・・・さて、残念ながら閉室・閉館となる「街角ミュージアム」もあります。
【市民交流センターすみよし北・展示コ-ナ-】
558-0054大阪市住吉帝塚山東5-3-21/06-6674-3731
住吉区には★山之内遺跡をはじめ多くの遺跡がありますが、ここでは★荘厳浄土寺境内遺跡から出土した軒瓦のほか、住吉大社境内遺跡の発掘調査で出土した★住吉神宮寺の土器や瓦などが展示されています。この展示は、遺跡の概要や展示の方法を講座で学んだ受講生が中心になり、市民の手による企画と作業から生まれたものです。本展示コーナーは、2015年11月末で★閉室となりました。市民交流センターすみよし北は、2016年3月31日を持ちまして★閉館いたします。長きに渡り多くの方々に利用していただきありがとうございました。
★青少年会館の付設体育館、市民交流センターすみよし北、その両施設の外壁に★金城実さんと地区の人びとによる作品が据えつけられています。
★住吉で数万年前のナウマンゾウの化石発見
大阪市住吉区の山之内遺跡と平野区の長原遺跡の発掘調査では、ナウマンゾウの足跡化石が発見されました。山之内遺跡の地下約7m、長原遺跡の約3mの深さの地層から、ナウマンゾウが大地を踏みしめた足跡がたくさん発見されています。足跡の長さは30~40㎝あり、状態のよいものは爪の痕跡まで残っています。なお、ナウマンゾウは40,000~50,000年前に急激に減少し、絶滅したと考えられています。これとちょうど入れ替わるように、日本列島では旧石器時代の遺跡が増加し、大阪でもっとも古い旧石器が35,000年前の地層から発見されています。生駒山地の西側から上町台地までの間に広がる現在の河内平野は、縄文時代には内海 (河内湾) が広がっていました。それ以前、約120,000年前の間氷期 (氷河時代のうち、氷期と氷期の間の気候が温暖な時期)には海水面がさらに広がっていて、上町台地も海 (上町海) の中でした。上町海が縮小して、のちの上町台地が陸化していくのは約110,000年前のことだといわれています。陸地が広がっていく過程で、何本もの川が丘陵地から低地部へ向かって流れ込んでいて、このような流れの周辺には、ナウマンゾウの群れが行き来きしていたことがうかがえます。山之内遺跡では、足跡の大きさから、大人のゾウだけでなく、ヤベオオツノジカやムカシニホンジカも確認されています。
【大阪市立我孫子南中学校】
558-0021大阪市住吉区浅香1-8-55/06-6698-6310
http://swa.city-osaka.ed.jp/swas/index.php?id=j732667
《アビナン・ミュ-ジアム》
http://www.occpa.or.jp/ikou/machikado_M/machikado_M19.html
我孫子南中学校のロビーには、校舎建設時に発見された7万~10万年前のナウマンゾウ・オオツノジカの足跡化石の複製や地層のはぎとり、当時の復元画が展示されています。ほかにも山之内遺跡から出土した弥生時代から室町時代の土器・石器、我孫子鋳物師の道具など、中学校の一教室にぎっしり展示されています。
・・・松原市にも「金城実」さんの作品がありますので、帰路に立ち寄りました。
【はーとビュー(松原市人権交流センター)】
580-0023松原市南新町2-141-1/072-332-5705
http://www.city.matsubara.osaka.jp/index.cfm/9,0,18,105,html
平成26年4月より、ふれあい人権文化センター、青少年会館、男女共同参画センターの機能を統合した、「はーとビュー」(松原市人権交流センター)がオープンしました。松原市人権交流センターを、より市民の皆さんに親しんでいただくため、愛称を募集したところ、多数の愛称案が寄せられました。選定委員会で検討、選考をさせていただいた結果、天美東にお住まいの坂田敏通さんからいただきました「はーとビュー」に決定しました。この愛称には心を開き、晴れ晴れとした景色が思い描けるという意味が込められています。
・・・以前はセンター入口正面を飾っていた金城さんの作品です。住吉の作品はどうなるのか、気がかりです。