●開館120年記念「写真でたどる奈良国立博物館のあゆみ」
平成27年7月18日(土)~平成28年3月下旬
当館地下回廊にて、開館から120年の歴史をふりかえるパネル展示を行います。
●仏像写真展「大和の仏たち-奈良博写真技師の眼-」
平成26年12月2日(火)~平成28年3月31日(木)
文化財の写真撮影は博物館の大事な仕事です。奈良国立博物館では研究員と写真技師が切磋琢磨し、資料として使いやすく、かつ魅力ある写真を撮影しています。これまで撮影してきた中から厳選された仏像写真を迫力ある大型プリントで展示します。
・・・博物館の中庭(庭園)に「八窓庵」があります。今は公開されていませんので、外から眺めるしかありません。
【仏教美術資料研究センター】公開日:毎週水・金曜日
仏教美術に関連する調査研究資料の作成・収集・整理・保管と、関係する図書・写真などの公開を目的として、昭和55年(1980)に設置されました。建物は、明治35年(1902)竣工、同年奈良県物産陳列所として開館し、県下の殖産興業と物産の展示販売をおこなう施設として利用されました。設計者は、建築史学者で当時奈良県技師として古社寺保存修理事業に尽力した関野貞(1867~1935)です。木造桟瓦葺で、小屋組や壁などに西洋建築の技術をとりいれつつ、外観は和風を基調としています。正面に唐破風造の車寄をつけた入母屋造の中央楼から、東西に翼部を延ばし、その先に宝形造の楼をおいており、その左右対称の優美な姿は、宇治の平等院鳳凰堂を彷彿させます。細部に割束、蟇股、虹梁、舟肘木など、飛鳥時代から鎌倉時代にかけての伝統的な建築様式を取り入れる一方、窓にはイスラム風の意匠もみられます。構造・意匠に東西の要素を巧みに取り入れた明治中期を代表する近代和風建築として高く評価されています。この建物は開館後、奈良県商品陳列所、奈良県商工館と名称を変え、昭和26年(1951)に国に移管されて、昭和27年(1952)から55年(1980)までの間、奈良国立文化財研究所春日野庁舎として利用されました。その後、昭和58年(1983)1月7日に重要文化財の指定を受け、同年奈良国立博物館が管理するところとなりました。現在は、当館の仏教美術資料研究センター(平成元年開館)として活用されています。
・・・帰り道、立ち寄った喫茶店の横に、
◆コメダ珈琲店「法隆寺店」/奈良県生駒郡斑鳩町東福寺1-33-1
【駒塚古墳】
http://www.town.ikaruga.nara.jp/bun/omo/
国道25号の南側、幸前集落と国道25号線を挟んだ南側に所在します。前方部を南に向けた前方後円墳です。全長は約49mですが、前方部が削られていることから本来の全長は明らかではありません。古墳名は聖徳太子の愛馬である「黒駒」を葬ったとの伝承に由来します。平成12年度から14年度にかけて斑鳩町教育委員会により発掘調査を実施しました。調査の結果、古墳時代前期(4世紀後半)に築造されたことが明らかとなりました。駒塚古墳の南側に所在する調子丸古墳と共に平成4年10月8日に町史跡の指定を行いました。
・・・以上は、帰宅してから調べてわかったことですが、喫茶店の駐車場から丸見えの位置にありますので、案内板などを設置して多くの人に知ってもらったらいいのにと思います。もったいない。