東京建築(1) | すくらんぶるアートヴィレッジ

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東京建築(1)

・・・「東京駅」界隈には、「赤煉瓦」以外にも素敵な建物やミュージアムが多くありますので、この機会にじっくり観て回りたいと思います。まずは「八重洲口」から、


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■「東京駅八重洲口グランルーフ

100-0005東京都千代田区丸の内1-9-1東京駅八重洲口

デザインアーキテクト:ヘルムート・ヤーン(マーフィー/ヤーン,Inc.)

設計:東京駅八重洲開発設計共同企業体(日建設計・JRE設計)2013年竣工

東京駅八重洲口に立つ高層ビル・グラントウキョウノースタワーとサウスタワーをつなぐ大屋根・ペデストリアンデッキ・店舗からなる商業施設。「未来」「先進性」を象徴する八重洲口の新たなランドマークとして開発された。デザインはグラントウキョウノースタワーとサウスタワーを手がけた世界的に活躍するドイツ系アメリカ人建築家ヘルムート・ヤーン。「光の帆」をデザインコンセプトとし、全長約240mにおよぶ巨大な膜屋根が軽やかに覆う。


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◆【東京国立近代美術館フィルムセンター」】◆

104-0031東京都中央区京橋3-7-603-5777-8600

http://www.momat.go.jp/fc/

生誕110年映画俳優志村喬

2015年8月18日(火)12月23日(水・祝)

『七人の侍』の知恵深き戦術家、生命の最後の火を燃やす『生きる』の役人―この2015年、生誕110年を迎える俳優志村喬は、黒澤明の全30作品のうち21本に出演し、世界の映画ファンにその名演を印象づけてきました。しかし志村の俳優人生は、もちろん黒澤映画にとどまるものではありません。1905年、兵庫県に生まれた志村(本名・島崎捷爾)は、大阪での学生時代から演劇活動に目覚め、1934年には新興キネマ京都撮影所に入社します。1937年の日活移籍以降は芸達者な時代劇の脇役として認められ、やがて1943年の東宝入社が黒澤との出会いとなりました。『酔いどれ天使』(1948年)からは三船敏郎とともに黒澤作品の看板となり、同時に様々なスタジオで、二枚目でも三枚目でもない、人間味と朴訥さ、そして風格を備えた演技者としてジャンルに捉われない活躍を続けます。400本以上のフィルムに出演した、その役柄の幅広さは他の追随を許しません。この展覧会「生誕110年 映画俳優 志村喬」は、2010年にフィルムセンターへの寄贈が完了した志村の旧蔵コレクションを本格的に公開する初の機会で、出演した15作品のフィルム上映も併せてそのキャリアをたどります。日本映画が誇る忘れがたい名優を再発見する機会となるでしょう。


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・・・映画も、いいですよねえ。


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◆1989【HELIX-8910K】作:脇田愛二郎(1942~2006

104-0028東京都中央区八重洲2-8-1鍛冶橋ビル前

1942(昭和17)年、現在の東京都港区に、画家脇田和(19082005)の二男として生まれる。64年武蔵野美術大学を卒業後に渡米。翌年からニューヨークに住み、ブルックリン・アート・ミュージアムに学ぶ。69年、ニューヨークのマーサ・ジャクスン・ギャラリーで個展を開催。60年代から工業製品であるワイヤーを素材に使用、円形状に並べたレリーフ状の作品を制作、さらにそれを転用して版画作品を制作した。以後、70年代にかけて、「螺旋」をテーマにした立体(木製、金属製)、平面作品を発表した。また78年に『脇田愛二郎の環境造形』(アート・テクニック・ナウ第12巻、河出書房新社)を刊行。(95年に増補版を刊行。)同書で、「彫刻とか、絵とか、版画とかさまざまなカテゴライズされた仕事をするのではなく、人間と物と場の相関関係を重視すべきであろう。」と述べている。その創作活動は、素材を問わない多岐なものだが、いずれも立体、平面作品において、つねに作品が置かれることで、その空間の意味を変移させようとする志向がはたらいていたといえる。そのために脇田は、70年代から「環境」への関心を早く持つようになった。70年代末頃からステンレス製の直方体に木製の太いリングがからみつく作品を発表、これにより83年に第11回平櫛田中賞を受賞。85年、詩人辻井喬との共作で詩画集『錆』(河出書房新社)を刊行。86年の第2回東京野外現代彫刻展(会場、東京都世田谷区砧公園)に「ねじられた錆の柱」を出品、大賞受賞。同年7月に渋谷区立松涛美術館にて「特別陳列脇田愛二郎」展を開催。鉄、アルミニウム等の金属による立体作品「ねじられた柱」のシリーズ16点を出品した。


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・・・「八重洲」側から「丸の内」側へと移動します。

★「多様性の舟」東京国際フォーラムのアートワーク

https://www.t-i-forum.co.jp/art_work/

建築空間と調和しつつ、ここを訪れる人びとに親しみや潤いを感じていただくとともに、施設の文化的な質を高めることを目的として設置されました。「多様性の舟」という言葉で示される作品収集のテーマは、フォーラムのシンボル的な施設であるガラス棟が大きな舟のように見えることと、多様な価値を認め合うという収集の基本的な考え方を表しています。選定委員会から指定された専門委員篠田達夫とラファエル・ヴィニオリの熱意のもとに収集され現在も展示されています。

◆1991【意心帰】作:安田侃

1996【ヘミスフィア・サークル】作:リチャード・ロング