はならあと(21) | すくらんぶるアートヴィレッジ

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「souvenir」@旧小島家植田陽貴

旅のみやげと、今の私が大宇陀の空気や色を思い出して描いてみたらどうなるんだろうという実験。


じへい1  



「はじまりの森~ねっこversion~」@旧小島家たかはしなつき

森の中をずんずん歩いて行くときっと宇宙とつながっている道がある。ねっこversionです。


じへい2  


「井上真介貼り絵の世界」@芳村家井上真介

自閉症という個性から生まれた輝く感性。純粋無垢な一貼り一貼りが重なり現れる、どこか温かい世界観。奈良県山添村にある障害者支援施設「太陽の家」を通所利用されており、自閉症という個性を持たれる。もともと貼り絵、切り絵、折り紙が得意だった井上真介さん。2013年の夏から本格的な貼り絵に取り組み始めました。時間をかけて下絵を描き、毎日こつこつと貼り続け、一作品に2~3ヶ月かけて制作されています。


じへい3  


MOMENTUM at 旧四郷屋/キュレーター:MOMENTUM at 旧四郷屋

Momentum勢いをもった一瞬間。その一瞬で完結してしまう“点”である瞬間の“Moment”とは異なり、次へ向かう途上の、勢いを持った一瞬間、という意味の語です。宇陀松山を初めて訪れた時、物理的にはコンパクトであるのに不思議と広さや繋がる感覚を覚えました。


じへい4  


幾層にも重なる時間の集積があって、しかし時を越えて変わらぬ景色を創り続ける場所。変わっていく、だから変わらない。そんな宇陀の地で、それであると同時に何にでもなり得る感覚の揺らぎを作ります。あらゆる連続性の中の一点を深く見つめることで、意識の転換が起こる。大きな流れの中のある一点「いま」「ここ」「わたし」の存在を止まっている一点に限定するのではなく、大きな文脈にある断片、次へ繋がる途上の一点と解釈することで、この地点でしかないのだけれど、それは同時に過去や未来、世界のどことも、そして自分以外の誰ともなり得る。奈良を拠点とする作家、また海外から参加する作家の解釈をもって概念を横断するような、多様な視点を交換できる開かれた空間にしたいと思います。


じへい5  


・・・2階の窓越しに見えるお向かいさんの2階。「UDA」とプリントされた真っ白な大きなボールが、とても印象的でした。