・・・森喜久雄さんのことはもちろんですが、カラーデザイナー★稲峰冨枝さんについて、もう少し調べてみたいと思っています。
●「色彩と快適性COLOR FOR AMENITY」/著★稲峰冨枝 (カラーテクノロジー)
発行年:1992年11月
●「駅とまちづくり」編著:インターシティ研究会
第3章ペダルの悩み:駅と自転車のよい関係
駅前の駐輪の現状/自転車を私有しない解決策(JR摂津富田駅前)/自転車有効利用の新システム/色と形による解決策/おわりに
執筆★稲峰冨枝(株式会社カラーテクノロジー代表取締役)
●カラーシミュレーション用コンピューターソフトの研究開発
(第20回全国大会特集号)
澤一寛 ・渡辺康人★稲峰冨枝(日本カラーテクノロジー研究所)
●1996(平成8年3月)「建築雑誌」111(1386)/一般社団法人日本建築学会
なぜマシンズーは、彩色されたのか?(色彩でみる建築) 文★稲峰冨枝
・・・さて感動さめやらぬまま、地上に出てまいりました。
《NEWS》2013.9.7産経WESTより
安藤忠雄氏発案の巨大緑化壁設置差し止め認めず/造園家の仮処分申請で大阪地裁
建築家、安藤忠雄氏の発案で商業施設「新梅田シティ」(大阪市北区)の庭園に設置される巨大緑化壁「希望の壁」(高さ9メートル、長さ78メートル)をめぐり、庭園設計者の造園家★吉村元男さん(75)が著作権侵害を理由に設置差し止めを求めた仮処分申請について、大阪地裁が申し立てを却下する決定をしたことが7日、関係者への取材でわかった。吉村さん側は正式裁判も検討している。地裁は決定理由で、庭園を吉村さんの著作物と認定し、「壁の設置は庭園の景観や印象を相当に変え、吉村さんの意思に反した改変にあたる」と判示した。しかし、「庭園は商業施設と一体的に運用されており、老朽化や流行などに応じて改修できなくなれば重大な制約となる」として、壁の設置は、著作権法で認められた建築物の模様替えにあたると判断。「所有者側は事前に吉村さんの意見を聞き取るなどしており、設置が信義に反するとはいえず、吉村さんの権利も侵害していない」と結論づけた。決定は6日付。吉村さんは「庭園は一体のデザインで造られた著作物で、希望の壁は著作権を侵害する」として6月に仮処分を申し立てていた。希望の壁は、子会社が新梅田シティを管理する積水ハウスが今月末の完成を目指して計画。庭園北東に壁面を設置し、四季の花などで彩るという。
【吉村元男】
現在、地球ネットワーク会議代表、(株)環境事業計画研究所会長。1937年京都市生まれ。京都大学農学部林学科卒業、造園学専攻。環境事業計画研究所所長、鳥取環境大学教授を経て、★(株)環境事業計画研究所会長に就任し、現在に至る。その間、奈良女子大学、大阪大学、京都工芸繊維大学、鳥取大学などの非常勤講師を歴任、地球環境問題を視野に入れた循環型地域づくりを目指す地球ネットワーク会議の代表を勤める。作品に、「大阪万博記念公園の基本設計」(日本造園学会賞)、「鎮守の森の保存修景研究」(環境賞、共同受賞)、「新梅田シティ」(大阪府都市景観最優秀賞、建設省都市景観大賞、共同受賞)、「白鳥公演」(名古屋市景観賞)、「都市公園での功労」(北村徳太郎賞)などがある。
《環境事業計画研究所》
602-8261京都市上京区多門町440-6/075-431-0055
http://eda-kyoto.net/index.html#
弊社は、豊かで魅力的かつ活力に富んだ環境文化を創造していくことを目指し、昭和43年にEDA造園地域計画研究所として設立しました。昭和45年に株式会社環境事業計画研究所と名称を改め、地球共生型の地域・都市づくりを進めるため、ランドスケープデザインの分野で活動してまいりました。近年は、日本文化の豊かさを守り伝えるため、「日本の文化・風土に育まれた歴史遺産を守り、良好な状態で次世代に継承する。その中で保存上可能な範囲での利用を考え、その本質的価値を伝える。」この理念に基づき、名勝や史跡等の文化財における調査、測量、計画、設計、監理等を行う建設コンサルタントとして活動しています。
《2013.11「希望の壁」》
http://www.sekisuihouse.co.jp/exterior/ext01.html
建築家安藤忠雄氏が「環境都市大阪」の実現をめざして進める緑化プロジェクトに、積水ハウスが賛同したものです。「梅田スカイビル」の足元に広がる約8,000㎡の「新・里山」や、新梅田シティ中心部に位置する「中自然」とつながり、大阪の街に緑あふれる快適で楽しい癒しの空間が広がるように計画しています。開花時期の異なる草木を計画的に配置することによって、四季に応じて表情が変わる斬新な巨大緑化モニュメントとなっています。また、蝶を招く花木も混植することにより、「新・里山」のバタフライ・ガーデンともつながるバタフライ・ウォールをめざし、蝶の専門家とも情報交換を行っています。壁の両面は、側面も植物で覆ったプランターで構成。積水ハウスが進めている「5本の樹」計画での選定樹種であるソヨゴ・クチナシ・ヒラドツツジ・ヤブツバキ・ヤマブキ・フジ・オオイタビなどを中心に約100種類2万本以上の多彩な植物を植栽。開花時期の異なる草木も植栽して季節を彩ります。
《NEWS》2014.10.17SUUMOニュースより
新梅田シティ「新・里山」と「希望の壁」が第34回「緑の都市賞」で最上位
大阪の都心部に位置する新梅田シティ(所在地:大阪市北区)内の「新・里山」と「希望の壁」が、10月16日(木)発表の第34回「緑の都市賞」(主催:公益財団法人都市緑化機構)において、最上位の「内閣総理大臣賞」を受賞した。「緑の都市賞」とは、樹木や花、水辺などの「みどり」を用いた環境の改善、景観の向上、地域社会の活性化、青少年の育成等に取組み、環境や社会に対する貢献の実績と成果をあげている市民団体、企業、公共団体等の団体を顕彰し、快適で地球環境に優しい生活環境の創出を推進することを目的としている。新梅田シティの公開空地に創設した「新・里山」(約8000平米)は、都心にいながら約100種500本を超える中高木や200種以上の草花が咲き乱れる里山の原風景を望むことができる。積水ハウス(株)の生物多様性に配慮した庭づくりの取り組み「5本の樹」計画に基づき、「3本は鳥のために、2本は蝶のために、日本の在来種を。」という思いを込め、2006年7月に造成された。8年経過した現在では、生物多様性に配慮した管理手法も奏功し、絶滅危惧種を含む40種以上の野鳥や50種を超える昆虫類など多くの生き物が確認されるなど、豊かな生態系が育まれている。また、建築家安藤忠雄氏の発案を受けて2013年11月に完成した「希望の壁」(高さ9m、長さ78m)は、開花時期の異なる草木を植栽し、四季の移ろいとともに、表情が変わる斬新な巨大緑化モニュメント。“参加し、育てる、都市緑化、自然再生の新しいモデル”をコンセプトとして、蝶を招く花木も混植させることで、「新・里山」東側の「バタフライ・ガーデン」ともつながる、緑にあふれた癒しの空間「バタフライ・ウォール」をめざしている。
・・・昼食は「芭蕉庵」でランチしました。次は「笑来美餅」をじっくり味わいに来たいものです。
《創作和菓子工房「芭蕉庵」新梅田シティー店》
(梅田スカイビル地下一階★滝見小路)
531-0076大阪市北区大淀中1-1-90-B100/06-6440-5928
http://www.takimikoji.jp/shop/basyoan
創業以来130余年、素材にこだわり、伝承技法を継承してきた芭蕉庵。極上丹波産黒豆を石うすでひいたきな粉で味わう『本造り笑来美餅』をはじめ、新感覚を取り入れた創作和菓子をお楽しみください。
★石臼体験
芭蕉庵では『本造り笑来美餅』を注文いただいたお客様に、丹波産黒豆を石臼でひいてきな粉を作る「石臼体験」をお楽しみいただけます。友達と、恋人と、家族と、みんなで挑戦してみてください。
※株式会社「芭蕉堂」本社工場
553-0005大阪市福島区野田3丁目9番14号
http://www.bashoudo.com/index.html
《滝見小路》
http://www.takimikoji.jp/index.html
新梅田シティの梅田スカイビル地下1階にある、昭和の大阪の下町をイメージした食堂街。レトロな街並に、「くいだおれの街・大阪」にふさわしい串カツやお好み焼きなどからラーメンにインドカレー、約20軒の飲食店が並び、店内はどこも昭和の食堂街を模したものが使われています。狭い石畳の路地、通りにはタバコ屋や整髪店、郵便局、小さい稲荷大社までさまざま。さらに、昭和30年代、車の先駆けとしてパタパタと軽快な音を立てて走っていた小型オート三輪「ダイハツ・ミゼット」まで展示されています。トイレは昭和の銭湯をモチーフにした作りとなっています。
・・・古いものと新しいものが見事に調和、というか古いものが新しい(おもしろい)、不思議な感覚です。これからも、「梅田」は進化し続けることでしょう。そして、「マシンズー」は不滅であってほしいと思います。