続大学ミュージアム(70) | すくらんぶるアートヴィレッジ

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・・・久しぶりの「大学ミュージアム」、今回は「チカマツ」つながりです。

 

【園田学園女子大学】

661-8520兵庫県尼崎市南塚口町7-29-1/06-6429-1201

http://www.sonoda-u.ac.jp/

 

 

【近松研究所】2016年度企画展示「近代画家の描く近松作品 その一 ―『大近松全集』附録木版画より―」

2016年6月20日(月)~8月8日(月)

園田学園女子大学近松研究所(開学30周年記念館3階)

http://www.sonoda-u.ac.jp/chikamatsu/

本学近松研究所で、2016年度の企画展示を開催しています。近松の浄瑠璃作品を近代の画家たちはどのようにとらえたのか、近松二百年忌(大正12年・1923)に出版された『大近松全集』の附録木版画を、3回に分けて展示します。「その一」は8月8日までです。ぜひ本学近松研究所へお出かけください。

http://www.sonoda-u.ac.jp/chikamatsu/tenji/t_2016/t_2016_01.html

 

 

・・・「近松研究所」があることは以前から知ってしました、今回ようやく訪問することができました。

 

近松研究所は、江戸時代の浄瑠璃・歌舞伎の作者、近松門左衛門の名前を冠する研究所です。近松に由縁の深い尼崎の地に、園田学園女子大学の付置研究所として、平成元年に誕生しました。本研究所は、近世演劇や芸能、近世文学を研究することを目的とします。そのために、目的に沿った特色あるデータベースの作成や叢書の刊行などを行っています。平成7年には閲覧スペースを設けた新施設に移り、研究者や学生、一般の方々に公開する環境が整い、新たなスタートを切りました。多くの方々のご利用をお待ちしています。

 

 

・・・「チカマツ」資料がどっさり収集されています。今日はこの後、尼崎にあるチカマツのお墓にお参りする予定なので、サラッ~と眺めるだけにしました。

 

 

・・・「近松研究所」は3階二あるのですが、2階で思いがけないものを発見しました。

 

 

《大内青琥》(1939~2005)

1939年、東京に生まれる。幼少時より父に師事し絵を学ぶも画業では生計は立たず、「三十数回」も転職をしたと自著『ヤップの島の物語』に記している。1979年に日本を出てミクロネシアを放浪。最終的にヤップ島のマープ島にあるベチヤル(バチエル)村にたどり着き、当時、村の酋長であったベルナルド・ガアヤンの家の居候となる(後に義子)。大内はガアヤンに依頼され、ガアヤンが盟友のジョン・タマグヨロンとともに建造しようとしていた航海カヌーの建造工程の記録を依頼される。これを受諾した大内は、後に「ペサウ」と名付けられたこの船の建造記録を取り、また1986年6月から7月にかけて行われたヤップ島~小笠原父島間の航海にも同行した。大内はペサウの航海を見届けてしばらくした後、帰国。2005年に病没。現在は多磨霊園で眠っている。またペサウは★園田学園女子大学に保存されている。また大内がヤップ島滞在時に残した日記類は国立民族学博物館に「大内青琥アーカイブ」として収蔵され、2010年に公開された。

http://nmearch.minpaku.ac.jp/oouchi-archives/oouchi_ArchiveList/oouchi_ArchiveList.htm