阪急中津駅(1) | すくらんぶるアートヴィレッジ

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NEWS》2012.4.28日経電子版より

阪急電鉄のターミナル梅田駅を仲良く出発する神戸、宝塚、京都の3路線。十三駅までの約2.4キロメートルで6本の線路が並走する光景は★ダイナミックだ。だがこのうち最も東側を走る京都線だけ様子が異なる。途中の中津駅がそもそも存在しない。淀川を渡る橋梁も京都線だけ線路を囲う鋼鉄のトラス(骨組み)が無く明らかに構造が違う。「もともと京都線の線路は十三駅までだったものを、1959年に梅田駅まで延伸しました」と。中津駅は乗降客数が少なく、用地も限られていたために新しい京都線には同駅を設けなかったという。阪急中津駅の乗降客数は昨年の平日平均で1万853人と、阪急の全86駅中70位。神戸線、宝塚線も普通列車など一部しか停車しない。地下鉄御堂筋線の中津駅はビジネス街の一角にあるが、阪急中津駅は梅田から1キロ足らずの位置にありながら静かなエリアにある。しかし、なぜ京都線だけ梅田駅乗り入れが遅れたのか。「実は阪急京都線の大半は京阪電鉄が作ったものなんです」。阪急と京阪は大阪と京都を結ぶ競合相手。ライバル会社が線路を作るとはどういう訳か。現在の京阪本線は1910年に天満橋駅と京都の五条駅の間で開業。ただ住宅地を縫うためカーブが多く、高速運転に限界があった。折しも関西で鉄道ビジネスが急成長した時期。すでにあった鉄道省(後の国鉄、JR)東海道線との乗客争奪戦に挑むため、京阪は高速新線(第2京阪線)を計画する。まず、「新京阪電鉄」という子会社を設立し、十三駅から淡路駅を経由し千里山駅までを結んでいた北大阪電鉄を吸収した。さらに、1928年までに天神橋駅(現在の天神橋筋六丁目駅)から淡路駅を経由して京都(西院駅)までの新線を開業した。嵐山線もこの時に新京阪が開業している。高速運転では余す所なく力を発揮。天神橋駅―西院駅間を最速34分で結び、当時の国内最速列車となった。京阪は30年に新京阪を吸収合併するが、この新線はまだまだ話題を振りまく。31年に京都の西院駅から大宮駅まで延伸した区間は関西初の地下鉄道。大阪市の地下鉄開業より2年早い。またこの新線から名古屋をめざす計画も国の認可も得たが、景気悪化でお蔵入りとなった。戦時統制で43年に阪急と京阪は合併。49年に再び分離するが「淀川を挟んで東と西では町の成り立ちが違うことなどを理由に、別会社でお互いに発展しようと京阪の新線は阪急に組み込まれて現在に至る」ということだった。もともと十三駅が始発の京都線。阪急に移ってから乗客の利便性を考え梅田駅まで延伸したが、中津駅にはホーム設立の余地がなかった。今ではすっかり阪急の一員となった京都線だが、もともと京阪だった証が沿線に残る。相川駅(大阪市東淀川区)の西改札口を降りると見える安威川の「新京阪橋」だ。同区と右岸の大阪府吹田市を結び、車や通行人が絶え間なく往来している。現在の橋は1968年に完成したものだが、旧来の名称を変えることなく戦前からの鉄道史を現在に伝えている。


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《中津★高架下訴訟》

平成26年2月提訴、中津高架下とは 国道176号線の中津の高架下で、阪急中津駅から淀川までの約700mの区域です。廃墟のようで清潔で安全な独特の光景と雰囲気で知られ、野獣刑事、部長刑事、化身等の多数の映画やドラマの舞台となっています。あまから手帳等の雑誌等で取り上げられたお店 ムーランキッチン ピエロハーバー SHABBYSHIC。中津高架下訴訟とは国道176号線は昭和6年に完成し、それ以来、所有者である大阪市が高架下の占用を民間人に認め、工場、倉庫、事務所、飲食店、スタジオ、劇場、体操教室などに用いられています。ところが、大阪市が平成25年3月になって突然、耐震工事を理由とする1年後の明け渡しを一方的に要求し、占用権者との交渉に応じないため、占用権者が引き続き占用を許可することを求めて提訴した行政訴訟です。


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NEWS》2014.6.8産経ニュースより

高架下のレトロな魅力知って、きょう中津でフェスタ/大阪

大阪市北区の国道176号が上を通る中津高架橋の高架下で、音楽ライブや飲食を楽しむ「中津高架下フェスタ」が8日開かれる。高架下で営業する飲食店の店主や地元住民らが企画した催しで、「レトロで独特の空気感を持つ高架下の魅力を知ってほしい」と話している。高架橋は昭和7年に完成し、同10年ごろから市が希望者に占用を許可し、工場や倉庫として使われてきた。近年は劇団の拠点となる芸術文化村やカフェなどもオープンし、若者の人気スポットになっている。


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しかし大阪市が耐震化工事を決め、道路占用者らに平成25年度中に立ち退くよう通告。占用者らは「急な話で移転先もない」と反発し、一部が市を相手取り、占用更新の不許可処分の取り消しを求める訴訟を大阪地裁に起こしている。フェスタは占用者らを支援する地元住民らが、高架下の魅力を発信するきっかけにしたいと企画した。中国楽器の演奏会やカレーの販売、アクション教室などが行われる。午前10時から午後4時まで。阪急中津駅から西へ徒歩3分。問い合わせは事務局(電)070・6545・2937。


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・・・ガランとした、高架下の空間だけです。


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《中津南三地蔵堂》531-0071大阪市北区中津6-4-16

http://www.shinwakensetsu.com/works/results/commerce/nakatsu_jizoudou/index.html

中津は第二次世界大戦でも空襲の影響を受けなかった地域なので、昔ながらの街並みやお地蔵さんが多く残っています。この地蔵堂は2階建て、地域コミュニティーとしても利用できるようにと、2011年に信和建設さんが建てられました。


・・・これから、待望のミュージアムに入ります。