■建物名:大阪シティエアーターミナルビル/浪速区湊町1-4-1
作品名「フライング・レインボー」作:関根伸夫/着彩:重松深雪(SUS、フッ素樹脂塗料)環境美術研究所/所有又は管理者:湊町開発センター
《もの派》
http://www.tokyoartbeat.com/tablog/entries.ja/2007/09/an-introduction-to-mono-ha.html
60年代後半から70年代前半に自然物と人工物を用いた作品を制作した作家のグループであった。「もの」をできるだけそのままの状態 で作品の中に並列して存在させることで、それら自体に語らせることを目的とした。それゆえに『もの派』の作家は何かを「創造」するというよりは、「もの」 を「再構築」し「もの」と空間との相互依存的な関係性に注目した作品を作り上げた。そしてある「もの」に対する既存の概念をくずし、「もの」との新しい関 係性を築きあげることに挑戦した。
《参考》重松深雪
https://tokyoartnavi.jp/artistfile/detail.php?artist_no=20000909
http://anycolor360.blog.fc2.com/blog-entry-130.html
■建物名:アジア太平洋トレードセンター/住之江区南港北2-1-10
作品名「アジアの中の私」作:栗本夏樹/所有又は管理者:アジア太平洋トレードセンター
【栗本夏樹】
1961大阪に生まれる。1984個展(ギャラリーすずき/京都)1985京都市立芸術大学美術学部工芸科漆工専攻卒業1987京都市立芸術大学大学院美術研究科修了1989渋谷西武工芸画廊(東京92)サントリー美術館大賞展89(サントリー美術館/東京)1991個展(ギャラリーKURANUKI/大阪 93、96、99)1993個展(S.P.F. U.S.A ギャラリー/ワシントンD.C)1994小清水漸・栗本夏樹展「現代の造形・かたちといろ」(西宮市大谷記念美術館/兵庫)Japanese Desing 展(フィラデルフィア美術館/U.S.A)1995 日本の現代工芸-伝統と前衛-展(ヴィクトリア&アルバート美術館/U.K)美の予感展(高島屋美術画廊、東京、京都、大阪、横浜)1996現代美術の展望VOCA展(上野の森美術館/東京)1997カッセル国際美術展「インサイド」(カッセル市/ドイツ)1998 個展(エキジビション・スペース東京国際フォーラム/東京)1999 A Grand Desing展(ヴィクトリア&アルバート美術館/U.K)2000文化庁派遣在外研究員として英国に滞在(~01)2001オックスフォードシャー・アートフェスティバル(イギリス)VISION展(豊田市美術館/愛知)2002Japanese Art Featuring展(日本領事館、メルボルン) 2003日本の美術・伝統と変容(U.S.A)2004新しい漆のかたち・3人の日本の漆作家(U.S.A)2005個展(ギャラリー恵風/京都06)Japanese cool展(レスリー・キホーギャラリー/メルボルン・オーストラリア06 )2006個展(楓ギャラリー/大阪)2006 ジュエリーの今:変貌のオブジェ(東京国立近代美術館工芸館)2008個展「漆・生命の再生2008」(高島屋美術画廊/東京・京都)2009個展「聴竹居との出会い」(聴竹居/京都)2010個展「ジャパニーズモダンの世界」(アート○美空間Saga/神戸)個展「装飾するかたち」(アートスペース感/京都)2011個展「出会いのかたち」(赤坂游ギャラリー/東京)個展「新しい漆のかたち」(ギャルリー石塀小路和田/京都)2012個展「漆と暮らす」(ノートギャラリー)2014個展初個展から30年(楓ギャラリー/ギャラリー恵風/ノートギャラリー)2015個展「装飾する魂」(Create 洛/京都)2016 「漆の装飾」三人展(祇をん小西・京都)琳派400年記念特別表彰(京都市自治記念式典)2017第35回京都府文化賞功労賞受賞 ART in PARK HOTEL TOKYO 2017個展「装飾する魂Ⅲ」(ノートギャラリー)現在、京都市立芸術大学工芸科漆工研究室教授。
《アジア太平洋トレードセンター》
O's棟とITM棟とからなる。通称:大阪南港ATC。本来は貿易のためのトレードセンターとして大阪市により総事業費1,465億円で建設された。1994開業。施設全体が保税地域(総合保税地域)の許可を受けていることから、国内外の大小の卸売業者や貿易業者、専門商社などの企業が入居し、関税を払うことなく世界各国から商品を輸入し、加工・展示・催事・輸入取り扱いの商談・販売などができる拠点となることが期待されていた。また、これらを補佐する各種機関や大小の会議室など「ビジネスサポート機能」も用意された。しかし、高い賃料や都心からのアクセスの不便さなどにより入居企業が相次いで撤退したため、資金繰りが悪化し、経営破綻した。現在は小売業・デザイン関連企業・福祉関連企業のためのショールーム・開業支援機関・経営支援機関を開設し、関連産業の集積を意図しているほか、アウトレットモールの運営など、活性化のてこ入れを図っている。なお、保税地域としての機能はほとんど使われないまま、既に許可を失効している。2004年に民間人で前伊藤忠商事副社長の秋本穣が社長に就任し、再建に取り組んだ。その結果、2005年度に初めて黒字を計上した。その後も黒字は続き、2007年度の純利益は約14億4800万円だった。年間の来場者は約800万人、2007年度9月末時点でのテナント入居率は83.6%。
★設計:日建設計
http://osaka-machinami.jp/collection/collection015.html
「大阪は海に向かって開けた街、海とのかかわりで発展してきた町だから、ATCは海から見て一目でその存在と意義が分かるような建物にしたかった。」
・・・あらためて観察すると、なんともスゴイ建物です。