続大学ミュージアム(59) | すくらんぶるアートヴィレッジ

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・・・先日「京都精華大学」の【ギャラリーフロール】に行ってきましたが、四条烏丸に「サテライト」があるというので、さっそく覗いてみることにしました。

■「京都タカシマヤ」

600-8520京都市下京区四条通河原町西入真町52075-221-8811

https://www.takashimaya.co.jp/kyoto/


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1831年(天保2)飯田新七が京都烏丸松原で古着・木綿商(屋号「たかしまや」)を創業。屋号は、飯田新七の養父・儀兵衛が、近江国高島郡(現在の滋賀県高島市)の出身であることによる。幕末には官軍に物資を調達した。

京都烏丸店は、創業以来幾度か改築を重ね、二階建てのモダンな店舗でしたが、1908(明治41)年、烏丸通が天皇の行幸道路として拡張されることを知り、三代飯田新七は店舗を最新式鉄筋による本建築に改造することにしました。1912(明治45)年に新築落成。商業施設としては日本初の鉄筋コンクリート3階建てで、耐火耐震の設備を施し、貿易店や美術織物の陳列場をあわせもつ総合的店舗となりました。

京都は高島屋発祥の地であるが、同店は本店ではない。1950年(昭和25年)10月に創業の地である烏丸高辻(現京都銀行本店)から現所在地の四条河原町に店舗を移転した。同店は地下で阪急河原町駅とつながっている。ビルの一部は阪急グループの所有である。店舗面積55,446m²。

■「野村證券京都支店」

600-8006京都市下京区四条通堺町角075-221-7211

http://www.nomura.co.jp/branch/branch/kyoto.html


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四条通りにある祇園祭「山鉾巡行」のときのくじ改めが行われる場所です。店舗正面の長刀鉾からくり時計も目印。オープンなスペースで気持ち良くお出迎えいたします。

1989OKIBARI YASU おきばりやす」作:流政之


2007「京都ダイヤビル」

600-8008京都市下京区四条通烏丸東入長刀鉾町10

http://www.chitosenet.co.jp/building/kyoto/

「三菱東京UFJ銀行・京都中央支店」

600-8008京都市下京区四条通烏丸東入長刀鉾町10/075-221-7161


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■「COCON KARASUMA(古今烏丸)」

600-8411京都市下京区烏丸通四条下ル水銀屋町620075-352-3800

http://www.coconkarasuma.com/

京都の烏丸通り沿いに位置するCOCON KARASUMAは、地下1階から地上3階が商業フロア、地上4階以上がオフィスフロアの複合商業施設です。COCON KARASUMAのコンセプトに合わせて、国内外からセレクトされたショップが集まる「インテリア&ライフスタイル」ゾーン、映画鑑賞をしたり、 アート作品やイベントに参加できる「シアター&ギャラリー」ゾーン、地元をはじめ各地から選りすぐられたこだわりの「カフェ&レストラン」ゾーンの3つで構成され、日々の暮らしに潤いや刺激をもたらします。

このビルの前身は、1938年(昭和13年)に建設された★「旧丸紅ビル。竣工当時より名建築として、躍動的なビジネス街の風景の中心で在り続けました。第二次世界大戦後、戦火を免れた同ビルは無傷のまま進駐軍に接収されたこともあり、激動の昭和の歴史とともに多くの人々に愛着を持って回顧されています。このビルの再生を手がけたのが世界で活躍する現代建築家隈研吾氏。「過去と現在、つの時代の重なりを表現したかった」という思いから「リノベーション」という再生手法がとられました。旧丸紅ビルに刻み込まれた思い出や時間を大切に残しながらも、新しい風景を加えることで上品な賑わいを創り出しています。千年以上にわたり日本の政治と文化の中心であった古都「京都」。その京都にあって四条烏丸は、かつては銀行や証券会社がひしめくビジネスの中心地でした。象徴的存在であった「旧丸紅ビル」が、リノベーションと呼ばれる再生手法で近代の名建築の記憶をとどめながら、華やかに変身を遂げました。そこに、過去と現在のつの時間の重なりを見出しての「古今」。ビジネスの中心であったこの往来に由来を訪ね、新たな賑わいを創出する思いを込めた「烏丸」。『古今東西』に賑わいを広げ、京都の新たなランドマークとなるべく「COCON KARASUMA」と名づけました。

アトリウム大きさの違う3種類の円筒型トップライトから降り注がれる自然光と全長25メートルの大カスケード(滝)。光と水が創り出すこの癒しの空間は、ビルの再生時に増築して造り上げられた多目的広場です。カフェの向かい側に見られる石壁は旧ビルの外壁がそのまま活かされているところからも歴史を感じさせる要素のひとつです。ここでは展示会などの多彩なイベントを開催し、たくさんの人々が集まる憩いの場になっています。

■床/どっしりと厚みのある床は、旧丸紅ビル当時のものです。隈 研吾氏の調査により南洋産のイペ材を使用していることが判りました。この床を残し再生させることで、人々に時の経過を感じてもらいたいと考えました。かなり痛みがひどかった70年前の床材の修復には、膨大な時間と費用をかけて、ひとつひとつ丁寧な手作業が施され、当時の面影のまま今によみがえらせました。昨今のフローリングとはひと味違う、ほんものの寄木細工の風合いから時間の重なりを是非体感してください。

■階段/階段もまた旧丸紅ビル当時のもので、現在ではあまり見られなくなったモザイクタイル床です。素材の持つ魅力と時代の美しさの記憶をこれからも伝えていきたいという思いから、他の特徴的な空間と同様に、可能な限り修復して使用しています。

隈研吾

1954年横浜生まれ。1979年東京大学建築学科大学院修了。コロンビア大学客員研究員を経て、隈研吾建築都市設計事務所主宰。2001年より慶應義塾大学理工学部教授。1997年「森舞台/登米町伝統芸能伝承館」で日本建築学会賞受賞、同年「水/ガラス」でアメリカ建築家協会ベネディクタス賞受賞。2002年「那珂川町馬頭広重美術館」をはじめとする木の建築でフィンランドよりスピリット・オブ・ネイチャー 国際木の建築賞受賞。近作にサントリー美術館。著書に「負ける建築」(岩波書店)「新・建築入門」(ちくま新書)。


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◆【kara-S(カラス)】◆COCON KARASUMA3F

600-8411京都市下京区烏丸通四条下ル水銀屋町620075-352-0844

http://www.kara-s.jp/

四条烏丸にある京都精華大学の学外サテライトスペースです。展覧会やワークショップ、イベントなどを行う「ギャラリー」と、アートグッズの販売を行う「ショップ」のつのスペースから、クリエイティブな活動によって生みだされるアイデアや作品を発信します。ギャラリーは、平面や立体、その他ジャンルを問わない多彩なコンテンツを体験できる場です。大学での教育研究活動の成果をはじめとして、ファインアートやデザインなど、豊かな発想から生まれた個性あふれる作品を並べています。ギャラリースペースは一般の方にもレンタル可能です。


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●「Z³EMI展」

2015年11月9日(月) ~11月15日(日)

京都精華大学マンガ研究科カートゥーンコースの二回生三名による展覧会です同じ中国から来て、そして今も同じゼミにいる三人ですが、私たちは全く違った絵描き方(画風と技法)で、それぞれの世界を表現してきました。今回展示するのは一年の時創作した進級作品です。それぞれはホウシュウ「山神祭り」(水彩)、チョウテキ「断片」(ボールペン)、テイショウ「星空」(アクリル)をテーマに創作しました。皆さんようこそ私たちのファンタジーの世界へ。お時間があればギャラリーにお越しくだされば幸いです。お待ちしています。


・・・京都を歩いていると、本当に「街はミュージアム」だなあって思います。