彫刻ストリート(1) | すくらんぶるアートヴィレッジ

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・・・「西宮市立甲山自然環境センター」でモリアオガエルの卵が観察でき、気分よく「森林公園」も散策することにしました。そこで出会ったのが、多くの「彫刻」です。


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◆「兵庫県立甲山森林公園」

662-0001兵庫県西宮市甲山町430798-73-4600

http://kabutoyama-park.com/

1970年11月10日開園。六甲山の東、甲山(標高309.4メートル)の大部分とその山麓に広がる森林公園で、明治百年・兵庫百年の栄光を讃えてつくられた記念公園です。園内にはシンボルゾーン(愛の像、笠形噴水、彫刻の道)、野外ステージ、広場、甲山自然観察池などが整備されています。全域83haの約90パーセントが樹林で覆われており、春は桜・ツツジに新緑、そして秋は紅葉と自然豊かな公園で、多くの野鳥も観察できます。昭和59年10月「兵庫森林浴50選」に、平成元年7月「日本の都市公園百選」に、そして平成11年7月には「阪神・淡路百名所」にそれぞれ選定されています。森林の香りを体にいっぱいに浴びながら、ハイキングやレクリエーション、そしてバードウオッチングなどを楽しむ多くの人々に親しまれています。


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●「愛情の像」

故金井元彦氏顕彰記念モニュメントとして、平成年11月3日梅林広場で除幕式が行われた。故人の信条であった「愛情」をテーマとして、彫刻家で東北芸術工科大学峯田義郎教授が製作「少年少女と子犬のブロンズ群像と銘板」が建立された。

金井元彦】(1903~1991

兵庫県神戸市出身東京帝大法学部昭和内務省に入り、青森県知事(官選)などを経て、21年退官。30年兵庫県副知事となり、37年以来同知事に選。46年以来参院議員を期12年。この間、参院沖縄北方問題特別委員長、地方行政常任委員長、大平内閣国務大臣行政管理庁長官をつとめた。58年兵庫県立近代美術館代目館長となる。


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●「愛の像」/彫刻家の新谷秀夫作。国内では数少ない白大理石で地上8.6m(台座4m、作品4.6m)。台座はポルトガル産赤御影石で「愛」の文字作品は山口県産白大理石です。


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●「彫刻の道」/道の両側に立ち並ぶ彫刻群は、開園を記念して行われた「石彫シンポジューム」によって造られたものです。昭和48年月、「兵庫県彫刻家連盟」会員14名が、約ヶ月間にわたって世界各国の大理石に挑み、炎天下猛暑と闘いながら公開製作された作品です。


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【参考】石彫シンポジウム完成オープ

1973年10日、甲山森林公園の石彫シンポジウムが完成。午前10時から坂井兵庫県知事、阪本近代美術館らを迎えてオープニングした。制作は月からカ月間にわたり、兵庫県彫刻家連盟の作家14名の大理石作品が完成した。参加作家は、鹿間厚次郎(緑の狩人)桂修(烏と甲胃)広嶋照道(過密な箱)新谷映子(蛾)田中薫(メビウスだけど)山口昌促(裸婦)竹内厳(獄)田中昇(トンボ)谷井信一(胎像)新谷秀雄(群烏)井上直(二つの台形)丹下春一(山の伝記)北野正治(スカイ)斎藤正覗(指向)さん。