・・・ヒロ・ヤマガタさんのミュージアムから、さらに南下してアメリカ村に向かいます。途中、以前にも紹介したレッド・ミュージアムもあります。
◆【浜崎健立現代美術館】◆
542-0081大阪市中央区南船場4-11-13レッドビル/06-6241-6048
浜崎健(1967.8.10~)は、日本の現代美術家、画家、ギャラリー経営者。様々なものを赤一色で表現する作品やパフォーマンス、迷路をモチーフとした絵画などで知られる。地元の大阪では「赤い人」、「赤い服の人」といえば浜崎とされるほど認知されている。20代半ばだった1992年に自らのギャラリーを構え、その後は移転、改称を重ね、★1997年からは南船場に、建物の内装や外装を赤一色にした浜崎健立現代美術館 (Ken Hamazaki Red Museum) を構える。
《NEWS》2015.10.29大阪日日新聞より
人型街路灯 鮮やか変身 アメリカ村、4年かけ着色
http://americamura.jp/jp/index.php
大阪ミナミ・アメリカ村に建つ50本の人型街路灯が、足かけ4年がかりですべてペイントや切り張りで着色され、色鮮やかなアート作品として生まれ変わった。関係者らは「まちのにぎわいにつながった」と喜んでいる。街路灯はビルの2階部分に相当する高さで、スリムな人型の4種の支柱が明かりを支えているデザイン。設置された2000年時点ではすべてベージュ一色だったが、12年から地元の商店主らの呼び掛けで着色をスタートした。レッドブルといった企業の協賛も得ながら、毎年少しずつ進めてきた。最終となる三角公園前の1本は16人のアーティストが参加したコラボ作品として仕上げた。同公園では除幕式を行い、記念ライブも開催して大いに盛り上がった。完成披露会では、ペイントなどを手掛けた上田バロンさんや街路灯を制作した松田勝範さんらが出席。趣旨に賛同したイラストレーター★黒田征太郎さんもお祝いのメッセージを寄せた。
http://www.redbull.com/jp/ja/stories/1331739208445/ignition-2015-announce
黒田さんは、人型街路灯がペイントされたことによって人間のような存在感になったと捉え、街中に立つ“絵の人”と擬人化。「ぼくが真夜中に酔っ払ってフラフラ歩いていると『おい、オッサン元気か?』と声を掛けてくれる。人と人との間が、スカスカになっていく今、このことはうれしいし、ホッとする。これが絵の力」と指摘していた。アメリカ村の会の四月朔日幸平会長は「形は面白いのに色に特色がなかった街路灯だったが、このプロジェクトのおかげでオンリーワンのアート作品群に変貌し、街ににぎわいを与えてくれた」と満足げだった。
《喫茶「幸文」》
542-0086大阪市中央区西心斎橋1丁目6-35/06-6251-4177
アメリカ村がアメリカ村ではなかったころからある喫茶店、1階が喫茶店、2階はバーで夜のみ営業。ここのオーナーは黒田征太郎さんのご姉妹で、お姉さんが調理担当、妹さんは客席担当ということです。 お姉さんが怪我をされたらしく、かなり長くお店を閉められていました。今年春の再開を予定されていましたが、閉店を決められたようです。残念、そしてお疲れさんでした。
・・・そのかわり、今年4月にオープンしたばかりのBIGSTEP「黒田征太郎KAKIBA描場」へ。