・・・「大学ミュージアム」巡りでここまで来ましたので、この機会に「咲洲・建築探遊」したいと思います。
【咲洲】
大阪市住之江区にある人工島。面積は約1,045ヘクタール。大阪南港の別称であるが、南港水路以北の人工島を指して用いられるケースが多い。南港は木津川 - 大和川間のかつて住吉津・住吉浦と呼ばれた沿岸部から造成が始まった埋立地であるが、一般に咲洲と呼ばれる人工島はかつての築港南突堤に沿うかたちで、尻無川ないし安治川の左岸沖合に位置しており、大正区や港区に近接する。中央部は居住空間である「南港ポートタウン」、北部は「アジア太平洋トレードセンター (ATC)」や、「大阪府咲洲庁舎」などの大規模な施設が集積する「コスモスクエア」となっている。外縁部は西部に北埠頭と中埠頭、東部にコンテナ埠頭などの港湾施設が広がっているが、北西端は海浜緑地となっており、北埠頭の西端には★「野鳥園」が広がっている。バブル全盛期の1988年に決定された「テクノポート大阪」計画に基づき、大阪市主体で数々の巨大施設が建設された。しかし、1990年代の不景気でそのほぼ全てが破綻し、第3セクターによるムダ遣い、ハコモノ行政の象徴となった上、大阪市の財政に大きな負担を与えている。2000年代に入ってから土地の定期借地権方式による分譲を導入し、コスモスクエア駅前では大規模なマンションが建設されるようになり、商業施設や大学の進出も進んでいる。日本万国博覧会の候補地にもなったことがある。
■1992「ミズノクリスタ」ミズノ大阪本社/設計:日建設計
559-8510大阪市住之江区南港北1-12-35」(地上31階、高さ147m)
ミズノは、1世紀近くにわたって日本のスポーツ品産業をリードしてきました。そしていま、世界でも屈指の総合スポーツ品メーカーとして、国内外から高い評価を受けています。生産する品目はほとんどすべての競技種目にわたります。さらにスクール事業など複合的なスポーツ産業体として幅広く企業活動を展開しています。1906年の創業以来、スポーツ振興には特に力を注ぎ、小さなスポーツ大会からオリンピックをはじめとするさまざまな国際大会にいたるまで幅広く協力してきました。競技分野への貢献と同様、人々の健康づくりをスポーツの面から支える試みにも取り組みます。プロ、アマを問わず、あらゆるスポーツの発展がミズノの願いだからです。また、地球環境問題についてもリーディングカンパニーとして取り組んでいます。世界中の人々にスポーツの喜びを広めるため、ミズノは、これからもスポーツの未来へ向かって進んでいきます。
◆【スポートロジーギャラリー】◆ミズノ大阪本社ビル1F/06-6614-8411
https://www.mizuno.co.jp/gallery/
スポーツ商品を展示するギャラリー。明治時代から現在までのオリンピックの公式ポスターや、過去100年間のミズノの歩みやスポーツ・オリンピックの歴史、大正後期の野球選手のユニフォームや昭和初期の牛革グラブなど、明治39年(1906)の創業以来、日本のスポーツ界を支えてきたトップメーカーのスポーツ用品がズラリと並ぶ。また、2012年にリニューアルオープンし、プロ野球コーナーやアスリーツ・ロードコーナーを設置。展示だけでなく、実際にミズノ契約選手が使用している用具に触れることができる。その他、用具やウエアに秘められたミズノの最新技術を伝えるコーナーでは最新機能がわかりやすく体感できるキットも用意している。入場は無料。
■1993「ホテルコスモスクエア国際交流センター」(地上21階88m)
559-0034大阪市住之江区南港北1-7-50/06-6614-8711
http://www.hotel-cosmosquare.jp/index.php
大阪にある関西最大級の宿泊研修施設・研修センター・貸し会議室、体育館も備えております。客室数320室、会議・研修から懇親会も行えますので、企画・運営をされる方の負担を減らすことができます。
■2004「NTTドコモ大阪南港ビル」設計:NTTファシリティーズ
(地上12階55m/通信用タワー145.55m)
https://www.ntt-f.co.jp/architect/building/docomo-osaka-nanko-blg.html
第3世代移動通信サービス「FOMA」の増大、およびマルチメディア系新サービスに対応する関西エリアにおける移動通信ネットワーク拠点として計画されました。地上12階建で屋上に通信鉄塔を搭載し、全国のドコモノードビルの中でも最大規模となっています。全フロアが情報通信機器を収容できる構成とし、1フロア約5,400m2という最大限の広さを確保したほか、情報通信機器室内を無柱空間とし装置のレイアウトの自由度を高めています。将来の増築も視野に入れた拡張性とともに、免震装置92基・耐震装置46基の配置、送電系統の2重化や予備発電設備GTG(ガスタービン発電装置)の設置など、ノードビルとして求められる高い信頼性・安全性も確保しています。2005年日本鋼構造協会業績賞。
■1994「ハイアットリージェンシー大阪」
559-0034大阪市住之江区南港北1-13-11/06-6612-1234