を務めた。木村伊兵衛は、世界的なスナップ写真の名手★アンリ・カルティエ=ブレッソンにちなんで、「和製ブレッソン」といわれ、名機ライカを使い、下町や銀座、秋田の人々の日常風景を切り取るスナップショットで、徹底したリアリズムを追い求め、写真の造形美を追い求めた土門拳とともに昭和を代表する写真家である。土門拳のカメラでじっと凝視する手法に対して、居合い抜きのような早業で、女性ポートレートの名手としても名をはせた。木村伊兵衛賞は、木村伊兵衛の一瞬を切り取る神業のような写真精神を引き継ぐべく、写真でしか表現できない作品に与えられる賞として、日本で最も権威ある写真賞である。しかし写真が時代の写し鏡として、その変化に呼応して表現手法は多様化し、多彩な表現者を世に出してきた。また新人写真家が提示する新しい写真表現に、審査員たちもさらされてきたことになる。1993年度第19回では、今美術界で活躍する★森村泰昌の「セルフポートレイト」が候補に上がり、これを強く推す篠山紀信と、これは絵画であり、写真ではないという審査員とのせめぎ合いの中、森村は受賞を逸している。森村泰昌は、泰西名画の模造作の中に自らを埋め込み、ゴッホの自画像になったり、マネが描く笛吹き少年になったり、オリジナルとコピーという対立項を溶解させる今日的問題に挑んでいた。その創作は、写真で記録するという行為を介さなければ実現しない、新しい写真のスタイルだった。これを機に、篠山紀信は一端審査員を降りている。
・・・このことについても、森村さんは語ってくださいました。
《参考2》京都芸大「卒業生インタビュー」より
http://www.kcua.ac.jp/profile/interview/art_01_morimura_4/
僕自身は、同じ大学の人を抱えようっていう気はまったくないんですけどね。でも、写真について言うなら、手伝ってくれる写真担当は、誰でもいいことはないんですよ。共通の、ある「美意識」というか、共通の写真世界を持ってないと、僕が「こうしてほしい」と言っても、その人にはそれが何のことかわからないっていうようでは、制作が成り立たないのでね。そういうことからすると、★アーネスト・サトウという一人の先生のところで育った感受性が共有できているんでしょうね。言わなくてもわかる部分があるんですよ。そこがあるから、「もうちょっとこうちゃうん」って言ったときに、他の人が「えっ、なんだろう」ってわからなくても、その人は「そうですね」って動けるとか、そういうことはあるんですよ。
【アーネスト・サトウ(Y. Ernest Satow)】(1927~1990)
東京都文京区本郷において日本人の父とアメリカ人宣教師の母との間に生まれた。本名、佐藤善夫。1956年(昭和31年)、三菱銀行ニューヨーク支店に就職。 貯めた給料で購入したライカ2台とレンズ4本を携えメキシコに撮影旅行に出た。 翌年、退職して6ヶ月間暗室にこもり、フィルム現像と焼き付けの技術の研究に没頭した。1958年(昭和33)、国際連合の依頼によりフルシチョフの演説の記録写真を撮った。 また、鳩の羽ばたきをダイナミックに表現した作品 Bird Flying Away がニューヨーク近代美術館に収蔵された。 同年、初の個展を開いた。1962年(昭和37)に『ライフ』誌の特派員として日本に渡った。1968年(昭和43)に京都市立美術大学(現:京都市立芸術大学)に写真技術と写真史を教える「映像教室」を設立した。1973年(昭和48)に同芸術大学美術学部教授に就任、1980年から1987年まで同学部大学院教授。教え子には★森村泰昌・石原友明・松井智恵などがいる。京都の老舗旅館俵屋の第11代主人佐藤年の夫であり、芸術学者佐藤守弘の父である。
・・・サトウ先生は右手にタバコ、左手にグラスというカッコイイ授業。非常勤講師で助手をしていた森村さんは、授業が始まる前に酒屋へ買い出しに行ったそうです。
・・・ビジュアルアーツ専門学校の校長先生(村中修)が、大阪写真月間の代表をされているそうです。
《参考》日本写真芸術学会
http://www.jsahp.org/about/index.html
・・・専門学校つながりで、近くにある「HAL」に立ち寄ることにしました。
《HAL大阪》
530-0001大阪市北区梅田3-3-1/06-6347-0001
設計:鹿島建設1999
http://www.kajima.co.jp/project/works/place/kansai.html#41
大阪モード学園とHAL大阪のキャンパスは、側面が直角三角形の茶色の建物と、一部ガラス張りの直方体が融合しているという、非常にユニークな外観になっている。
ゲーム・CG・ミュージック・カーデザイン・ロボット・IT・WEB・国家資格取得などの各々の専門コースを設け、幅広い専門技術・知識・感性を兼ね備えた「社会人」を育成する専門学校です。
1984大阪市北区梅田1-11-4に「コンピュータ総合学園HAL」(大阪府認可)を開校。1986コンピュータ総合学園HAL新校舎を大阪市北区大淀中1-10-3に完成し移転。1999大阪駅西にコンピュータ総合学園HALと大阪モード学園を合体させた新校舎完成。2校同時に移転。2008校名を「HAL大阪」へ変更。
《参考》日本教育財団
モード学園創設者の谷まさるさんは、★IBMの一歩先を行き続ける人材を育てる学校という思いを込めて、HALと名付けられたそうです。H←I、A←B、L←Mです。