はならあと(5) | すくらんぶるアートヴィレッジ

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日本最古の民家栗山邸

637-0042奈良県五條市五條1-2-8

http://www.city.gojo.lg.jp/www/contents/1146042139301/index.html

旧伊勢街道の名残で、今でも江戸時代の商家の街並み、風情を色濃く残す新町筋の中でも、特に国の重要文化財の栗山邸は、建築年代のわかっているものでは日本最古の民家といわれています。棟札に慶長12年(1607)□月吉祥日の銘があることから、日本最古の民家とされています。全面積の4割を占める広い土間と床上整形6室からなっています。屋根は本瓦葺きで反りがついているので実に堂々とした外観を見せています。また内部も太い柱や梁が組み上げられていて豪壮雄大です。


くりや1


「水/WATER」作:杉本洋

http://hanarart.jp/2015/archives/464

和紙・墨・胡粉・金・銀などで水を表現し、古民家の土間空間に多層な形状で展示する。


くりや2


◆柿ワイン「山本本家」

637-0042奈良県五條市五條1-2-19/0747-22-1331

http://www.yamamoto.com/

創業、宝永年間(江戸時代)約300年前清酒果実酒(柿ワイン)の製造販売と林業吉野地方に山林を所有植林や手入れをして杉檜の素材を生産しています。

奈良県において、柿は栽培面積約1,700ha、生産量約28,000tで、県内の果実の中で最大の生産であるとともに、全国でも2位(平成2年)の生産を誇っています。特に生産量の80%を占めている「富有柿」は、生食用として全国に、そして1部海外にも輸出され親しまれています。しかし、おいしい柿も、普通はあまり長持ちせず、すぐに熟してしまい長い貯蔵はできません。そこで、弊社の永年の清酒醸造技術を生かして、昭和58年から2年間の醸造試験と研究を行いました結果、商品化の目処がたち、全国では始めて昭和6012月に製造免許を得て、「富有柿」を原料に本格的な柿ワインの生産を始めました。製造方法は、葡萄のワインとほぼ同じですが、原料は砂糖と少しの水の添加以外はほぼ「富有柿」100%で、アルコ-ルはまったく使用していません。若干渋味が残るとは思いますが、これが柿ワインの1つの特徴です。


くりや3


◆餅商「一ツ橋」

637-0042奈良県五條市五條1-3-10747-22-3470
朝10時には売り切れることもある大正元年創業のお餅屋お手頃な価格も人気の理由


くりや4


◆「まちや館」

637-0041奈良県五條市本町2-6-6/0747-23-2203

http://www1.gojo.ne.jp/~yamato/machiya/

初代保安庁長官。明治19年(1886)、五條で生まれた木村篤太郎は、東京大学卒業後、弁護士を経て昭和21年(1946)に検事総長に就 任。同年、第1次吉田内閣の司法大臣、昭和23年(1948)第3次吉田内閣の法務総裁、昭和27年(1952)第4次・昭和28年(1953)第5次吉 田内閣の保安庁長官を歴任しました。奈良地方区から参議院議員に2回の当選を果たし、東京弁護士会会長、日本剣道連合会会長も勤めています。その篤太郎の生家が新町通りに面して、「まちや館」として今も残っています。


くりや5


http://www.city.gojo.lg.jp/www/contents/1143642744207/index.html

建物そのものを展示物とする「まちや館」では、江戸時代の伝統的な町家建築の様式による家屋のほか、井戸やかまど、箱階段なども復元され、当時の暮らしを偲ばせています。また、このまちや館を生家とする文武の偉人『木村篤太郎』を紹介するコーナーでは、同氏ゆかりの貴重な資料が数多く展示されています。この建物は、新町通り北側のやや曲がったところに建っているため、道路沿いの室はやや不整形になっています。伝統的な町家建築の様式をとり、主屋はその様式から江戸末期頃のものとみられています。屋根形式は本瓦葺で切妻造の平入、外壁は塗家造の白壁腰板貼りとなっています。平面形式は、桁行約3間(約5.4 メートル)、梁間3間半(約6.3メートル)前後の主屋に2間(約3.6メートル)四方の角屋(座敷)をつけたものです。室は6畳と8畳の2間からなり、土間にはもともと「つし」はなく、吹き抜けになっていました。なお、今は窯屋が後方へ下屋になって出ており、角屋の屋根は高く、主屋と軒先をそろえている点が古風です。


「縄文から現代に伝わる心のかたち」作:山内啓司

http://hanarart.jp/2015/archives/458

酒蔵レストラン駐車場横の建物の壁面、山本本家壁面、路地の白壁太古の時代から人々の暮らしの中に伝わる形を光の造形にして、五條の町並みや家を照らします。