【NEWS】2015.10.2マイナビニュースより
大阪市交通局は、リニューアル工事を進めてきた市営地下鉄御堂筋線梅田駅のアーチ天井が2015年10月6日に完成すると発表した。同日から約1カ月間、これまでのアーチ空間の歴史などを紹介するパネル展も開催する。梅田駅のアーチ天井は1935(昭和10)年に完成して以来、シンボル的存在として長年にわたって市民や利用者に親しまれてきた。1952(昭和27)年・1967(昭和42)年に続く3度目の大改装となった今回のリニューアルで、伝統あるフォルムを生かしつつ、斬新なデザインと優しい照明を取り入れ、さらに魅力的な空間に生まれ変わった。斬新な凸凹型の肌合いを持つ逆富士型の小型アーチを天井に連続して配置し、天井と一体となった照明から放たれる光と影のコントラストと合わせて幻想的な空間を演出。照明の色機能を採用することで、朝夕は活気に満ちたイメージ、昼間は全体をやわらげるイメージの明かりとする。LED照明と調光機能の採用により、約35%の省エネルギー化も図られる。アーチ天井のリニューアルに合わせ、上り(新大阪・千里中央方面)ホームに4K対応の65インチ動画広告デジタルサイネージ12面を設置し、「梅田ホームビジョン」として運用を始める。上りホーム南側では10月6日から約1カ月間、梅田駅の建設工事やアーチ空間部の歴史の変遷などを紹介するパネル展を実施。建設工事に用いた建設資材や80年前のコンクリートサンプルなどの現物も展示され、地下鉄構造物の高い安全性が実感できるという。
【関西テレビ】2014年12月11日放送「スーパーニュースアンカー」
福島の復興支援に・4代目「つながりカフェ」
http://www.ktv.jp/anchor/today/2014_12_11.html
大阪市の専門学校で、1週間限定のチャリティカフェが開かれました。これはホテルマンを目指す学生たちが福島県の復興支援のために3年前に始め、その後、毎年、後輩たちに受け継がれてきたものです。売上金を福島県に届けるために、学生たちは本物の「おもてなし」について学びました。
★『カフェ・ラポール』。フランス語で、「つながり」という名のカフェです。スタッフは全員、大阪の語学専門学校のホテルコースで学ぶ学生たちです。毎年7日間限定で開かれるこのカフェの売り上げは、全額福島県に届けられます。きっかけは、東日本大震災が起きた日に学生が口にした一言でした。『僕たちに何かできないですか?』何か自分たちにできることをしようと、専門性を生かしてスタートした。その後、未来のホテルマンたちは毎年2ヵ月半の猛特訓を積んで、このチャリティーカフェを卒業制作として受け継いできました。カフェのオーナー役として指導してきたのは、新谷優貴子先生。関西で生まれ、小学生の時から20歳まで福島で暮らしていました。福島とつながり、感じたことを訪れた人たちに伝える場、それがカフェ・ラポールです。自分たちが最高のサービスを提供できなければ、福島のためのお金はいただけない。そんな思いが学生たちを変えていきました。すべて福島のためにという思いから、社会貢献活動を通して学生がこの一週間でめまぐるしく人間としての成長を遂げるということもあるので、逆に福島に対しても感謝させていただきたいという気持ち、「つながり」という名のカフェ・ラポール。先輩から受け継いだ福島とのつながりをお客様にもつなげたい、そう願っています。
◆学校法人山口学園「ECC国際外語専門学校」
530-0015大阪市北区中崎西2-1-6/06-6311-1446
ECC国際外語専門学校は大阪梅田に位置し、航空・ホテル・観光・教育・ビジネスなど各分野の「専門力」と活躍の舞台や就職先の幅を拡げる「英語力」を掛け合わせて、世界に通用する「国際力」を育て「国際派の進路」を実現させる専門学校です。ホテルコースでは、外国人宿泊客にも、おもてなしができる英語力に加え、ホテル業務に必要な専門知識やホスピタリティを習得し、国内外のホテルへの就職を実現させています。ホテルコース2年生は、その専門性を生かして、卒業制作及び社会貢献活動として「Cafe Rapportカフェ・ラポール」の運営に取り組んでいます。
★第5回目の今年度は2015年12月1日(火)~12月7日(月)の7日間開催します。
4F ECC Hotel International(ホテル実習室)11:00~18:00
http://kokusai.ecc.ac.jp/event/cafe/
「何か僕たちにできることはないですか?」最初のきっかけは東日本大震災の年に、一人の学生(ラポールの1代目総支配人を務めることになる野口修平さん)が「福島の先生の実家大丈夫?」「何か僕たちにできることはないですか?」と声をかけてきてくれたことです。私たち自身も講師として被災地に行けなくても、何か私たちの専門性を生かしてできることはないかとか考えていて、それがチャリティーカフェを運営してその売上げを被災地に送ろうという形になりました。開催当初は、長く続ける予定ではなかったのですが、この卒業制作の過程を通して生徒がとても成長すること。また、2回、3回と続けるうちに学生同士や卒業生との絆もここから生まれ、さらには、入学前にカフェに訪れ、2年後にこれをやるんだっていう意気込みで入学する学生も出てきました。ラポールはフランス語で「つながり」という意味なのですが、福島を中心としてみんなの絆が生まれています。今はこの初代の学生たちが作ってくれたつながりの輪を繋ぎ紡いでいくという思いで続けています。
・・・「ECC」の道路を隔てて前にあるのが、以前、閉館した「ナビオ美術館」を追っかけてたどりついたギャラリーです。
【Y-art Gallery ワイアート ギャラリー】
530-0027大阪市北区堂山町15-17 ACT3ビル1F/06-6311-5380
http://www.yart-gallery.co.jp/
●清らかな光に「近藤幸」木版画展 11/25(水)~12/6(日)
注目を続けていた木版画作家の当画廊では初めての個展を開催します。一貫して海・空・山々など大気や自然の移り変わりを10~12版もの多色木版摺によって表現してきました。自然界の色たちが調和し詠う美しい光に満ちた驚異の青と白の世界を会場で浸っていただけたらと思います。多色摺版画の順序摺と版木も展示致します。
【アサヒ ラボ・ガーデン】
530-0018大阪市北区小松原町2-4
大阪富国生命ビル4Fまちラボ内/06-6926-4070
http://www.asahigroup-holdings.com/research/labgarden/index.psp.html
●「カルピス」をつくった男・三島海雲~「カルピス」歴史展~
2015年6/29(月)~2016年3/31(木)
大阪の箕面のお寺に生まれたカルピス社創業者・三島海雲は、
青年期にモンゴルで出会った「酸乳」をもとに、日本初の乳酸菌飲料「カルピス」を発明します。海雲は、「カルピス」の本質は"おいしいこと"、"滋養になること"、"安心感のあること"、"経済的であること"の4つとし、社会貢献と広告活動を両立したマーケティングを行うなど、天性のアイデアマンでした。生涯、「国利民福」―国家の利益となり、人々の幸福につながる事業を成すことを人生観とし、人々の健康に役立つ食品の開発に熱意を捧げます。海雲の甘くてすっぱい波乱万丈の人生遍歴とともに、「カルピス」の歴史をたどるパネルや写真を展示しました。海雲の直筆の書や、「カルピス」の初代ボトル(※レプリカ)もご覧いただけます。
・・・村野藤吾さんの「梅田換気塔」は素晴らしいのですが、気になる「梅田のギョロ目」も紹介しておきたいと思います。さて、この後「リーガロイヤルホテル」に向かいます。