・・・ジャズライブを聴きに久しぶりの京都、「京都駅」に着いた途端に、
《トワイライトエクスプレス「瑞風」》
http://twilightexpress-mizukaze.jp/
JR西日本)が2017年★6月17日から運行開始予定の周遊型臨時寝台列車(クルーズトレイン)。京阪神地区と山陰山陽エリア間で運行予定である。車両のデザインコンセプトは「上品さの中の懐かしさ」、洗練された上品さと心休まる懐かしさを感じる「ノスタルジック・モダン」として、車両のエクステリアデザインを建築家の浦一也、インダストリアルデザイナーの福田哲夫が担当した。そして車内のインテリアデザインは20世紀前半に流行したアール・デコ調をベースに西日本地区の伝統工芸品を誂えた落ち着きある空間を創造している。
・・・今日はいいことにいっぱい出会えそうな予感がします。始まるまで「大学巡り」することにしました。京都駅から地下鉄に乗り「今出川」へ。
【石井春】
設置場所:京都駅前地下街ポルタプラザ/制作年:2008~2009
素材:アズレージョ9050枚
東京生まれ、1990から15年在住した神奈川県葉山町より2006京都にアトリエを移転、京都在住。1980作品発表以後、個展グループ展多数。1995ポルトガルのアズレージョに出会う。以後毎年ポルトガルに渡りアズレージョを制作。1999パブリックスペースに作品を設置、以後多くのパプリックアート制作。2010SOFA(ニューヨーク)個展JAPANESE CRAFTS(ギャラリーベッソン・ロンドン)。2008ポルトガル大統領よりoficial da Ordem de Merito勲章授与。
ポルトガルで15世紀から続く装飾タイル「アズレージョ(Azulejo)」。それを習得しようと発起してポルトガルに渡ったのは1995年、現地で制作する日本の第一人者。日本をはじめ各地でパブリックスペースへ作品を常設し、人々の憩いの場となり、風景を繋いできた。作品集「石井春 アズレージョと空間」には劇場や水族館、大学、病院、商業施設など様々な場所や建築に設置されている作品が紹介されている。
昔、私はひたすらケント紙に点をうち続けた。10年程つづけたであろうか。 内の世界である 抜けだしたいと思った。空を眺めたり 海を眺めたり 日本を飛び出してヨーロッパを旅したり 海にも潜った。その内、点が一枚の木製パネルに変わっていった。パネルは自由に増殖し、それは思いっきり広い外の世界、青い海になっていった。青と海は私とポルトガルを繋ぎ、1995年ポルトガル大使館の紹介でポルトガルに渡った。ポルトガルには15世紀から続く陶板タイル「アズレージョ」がある。アズールはポルトガル語で「青」だそうだ。ポルトガルの建築はアズレージョなくしては語れない。時代により異なる美しいデザインのアズレージョで装飾された教会や宮殿、地下鉄の駅、素晴らしかった。もともと建築が好きな私はそれを覆うアズレージョを習得したくなった。それから毎年一年の三分の一はアズレージョの制作でポルトガルに滞在している。そしてそれはこれからも続いてゆくだろう。(2008.4石井春)
《同志社大学》
602-8580京都市上京区今出川通烏丸東入/075-251-3120
鴨川河畔にほど近く、緑豊かな京都御苑と★相国寺に隣接する今出川キャンパス。1875年の同志社英学校創立以来、この地で同志社130余年の歴史が紡がれてきました。烏丸通りに面した西門を一歩入ると、学生たちが行き交うメインストリートの両側に赤レンガの瀟洒な学舎が並びます。京都市に現存する最古のレンガ建築である彰栄館、同志社礼拝堂(チャペル)など、国の重要文化財に指定されている建物群。その正面には、キャンパス全体を見守るかのように、尖塔の美しいクラーク記念館が堂々とそびえています。
◆【ハリス理化学館同志社ギャラリー】◆
https://www.doshisha.ac.jp/information/facility/doshisha_gallery.html
当ギャラリーは、同志社の歴史と創立者・新島襄の今に息づく精神を、貴重な資料によって紹介する展示施設です。建物名の由来にもなっているJ.N.ハリスの寄付によって1890(明治23)年に竣工したハリス理化学館は、ながらく同志社における理化学教育の拠点となった建物であり、現在では重要文化財に指定されています。2013年11月29日のリニューアルオープンによって、常設展示や年数回の企画展、キャンパス出土考古学・古文書資料による創立以前の京都の歴史を紹介する展示室などを設け、新たな情報発信拠点として生まれ変わりました。今後もさまざまな資料によって同志社の魅力を伝えていく当ギャラリーにぜひお越しください。
2017年5月16日~7月9日
●常設展示室『同志社の今』ハリス理化学館同志社ギャラリー企画展と同じくして、地学研究会の創立期から現在までの間に部員が集めた標本を展示し、併せて、地学研究会の50年の活動の軌跡を、写真や資料で皆さま方に紹介させていただく機会を得ました。皆さま方に少しでも知っていただければ幸いです。
●企画展示室第12回企画展「新島襄が感じた地球」
同志社大学の文化系公認団体である地学研究会(Doshisha Earth Science Association)は2017年に創立50周年を迎えます。これを機として、地学をキーワードに、同志社の歴史と地学研究会50年の活動を通じて同志社における地学の意義を考える企画展を実施いたします。また地学研究会が中心となり、このたび初めて新島旧邸にある化石及び岩石鉱物標本の肉眼鑑定を実施しました。その成果の一部も公開いたします。