・・・大阪市、堺市そして7地域43市町村すべての「郷土資料館」を基本に、ミュージアム等を調査してきました。
北河内地域(7):枚方市
交野市
寝屋川市
守口市
門真市
四條畷市
大東市
泉南地域(8):岸和田市
貝塚市
熊取町
泉佐野市
田尻町
泉南市
阪南市
岬町
南河内地域(9):松原市
羽曳野市
藤井寺市
太子町
河南町
千早赤阪村
富田林市
大阪狭山市
河内長野市
残念ながら、わが羽曳野市のミュージアム状況は、財政難とは言えあまりにもお粗末です。評論家的な批判をしたところで元気が出ませんので、せめて重箱の隅をつつきながら、少しでも「世界遺産登録」への道を杖つきながら進むしかありません。
http://www.city.habikino.lg.jp/10kakuka/34shakaikyoiku/01news/index.html
【ギャラリーはびきの】
583-8585羽曳野市誉田4-1-1/072-958-1111
http://www.city.habikino.lg.jp/10kakuka/04shiminkyodo/04gallery/
市役所東玄関横にありますギャラリーはびきのでは、多くの方々に芸術に親しんでいただくため、2ヵ月に一度展示替えを行い、現代工芸作家の作品などを展示しています。
【庭鳥塚古墳】
古墳は東阪田の旧国道の脇にあり、石川の左岸の標高40mの低位段丘に立地しています。平成17年に土取り工事で粘土槨が露出し、緊急調査が実施されました。
http://www.city.habikino.lg.jp/10kakuka/34shakaikyoiku/03bunkazai/05maizobunkazai/t_niwatori.html
発掘で粘土槨には、組み合わせ木棺の痕跡が残り、棺内に三角縁神獣鏡、鉄刀、鉄剣、勾玉の副葬が確認できました。また、木棺の側辺から筒形銅器、鉄鏃、鉄剣、鉄刀、鉄ヤリ、籠手、銅鏃、鉄斧、鉄鎌、鋸などが発見されました。その後の調査で、古墳時代前期の墳丘長約60mを測る前方後方墳と判明し、円筒埴輪や葺石の存在が明らかとなりました。
《NEWS》2005.9.1読売新聞より
大阪・羽曳野で未盗掘の前方後方墳発見、三角縁神獣鏡出土/「庭鳥塚古墳」と命名
住宅街の竹林から見つかった庭鳥塚古墳は整地工事中に偶然、墳丘の一部が削り取られ、断面が現れた。まるでケーキを切ったようにくっきりと見え、発掘担当者らは「発掘の教科書を見るようだ」と感嘆した。「これ、もしかして古墳じゃないのか」。今年6月、羽曳野市教委の職員は丘の断面に目を凝らした。高さ3メートルほどがパワーショベルでざっくり削られ、おわんのような形が確認できた。一帯は約30年前、一部の研究者が古墳の存在の可能性を指摘していたが、忘れられ、市教委も工事の届けを受けて念のため見に行った際の発見だった。基礎部分は砂利で強化され、幅6メートル、深さ1・9メートルの墓穴の底部にあるのは木棺跡。M字形にへこんでいるのは木棺が朽ち、上を覆った粘土がどさっと落ち込んだからだ。両側の石積みは排水施設。本来なら上部から掘り進めるためわかりにくい古墳の構造が、重機に削られた〈けがの功名〉で一目りょう然だった。
★展示施設移動に伴う「文化財展示室」の閉室について
http://www.city.habikino.lg.jp/10kakuka/34shakaikyoiku/03bunkazai/2014-0701-1715-163.html
展示施設の移動に伴って、現文化財展示室を★平成26年8月1日(金)から閉室いたします。なお、展示されていた遺物につきましては、場所を羽曳野市市民ギャラリーに移して、平成26年8月16日(土)から「世界遺産を古市古墳群に!はにわに学ぼう」と題して展示を行います。
★向墓山古墳見学路および「文化財展示室」のオープンについて
583-0856羽曳野市白鳥3-147羽曳野市役所南側/072-947-3903
http://www.city.habikino.lg.jp/10kakuka/34shakaikyoiku/03bunkazai/2015-0320-1456-163.html
オープン:平成27年5月7日(木)午前10時
公開時間:平日午前10時~午後4時(土日祝・年末年始は閉館)
「百舌鳥・古市古墳群」の世界文化遺産登録を目指す本市は、構成資産のひとつである向墓山古墳を多くの人々に見学して頂くために、古墳西側を古墳見学路および学習スペースとして整備しました。向墓山古墳は、墓山古墳の陪塚のひとつで、一辺の長さが60mを越える全国でも屈指の大きさを誇る大型方墳です。今回の工事では、フェンスの色を目に優しいブラウンとし、高さも30㎝下げて墳丘部分を見やすくしました。さらに学習スペースには解説板とベンチを設けました。これにあわせて、作業室の一部を展示室として改修し、古市古墳群から出土した埴輪をはじめとして、市内各所から発見された各時代の遺物を展示します。みなさまに親しんでいただく新たな拠点として、ぜひ、ご利用ください。
★「陵南の森歴史資料室」の展示替え
583-0881 羽曳野市島泉8-8-1/072-952-2751
http://www.city.habikino.lg.jp/10kakuka/34shakaikyoiku/03bunkazai/2011-1206-0915-163.html
平成27年9月初旬に展示替えを行いました。羽曳野市域から発見された遺構や遺物を、旧石器時代から江戸時代まで通史形式で紹介しています。今回、野々上遺跡から出土した土製仮面や壷井地区から出土した紀年銘の刻印された軒平瓦など珍しい遺物を展示しています。なお、西浦銅鐸については現在市民ギャラリーで展示しています。
場所:陵南の森公民館内歴史資料室
開催期間:平成27年9月10日(木)から平成28年3月末日(予定)まで
・・・「陵南の森歴史資料室」だけでなく、「文化財展示室」がオープンしてヤレヤレです。