続大学ミュージアム(40) | すくらんぶるアートヴィレッジ

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・・・「岬の歴史館」まで行ったついでに、孝子峠を越えて「和歌山」へ。


わか1


◆「和歌山大学」

640-8510和歌山県和歌山市栄谷930073-457-7007

https://www.wakayama-u.ac.jp/

和歌山大学は、長い歴史と伝統をもった和歌山師範学校(男子部・女子部)、和歌山青年師範学校、および和歌山高等商業学校をルーツとする和歌山経済専門学校を包括し、1949年(昭和24)5月、「教育基本法・学校教育法の精神に則り、学術文化の中心として広く知識を授け、深く専門の学芸を研究・教授し、社会に寄与する人材を育成する。」という目的と使命のもとに、学芸学部(現・教育学部)・経済学部の2学部からなる新制大学として設置された。1995年(平成7)システム工学部、2008年(平成20)4月に観光学部を開設し、4学部からなる和歌山県下唯一の国立大学法人として順調な発展を遂げている。


わか2


2011年5月和歌山大学観光学部校舎」/設計:安井建築設計事務所

https://www.yasui-archi.co.jp/works/detail/o2011401/index.html

日本建築学会作品選集2013、平成25年度第29回日事連建築賞一般建築部門奨励賞、2012年度JIA優秀建築100選

http://www.wakayama-u.ac.jp/tourism/index.html

http://www.wakayama-u.ac.jp/tourism/page-80.html

和歌山大学栄谷キャンパスにおいて、観光学部の木造校舎の建設を進めています。5月初旬ごろの完成を目指し工事が急ピッチで進められ、内装工事を行なっています。経済学部本館棟北側に木造2階建て総延床面積約1,788m²で建設しています。ホール棟(約667m²)、研究室棟(約1,000m²)、スタジオ棟(約121m²)から構成され、これまで、経済学部、教育学部、システム工学部等の各棟に分散配置していた研究室等を集約します。ホール棟は半分がガラス張りになり、130席を備える講義室となります。また、スタジオ棟には、観光デジタルドームシアターやグランドピアノが設置されます。大橋学部長は、「大学と学部のシンポルとして非常に特徴的な校舎になる。日本と和歌山のイメージを世界に発信できると思う。」と話されています。


わか3


◆【紀州経済史文化史研究所】◆

http://www.wakayama-u.ac.jp/kisyuken/

紀州経済史文化史研究所は、「紀州地域の経済、文化の史的研究及び自然に関する基礎的研究並びにそれらに関する資料の収集及び公開を行い「知」の提供を通じて地域社会の発展に寄与すること」を目的とした施設です。昭和26年に設立され、現在は図書館棟3階にあります。伝統もあり、全国的に著名な施設です。平成19年には博物館相当施設となり、常設展や特別展なども開催しています。主な事業は、紀州地域の史的研究や資料収集、フィールドミュージアムを基盤にすえた地域との共同研究、史料保存及び展示の開催、史料等の閲覧サービス、研究紀要の刊行、公開研究会の開催などで、地域史研究などの核として活躍しています。

2011年度より図書館内の階段から、紀州研入り口への誘導階段を整備しました。階段の壁面に、紀州研所蔵資料や図書館所蔵資料をパネルにして展示しています。新しい誘導階段をご利用していただき、紀州研・展示等へお越しください。


わか4


2015年度企画展「御神忌祭と和歌祭」

平成27年月14日(火)~月29日(金)

本年は徳川家康の400回神忌にあたります。それにあわせて家康を祀る全国各地の東照宮では50年に一度の神忌祭が盛大に行われます。しかし和歌山では、100年前の300回神忌での前夜祭で関船の復興、京橋のイルミネーション、そして仮装行列が行われた以降、徳川頼宣入国にあわせた祭礼に切り替えられ、本年が神忌祭の年にあたることを知る人は多くありません。本展では神忌祭の歴史と和歌祭の歩みを資料で概観し、それらをとおして東照宮祭礼の創始に関わった徳川頼宣が創始した藩祭としての和歌祭の重要性を再認識できればと考えています。


わか5


【参考】家康400回神忌和大紀州研で企画展

ことしも5月17日に行われる紀州東照宮(和歌山市和歌浦西)の例大祭「和歌祭」を前に、徳川家康400回神忌(回忌)を記念した企画展「御神忌祭と和歌祭」が、同市栄谷の和歌山大学付属図書館3階にある紀州経済史文化史研究所で始まった。5月29日まで。和歌祭に合わせ、平成23年から毎年内容を変えて開いている5回目の企画展。家康を祭る全国各地の東照宮では50年に1度、「神忌祭」が盛大に行われるが、和歌山では300回神忌の前夜祭で仮装行列などが出たのを最後に行われておらず、ことしが400回神忌に当たることを知ってもらおうと企画した。パネルや書状などの資料35点を通して神忌祭の歴史と和歌祭の歩みを紹介。その一つ、武将・片桐且元(かつもと)が田楽法師に出した豊国社祭礼への出勤依頼状は、その後、和歌祭に田楽法師が出勤するきっかけになった。同研究所の吉村旭輝特任准教授(36)は「400回神忌を機に、東照宮祭礼の中での和歌祭の重要性を知ってもらえれば」と来場を呼び掛けている。午前10時半から午後4時まで。土・日曜、祝日は閉館。問い合わせは同研究所(℡073・457・7891)へ。(わかやま新報より)