はならあと(10) | すくらんぶるアートヴィレッジ

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◆近鉄「大和八木駅」

634-0804奈良県橿原市内膳町5-1-2/0744-22-2305

http://www.kintetsu.co.jp/station/station_info/station02030.html

橿原市観光交流センターかしはらナビプラザ

634-0804奈良県橿原市内膳町1-6-8/0744-47-2270

http://www.kashihara-naviplaza.com/

歴史絵巻パネルや展示品、モニターなどを設置し、橿原市をはじめ中南和エリアの観光情報を幅広く紹介します。また、特産品の販売コーナーや奈良交通の旅行センターも併設、皆様の観光プランを幅広くサポートします。イベントスペースでは、各種のイベント、講演、展示会などを開催するイベントコーナーを設けています。


やまと1


藤原京横大路南側溝跡(発掘調査地銘板)

http://www.yagi-net.jp/post/1111

法務局橿原出張所と大和信用金庫橿原支店の建設に伴い調査され、横大路の南の側溝が確認された。法務局南西に説明板がある。

◆「橿原市役所」

634-0078奈良県橿原市八木町1-1-180744-22-4001

http://www.city.kashihara.nara.jp/


やまと2


チュニジア共和国との交流

https://www.city.kashihara.nara.jp/kikaku/tunisia.html

橿原市役所本庁1階ロビーに飾られているモザイク画は、チュニジア共和国から寄贈されたものです。2002年FIFAワールドカップでのキャンプ地として橿原市を訪れられたチュニジア共和国から、「友情の証」としてモザイク画をいただきました。この作品には、海馬(馬の前足とイルカの尾を持つ神話上の馬)に引かれる戦車の上に立ち、半魚神トリトンと海の精ネレイスに導かれ、勝利を誇る海神ネプチューンの姿が描かれています。ネプチューンは、彼を象徴する三つ又の鉾とイルカを手にしており、彼の後ろに射す後光が創造神として、世界の王としての神の力を示しています。ネプチューンは、ローマ・アフリカ(現在のチュニジア)では水と多産の神として崇められ、また穏やかな気候と適量の雨、つまり豊作をもたらしてくれるものとも言われています。本作品は原画の一部を複製したものですが、この原画の四隅にそれぞれの季節を表す4人の女性が描かれている理由もそこにあります。魚の源であり商船の行き交う場所である海はまた、富と繁栄を生み出すものとされてきました。水をテーマとするものは、一般的に吉兆を招き、悪しきものから身を守るものとして描かれています。

「おかげ参り八木接待場跡」

江戸時代、伊勢神宮への参拝は、『お陰参り』と呼ばれ、多くの人々が仕事や家庭を放り出してまで、何日もかけて伊勢神宮をざしました。そして八木の町を通る横大路も伊勢へ向かう旅人、伊勢からもどる旅人で賑わいました。八木の人びとは、こうした旅人に対して、無料で食事や湯茶の接待を行いました。ここがその接待を行った場所で、「八木接待場」と呼ばれ長く大切にされてきました。文化年の銘がある金毘羅大権現の石灯籠が残されています。


やまと3


◆「恵比須神社」/橿原市北八木町1-2-20

創建は不明ですが、寛文年(1665)銘の石灯籠が有ります山門や薬師堂は「正福寺」(廃寺)の物です祭神八重事代主命摂社稲荷神社(宇迦之御魂命)。「恵比須神社保管文書は現在恵比須神社にて保管されているが、本来は文政13年のお陰参りの節、高市郡八木村の施行前にて作成された文書、絵図である。文書点数は13点と少ないが、伊勢参宮者に対する施行所における接待の具体的活動八木西口施行所接待連中が知られる貴重史料です

・・・ちょうど訪問した時は「秋祭り」の準備中で、拝殿の中まで見せていただくことができました。

【参考】恵比須神社三十六歌仙(1982年)岡本花橋

http://kazabito.com/yamato_yagi/

八木が輩出した芸術家は、茶人:松山逸斎、笛:明教寺智城、画家:岡本桃里岡本花橋兄弟が高名です。宿場町八木らしく多くの文人・墨客が旅すがらこの地を訪れていますが、八木が旅の目的でなく通過地点でした。長谷寺本殿拝殿西側に岡本花橋図による勇壮な絵馬元治元年(1864・京都で禁門の変)甲子の年に世直し祈願揚げられています。


やまと4


◆【八木札の辻交流館】◆

634-0005奈良県橿原市北八木町2-1-10744-26-2684

https://www.city.kashihara.nara.jp/bunkazai/yagifudanotuzikouruukann.html

市指定文化財「東の平田家(旧旅籠)は、平成24年7月14日より、八木札の辻交流館として開館しました。平田家は古代大和の主要道路「下ツ道」と「横大路」との交差点である「八木札の辻」を挟んで西側の平田家、東側の「平田家」が向かい合って立地し、いずれも江戸時代の旅籠の風情を残している建物です。江戸時代中期以降「八木の札の辻」界隈は、伊勢参りや大峯への参詣巡礼などで、特に賑わっていたと推測されています。


やまと5


『微かに分けた音環る鏡の音』企画:TactintoxE(たくたんとっくす)

平成27年10月24日(土)~11月日(火)

私たちをとりまく、「微かに分けた音」「環る(めぐる)鏡の音」にフォーカスをあて、奈良の街・大和八木札の辻に住む人々と、その街の風景を、こどもたちとワークショップを通して、サウンドコンポジションやアートクリエイションを行いました。また、記録する風景も映像として記録し、その時間を共有しかかわりあったこどもたちの、今まで見たことのない表情を捉え、「環るものすべてのかかわり」をインスタレーションとして、「奈良・町家の芸術祭 HANARART 2015」会期中に発表させていただきます。

構成・サウンドデザイン:島本淳子、石上和也、Hidekazu Wakabayashi

撮影・映像:大迫美咲アートディレクション:梁川健哲