琳派(20) | すくらんぶるアートヴィレッジ

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陶芸家利茶土ミルグリム」】

http://teaceramics.com/

私が日本で仕事を始めたのは、ワトソン奨学金で2度目の来日を果たした時からで、その後5年間京都・萩・備前・美濃の名だたる作家達の元で修行しました。その後、1984年から85年にかけて京都市の北西に位置する山村に窯を築き、当時15代裏千家御家元千宗室氏(現大宗匠)より、"利茶土窯"と命名される栄誉を受けています。1979年以来今日まで、大宗匠は利茶土にとって変わらぬ良き助言者であり後援者でもあります。私は35年以上日本とアメリカで茶陶を通して茶の湯を学び、茶道に貢献することに自分の人生を捧げてきました。両国の伝統的でなおかつ現代的な技術と素材を用い、一方の目で過去をもう一方では未来を見つめ、世界に通じる陶の芸術を造ることが私のゴールです。私は茶陶としての本来の機能を備えつつも、その役割に限られない作品、またそれらの触覚や視覚上の美しさが日常生活でも楽しめるような作品作りをめざしています。


けあげ1


泉屋博古館・野村美術館連携企画春翠の色気・得庵の男気

住友春翠(1864-1926)と野村得庵(1878-1945)、大正期の京都を代表する二人のコレクターにちなんだ展覧会が、この秋、京都東山で催されます。ともに実業界で活躍する一方、市中からはずれ閑静で緑豊かな東山に別荘を構え、それぞれの趣味の世界に没頭しました。公家出身の春翠は、中国や西洋にも目を向け優美で華やかな世界を、大阪商人である得庵は大名茶のような力強く豪華な世界をめざしました。住友コレクションと野村コレクションの名品が同時に公開されます。名品を楽しみつつ、また見比べて、違いを味わってみてはいかがでしょうか。


・・・「泉屋博古館」へ行くしかないでしょ。


けあげ2


震災復興祈り「共に生きる」東山中学・高校の新校舎完成記念金澤翔子さん揮毫

http://blogs.yahoo.co.jp/ksyouko0615/46442139.html

京都にある東山中学・高校に、東日本大震災からの復興を願って描かれた作品「共に生きる」の文字が石碑に刻まれたモニュメントが完成し、2012年6月9日に除幕式が行われました。石碑は浄土宗の宗門校である同校西館の新校舎完成を記念したものです。

★京都の秋は・・・「禅林寺(永観堂)

606-8445京都市左京区永観堂町48075-761-0007

http://www.eikando.or.jp/

浄土宗西山禅林寺派の総本山。853年(仁寿3)空海の弟子真紹が藤原関雄の山荘を譲り受け、尊像を安置、真言宗の道場としたのが始まり。承暦年間(1077-81)第7世永観が入寺。浄土念仏道場とした。顔を斜め後ろに向けた阿弥陀如来像は★「みかえり阿弥陀として知られる。国宝の絹本着色山越阿弥陀図(鎌倉期)など多くの寺宝を所蔵。毎年11月には寺宝展を開く。紅葉の名所でもある。


けあげ3


・・・この混雑入る勇気はありません、「泉屋博古館」へ急ぎます。

◆【泉屋博古館】◆

606-8431京都市左京区鹿ヶ谷下宮ノ前町24075-771-6411

http://www.sen-oku.or.jp/

住友家が収集した中国古代青銅器の保存と、考古学研究者への研究協力を主な目的として、昭和35年に財団法人として設立されました。その後、住友家よりその他の美術品の寄贈を受けて順次収蔵品を拡大し、昭和55年京都において登録博物館として広く一般に美術品の公開を開始し、平成14年には東京に分館を開設して現在に至っています。

けあげ4


生誕150年記念「数寄者住友春翠-きれいさびを求めて-」

平成27年10月20日(火)~11月29日(日)

*青銅器館「中国青銅器の時代」も上記期間内でご覧いただけます。

大正時代、50代になった春翠は、次第に幼少時に慣れ親しんだ日本の伝統美術に心惹かれるようになります。自らの美意識に適った茶道具を取り合わせて歴史に残る名茶会を度々開いたのもこの時期です。そして、その主要な舞台となったのが大正年(1915)に完成した天王寺茶臼山(今の大阪市立美術館・慶沢園)の本邸でした。ここではまた、園遊会など様々な催しも行われ、春翠の趣味が隅々まで行き届いた室礼が客をもてなしました。本展では、春翠が好んだ伝統的な美意識に基づく名物茶道具や絵画の逸品(小井戸茶碗 銘六地蔵や伊藤若冲の花鳥画ほか)とともに、それらが鑑賞された今はなき茶臼山本邸の様子を資料にて紹介します。


けあげ5


・・・ここも静かです。