◆「有馬富士共生センター」
669-1505兵庫県三田市尼寺968/079-566-1200
http://www.city.sanda.lg.jp/kyosei/kyousei.html
平成17年10月、皇太子殿下のご臨席を仰ぎ、県内外から約7000人の参加者を得ての兵庫県では初めての開催となる第29回全国育樹祭が、この区域で開催されました。育樹祭の式典会場となった当区域は、その後、公園としての整備が進み、現在「休養ゾーン」(13.9ha)と呼ばれる区域になっています。有馬富士の里山と千丈寺湖の間にある休養ゾーンは、緑と水の潤いのある癒しの空間となっており、皆さんの憩いの場として親しまれています。「共生センター」は、里山保全とその利活用の拠点及び来園者の交流施設です。多目的室や会議室、里山工作室、プレイルーム、調理実習室、和室等があり、多様な活動の場として利用できます。「大芝生広場」(約2.0ha)は、育樹祭で使われた芝生を活用しつつ、コナラやツツジなど計1500本を植え、周囲の里山と調和するように整備されています。なお、同広場は、当公園で一番広い芝生広場になっており、各種スポーツイベントや多彩なレクリエーション活動の場として最適な場所になっています。
・・・そして、
◆【風のミュージアム】◆
三田市在住で風や水で動く作品で知られる彫刻家★新宮晋が兵庫県に寄贈した「里山風車」と風で動く12点の彫刻が、県立有馬富士公園の休養ゾーンに常設展示される野外ミュージアムです。これは、新宮晋の作品を一同に見ることの出来る、世界で初めての野外ミュージアムでもあります。それぞれが風を受けて優雅に舞い、目には見えない自然のリズムを感じさせてくれます。
●「里山風車 Satoyama Windmill」
発電機能があり、夜間には小屋に取り付けた証明が風車を照らし出す。
【新宮晋】
1937年大阪生まれ。東京芸術大学絵画科を卒業後、イタリアに留学。6年間の滞在のうち、風で動く作品を作り始める。以来、自然エネルギーで動く作品を世界各地に作り続けている。1971年ハーバード大学視覚芸術センター客員芸術家。2000-2001地球上の僻地6ヶ所の自然の風景の中に作品を設置し各地の人々と交流をはかる「ウインドキャラバン」を開催。「いちご」「くも」「ことり」「旅する蝶」など絵本を出版するかたわら、オリジナルな舞台も手掛ける。「里山風車」は、新宮が提唱する自然エネルギーで自給自足する村「呼吸する大地」のシンボルである。
・・・カエルの季節だ。
すい星 Comet/宇宙の翼 Cosmic Wings/風の結晶 Wind Crystal/白い肖像 II White Portrait II/ソアリング Soaring/星座 Constellation/シグナル Signal/スペースグラフィティ Space Graffiti/時の木 Time Tree/気まぐれな時計 Capricious Clock/双子星 Astral Twins/風のロンド Rondo of the Wind
・・・山の上なので、風を受けて作品がよく動いています。