・・・羽曳野市内小学校の図工担当の先生方に集まっていただき、子どもたちの作品鑑賞を通して研修を深めました。
・・・会場が「体育館」だったので、車座になって腰を下ろし、★「ちらしスティック」をつないで輪にするというワークショップを実施、そして、さらなる教材開発・共同研究のお誘いをさせていただきました。
《車座のメリット》
輪をつくることで、お互いの様子(表情)を確認しながら話すことができます。また、みんなが平等に対話に参加できるのも「輪」(和)だからです。結果として「深く聴く」ことができ、自分の考えや思いも「しっかり伝えられる」ということになります。このような「車座」を活用して、《造形遊び》を展開してみたいものです。子どもたちの発想と意欲が、これまで以上に高まることでしょう。
・・・「ちらしスティック」という呼称は「美文研」オリジナルですが、子どもたちから募集して名前を決めるのもいいですね。身近にある「紙」、失敗をおそれることなく「ふんだんに」活用することができます。様々な「色」があり、「丸める」とまた変化して様々な「模様」や「色」になります。単純な作業だからこそ、「巧緻性」と「集中力」そして「忍耐力」も養われます。
・・・チラシを止めるのは「セロテープ」、スティックをつなぐのは「木工用ボンド」が適当です。手を汚さずに、しかも簡単に作業ができるのも、子どもたちを夢中にさせることでしょう。
・・・まずは、つないで様々な大きさの「輪」を作ってみましょう。もちろん、集団ならお~きな「輪」を楽しみながら作ることができます。もう、子どもたちの発想は、この段階からフツフツと湧き(沸、涌)上がっているに違いありません。何を作るか、何ができるかは、すでに「ちらしスティック」に内包されているのです。さあ、先生方も「ちらしスティック」づくりから始めてください。どんどんアイデアが湧いてくるに違いありません。どんどん、アイデアをお寄せください。
・・・早々と「みかん」さんから「折り蟹」ができた、とのメールと画像が送られてきました。このように「伝承」されていくことは、とてもうれしいことです。本当にご苦労さん、そしてありがとうです。