はならあと(19) | すくらんぶるアートヴィレッジ

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「HOME」@霜永家グループ和の花 group the ower of harmony

風雪に耐え、いろんな人たちが過ごした家で、訪れた人たちの心が和む展示会をめざします。今回のはならぁと展示の為に身内で結成。日本画、パステル画、絵本、俳句、刺繍など。


きゅ1


【春日神社】633-2114奈良県宇陀市大宇陀春日

ご祭神、武甕槌命、経津主命、天児屋根命、比売大神。由緒は詳かでない。ご祭神紛淆の痕はなく、社号の座地名と同唱であるので、創祀以来の遷移はないと思う。当社の旧祠官と伝える佐々岡家には祭礼記の外数通の古文書を蔵している。文禄三年の古絵図面には、春日社地と記し、現境内斎庭の石垣にそって、長さ一一尺三寸、厚さ二尺~二尺一寸、左側端巾二尺七寸五分、中央二尺九寸、右側端巾二尺四寸の加工の跡を見ない巨石がある。崇敬者氏人らは神楽石と称している。


きゅ2


霊宝石由来宇陀旧事記に「春日神社には天児屋根命を祀り阿貴山の峰に神楽石麓に天の瓊矛《ヌボコ》と称する長さ拾余石の霊宝石あり」と揚げられている。 恐らく古代祭祀用に供せられた神聖なる霊石と考証される


「宇陀の町。くすりの町。薬草タイル」@春日神社参道の灯篭おかむらみち

薬草をモチーフにしたタイル・照明・オブジェ。宇陀の町にちなんだ作品ができたらと思っています。


きゅ3


マレビトの宿る社 at マルカツキュレーター森麻奈美

よその地から来た3人の作家がここに棲み込み、演劇を使って土地の記憶を浮き彫りにしていく。歴史という名の土地の記憶、家族や家の記憶、あるいは誰か個人の記憶など、さまざまな単位の記憶があるだろう。それらは複雑に絡まり合い、今の宇陀松山の景色を作っている。ここで3人がどのように「土地の記憶」を見せてくれるのか、それはまだ私も知らない。ただ観客がこの場所で時間を過ごし、記憶の層の重なりに身を置く中で胎内めぐりのように何かにたどり着くこともあるのではないかと思う。ここはかつて家族が暮らす家だった。商いもしていた。今はマレビトが人を惑わせ導く社である。マレビトたちは演劇を介してあなたと土地の出会いを祝福し、えにし:縁を結んでくれる。層の重なりの中で浮かび上がってくるこの土地はきっと、住んでいたあなたにとっても初めて出会う場所となるだろう。他の地から来たあなたは、どうかこの社での体験を大事に、この土地の景色を見てほしい。


きゅ4


・・・私は「廃墟」「廃屋」が大好きです。


きゅ5


・・・本当に、何を見ても「おもしろい」と感じるのです。物、形あるものが「風化」「退化」「変化」していく、朽ち果てていくちょっと手前には、はらはらドキドキさせられます。「生と死」のハザマとでもいうのでしょうか、緊張感があります。