大阪芸術大学(2) | すくらんぶるアートヴィレッジ

すくらんぶるアートヴィレッジ

●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●

【宇宙兄弟】

小山宙哉先生による漫画「宇宙兄弟」は、2007年の連載開始以来、多くの人々を魅了。2011年には小学館漫画賞、講談社漫画賞といった名だたる漫画賞を受賞し、さらに実写映画化やテレビアニメ化などにまで発展。そして現在、その累計発行部数は1400万部を超えています。本展はそんな漫画という枠を超えて展開される「宇宙兄弟」という作品の軌跡をたどる原画展です。平成28年度中に打ち上げ予定の「ひまわり9号機」を乗せたH−ⅡAロケットにペイントされる、「宇宙兄弟」の描きおろしイラストを含む原画36点、複製原画22点をはじめ、小山宙哉先生の仕事道具や宇宙兄弟関連グッズも展示されます。

 

 

・・・「撮影可能」という展覧会、涙が出るほど嬉しいですね。それこそ「宇宙」、「未来」の展覧会の在り方だと思うわけです。森村泰昌さんの展覧会も、撮影OKでした。

 

 

・・・作品よりも、作画中の小山宙哉さんのメガネが気になって、気になって。と言いますのも、最近かなり老眼がすすんできて、とても絵を描くことがつらくなってきたものですから。小山さんは1978年(昭和53)生まれの38歳ですから、老眼鏡ではなさそうですが、カッコイイ眼鏡をかけておられますね。いろいろ調べた結果、

http://www.fournines.co.jp/

眼鏡ブランド999.9(フォーナインズ)のダブルフロント構造「S-131T」ではないかと思うのです。

 

 

★写真学科卒業生による「活躍する卒業生展」

2016年9月3日(土)~9月16日(金)

http://geidai-blog.jp/category/%e5%a4%a7%e9%98%aa%e8%8a%b8%e5%a4%a7%e3%82%b9%e3%82%ab%e3%82%a4%e3%82%ad%e3%83%a3%e3%83%b3%e3%83%91%e3%82%b9

写真学科は元々、美術学科写真専攻からスタート。デザイン学科写真専攻を経て、1970年に写真学科として設置されました。これまでに数多くの卒業生が社会に羽ばたいていきましたが、そんな卒業生たちは現在、国内だけでなく、世界でも活躍しています。今回の展覧会は、写真学科を巣立った卒業生たちが、いかに社会において活躍しているかを知っていただくことを目的として開催されました。

 

【猪瀬光(いのせ・こう)】

http://www.akionagasawa.com/jp/artist/kou-inose/

1960年埼玉生まれ。大阪芸術大学在学中に井上青龍に写真を学び、そのキャリアをスタートさせる。多くの熱烈なファンを持つ猪瀬だが、一枚一枚のプリントに究極のこだわりを見せるが故に発表の機会は少ない。1枚のプリントを仕上げるのに1ヶ月を費やし、極限にまで集中し焼き上げられた写真には、驚くべき密度と強度が存在する。93年に東川町国際写真フェスティバル新人作家賞。写真集にデジャ=ヴュ「第11号特集 猪瀬光」(93)、『INOSE Kou VISIONS of JAPAN』(98)。個展に01年Space Kobo & Tomo『猪瀬光写真展』。グループ展に04年水戸芸術館での『孤独な惑星 - lonely planet』。15年には展覧会『THE COMPLETE WORKS』が開催され、大きな反響を呼んだ。最新刊は「全作品(月曜社刊)」。

《参考》「猪瀬光全作品(INOSE Kou COMPLETE WORKS)」写真/著:猪瀬光

月曜社2015年3月、本体9,000円、B5変型判上製(横263mm/縦187.5mm/束26mm)クロス装260頁ISBN978-4-86503-024-2

迷宮の記憶を宿す写真標本群――寡作で知られる写真家の30年の全貌、待望の全作品集。撮影年1982年から2013年。収録作品140点、特色4色印刷。巻末に猪瀬光によるテキスト「はじまりのはなし」、作品データ(撮影場所、撮影年)、略年譜+書誌を併載。

別刷テキスト「猪瀬光という名のミステリー」★森山大道

「猪瀬光とぼくとは、その写真の方法論上において北極と南極ほどの違いがある。彼は原質を問い、ぼくは表象を思うが、つまるところ一枚の銅貨である」。

 

・・・大道さんのメッセージ、カッコイイなあ。

 

 

《参考》憩いのオアシス「天王寺公園」今昔

http://cache.yahoofs.jp/search/cache?c=g6BygSUImZgJ&p=%E5%A4%A9%E7%8E%8B%E5%AF%BA%E5%85%AC%E5%9C%92+%E6%A4%8D%E7%89%A9%E6%B8%A9%E5%AE%A4+%E8%A7%A3%E4%BD%93&u=image.oml.city.osaka.lg.jp%2Fimage%2Fthemes%2Ftheme1089.html

噴水の向こうに見える半球型屋根の八角型ドームとそれに連なる建物は、1904年(明治37)に完成した日本初の植物温室です。西端の入口から大・中・小の七棟の室に分かれており、ドームでは、高性のヤシ類・熱帯果樹類・バナナの群植やゴム類が栽培されていました。

 

《天王寺博覧会テーマ館(映像館・植物温室)》

大阪市天王寺区茶臼山町1-108

竣工:1987年7月/設計★安藤忠雄

規模:地下1階 地上3階/構造:RC造(一部S造)

https://www.nomurakougei.co.jp/expo/exposition/detail?e_code=441

天王寺博覧会は、大阪21世紀計画の開幕をを飾った「大阪築城400年まつり」と「国際花と緑の博覧会」の中間に位置づけられたビッグイベントであった。“いのちいきいき“のテーマを掲げて、生命ある動植物と人とのかかわりを通して、生命の尊さ、生きる喜びなどを訴え、現代に生きる人達が自然や生物への暖かいまなざしとゆとり、うるおいをとり戻す糧となることを願って開催した。会場の天王寺公園には、安藤忠雄設計の恒久施設をテーマ館とし、原始の地球から生命の誕生へのドラマを、音響と光と映像で体感させた。映像ブロックでは翼竜が空を飛ぶ映像と、自然の生き物の飛行と、人間の空への挑戦する姿をアイマックス映像で再現した。ドームパビリオンのマンモス館では、マンモスの祖先とされるアーキディスコドンや赤ちゃんマンモスを展示。隣接の動物園にはユニークなバードゲージが設けられ、人と動物のふれあいの環境を演出した。天王寺美術館では中国より金竜、金馬の動物国宝展を開いた。会場面積_250,000平方メートル。★乃村工藝社実績「テーマ館」「ワールドバザール館」(社史「ディスプレイ100年の旅」より)

 

 

・・・天王寺公園が「てんしば」としてリニューアルし、新しく動物園ゲートも整備されました。当然、この「映像館・植物温室」もリニューアルしなければならないわけです。ところが、耐震も含めてかなりの費用がかかることから閉鎖、そして取り壊しが決定したようです。ですから、最後の「雄姿」を眼に焼き付けておく、それがハルカスに来る第2の理由です。