卒展(17) | すくらんぶるアートヴィレッジ

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・・・まだまだ続く、京都造形芸大「卒展」です。少しずつですが標高があがってきて、「景色」も最高です。

 

 

・・・ひたすら、階段を上がっていきます。

 

《染色テキスタイル》

http://www.kyoto-art.ac.jp/art/department/finearts/textile/

糸を染め、織りなす布は平面・立体を問わず自由な表現を可能にします。繊維は人類最古の表現のひとつ。なかでも染織の街・京都が育んだ伝統技法の数々は、現代においても創造的な作品制作の礎となっています。先人の知恵に学び、現代に求められるものづくりに挑戦する。この幅の広さがテキスタイルの面白さです。実際に手を動かし、制作過程を体感することで一つひとつの技術を身につけます。伝統技法を土台にして制作する作品は十人十色。着物や洋服にとどまらず、自由な発想で立体造形やインスタレーションに挑戦することもできます。繊維という素材を見つめ直し、その可能性を追求する4年間です。

《ファッションデザイン》

http://www.kyoto-art.ac.jp/art/department/spatial/fashion/

これからの社会をよりよくするための、課題を解決するためのデザインを学ぶことです。世界をよりよくするためにファッションには何ができるでしょうか。社会が直面している問題を、デザインでどう解決できるでしょうか。それは、単純に服をつくる技法、ジュエリーをつくる技術を学ぶだけにとどまらず、それらを「身体空間のデザイン」ととらえ、心とカラダを豊かにするファッションを生み出すことで、未来を描き出すことができると考えています。時代にふさわしいライフスタイルとは何かを考え、服、ジュエリー、靴、雑貨のデザインを通して、人と人との新しい関係性を創造します。

 

 

《プロダクトデザイン》

http://www.kyoto-art.ac.jp/art/department/product/product/

自動車、テレビ、椅子、コップ、スマートフォン、時計……。見渡してみると、身の回りにある道具はすべてデザインされています。プロダクトデザインの基本は、道具と使う人との間に関係性を見つけ、機能を持ったかたちに変換すること。かたちの美しさを問うだけでなく、使いやすさや便利さ、またその道具をつくる際の手間の削減などを考えなくてはなりません。そのためには使う人が心地よいと感じるか、安全に長く使うことができるか、さらには道具を世に出すために生産する人が問題なくかたちにすることができるかなど、道具に関わる人すべてに心遣いを持つことも必要です。そんな心遣いと創造性を結びつけ、新たなデザインを生み出します。

 

 

《空間演出デザイン》

http://www.kyoto-art.ac.jp/art/department/spatial/space/

学びの目標は、これからの社会をよりよくしていくための、様々な課題解決を提案する「ソーシャルデザイン」を習得することです。そのために、空間デザインコースでは、これまで当たり前と思われてきた様々なものをもう一度捉え直す視点を大切にします。そして、人ともの、人とできごとから生じる空間を生き生きとつくりあげるデザインを学びます。空間デザイン(インテリア・ディスプレイ・展示・イベント)の基礎から応用までを多角的に学んだ上で、それを社会の課題解決に結びつけるデザインへと展開していきます。「ものづくりのデザインから、しくみづくりのデザインへ」。新しいデザインの時代がはじまっているのです。

 

 

・・・もはや、ジャンルもコースも関係ない。ひたすら、自分の感性に響く作品を求め、キャンパスを巡っています。

 

 

・・・そうなんです。私たちの身の回りにあるもの、すべてがアートなんです。まるで、街の中を歩いている感じ、それが「卒展アート」なんだなあと、自分で納得しています。さあ、残すところ最上階へ。