◆「黒門(松山西口関門)」
旧松山城大手筋にあたる西口関門である。建築は徳川初期のものと認められ正面の柱間13尺5寸両内開きになっていて、左右に袖垣をつけた高麗門の形である。門を含む地域は枡形になり旧位置に現存する城下町の門としては珍しいものである。松山城は旧名秋山城と呼び、秋山氏の築城に始まる。天正元和の間次第にその形を整え、福島掃部頭の居城とした。慶長年間城郭ならびにその城下町の完成を見るに至った。この西門もその頃の構築にかかるものである。大宇陀町教育委員会
★「Life Ring 2015」@熊鯛商店+蔵/諸熊仁志
Life Ring(人生のうきわ)をテーマに作品を制作しています。ブロンズと漆を素材にした彫刻の展示です。
★「Fantastic home」@増岡家/はやしろみ
子供たちが夢見てくれるような素敵な故郷。普段見慣れている場所は想像すればこんなに夢と不思議に溢れている。
★「唐招提寺金堂 Tôshô dai-ji」@増岡家/西山タカスケ
2011年より取り組んでいる唐招提寺金堂のエスキース、本画の展示。
★「伝統木版画」@宇陀恵比須神社社務所/佐藤奈実
伝統木版画は江戸時代に全盛を誇った浮世絵に代表される、絵師・彫師・摺師が分業で作り上げる木版画です。
【参考】「宇陀初えびす」
http://shokokai.web.fc2.com/index.htm
「えべっさん」や「初市」と親しまれ、江戸時代から続く宇陀松山の伝統行事です。元和元年(1615)に織田信雄が宇陀に入封し、町の整備と共に西殿(現宇陀市菟田野古市場)から市場と恵比須神社も現在の場所に遷されました。宇陀松山の市は3と8の日に行なわれていて「初市」は、旧暦正月8日に行なわれていた事から現在は2月8日になったそうです。「えべっさん」は、ながらく宇陀恵比須神社氏子の方々によって続けられてきましたが、近年氏子の減少や高齢化で祭典が運営が難しくなっておりました。自分達が子供の頃に待ちわび楽しんだ宇陀初えびす、「伝統行事を絶やしてはいけない子供達にも伝えたい」との思いから、平成17年より大宇陀町商工会青年部がその後商工会の合併により宇陀商工会青年部の大宇陀地域の部員が引継いで御手伝いをさせて頂く事になりました。