【参考】中之島図書館
http://www.pref.osaka.lg.jp/hodo/index.php?site=fumin&pageId=18217
正面玄関開放、外観美化等にかかる改修工事を行うため、平成26年12月28日(日曜日)~平成27年3月31日(火曜日)まで臨時休館します。
※改修工事の概要:外壁洗浄、正面玄関工事、トイレ改修、館内諸室の配置換え
平成27年4月1日(水曜日)より、★正面玄関から御自由に出入りして頂けるようになります。
・・・楽しみですね。
◆水晶橋
http://www.city.osaka.lg.jp/kensetsu/page/0000022315.html
水晶橋は、正確に言えば橋ではなかった。この橋は本来は昭和4年に完成した堂島川可動堰という、河川浄化を目的として建設されたゲートである。橋面の改装が行われたとき、さらに多くの人に利用してもらうことを願って、法律上も橋と認定する手続きがとられたので、現在は名実ともに橋になっている。水晶橋という名の由来は今一つはっきりしないが、橋上にある照明灯が水面に映る様子が水晶のかがやきに似ているということから出た愛称であるとする説もあり、水都大阪が繁昌するようにという意味で水昌橋であるという説もあって決め難い。水晶橋は、その姿形のゆえに大阪の人々に愛されている。プロ、アマを問わず、画題として選ぶ人が多いのはその証拠である。水晶橋の美しさの要因を考えてみると、第一には本体のアーチとその上の九つの小アーチの組合わせの妙が挙げられる。重厚さの中にどこか軽やかさを感じさせる。昭和57年の改装工事でベンチ代わりの植枡も置かれている。また、ライトアップがなされ、中之島の夜景に彩りを添えている。
◆大阪高等・地方・簡易裁判所合同庁舎
大阪市北区西天満2-1-10
江戸時代、堂島川の水運を利用して舟が屋敷内へ直接入れるよう中之島一帯には年貢米や産物の売りさばきのための蔵屋敷が多く立ち並んでいました。その蔵屋敷の中のひとつ、佐賀・鍋島藩蔵屋敷が1990年の大阪高等裁判所構内の地下駐車場工事のときに確認され、現在の裁判所の正面には「佐賀藩蔵屋敷跡」という石柱が立てられています。
佐賀藩は戦国期に肥前地方で勢力のあつた武将龍造寺隆信が天正12年(1584)に戦死した後、家臣の鍋島直茂が統治の実権を握ることになりました。慶長18年(1613)直茂の子勝茂は幕府より35万7千石を安堵され、以来幕末まで11代にわたり鍋島氏が統治しました。
◆船入橋(鍋島橋)跡
幕末天保期に大坂には124邸もの各藩の蔵屋敷があったとされます。その内「船入」という川から屋敷内に、そのまま船を入れる施設がある蔵屋敷は8つしかありませんでした。(広島藩、長州萩藩、久留米藩、徳島藩、熊本藩、鳥取藩など)佐賀藩蔵屋敷にはその「船入」の施設があり、1990年の船入遺構の発掘調査で明らかにされています。水門の上の橋が、「船入橋」で別名「鍋島橋」と呼ばれていました。
◆小城藩蔵屋敷跡碑
佐賀藩の支藩だつた小城藩の蔵屋敷跡。佐賀藩の藩祖である鍋島直茂の子である勝茂は、その長子である元茂に分封して以来、小城藩は、鍋島家が12代にわたって藩主を務めました。【碑文】小城藩は佐賀鍋島藩の支藩であり幕末騒乱の際、本藩に従い維新の鴻業に協力参力した。
・・・やっと目的地「曽根崎変電所」に到着しました。
◆1936「大阪市交通局曽根崎変電所」
530-0047大阪市北区西天満2-7-9
1933年(昭和8)に開通した地下鉄を支える施設。窓の上下の水平ラインを強調し、下部の角を優しく丸めたデザインに、昭和の戦前期らしい気配りが感じられます。大都会のど真ん中でしている、レトロで巨大な建造物を前にして、まだまだ「大大阪」は健在なんだと感慨深いものがあります。
【参考】「変電設備」名古屋市交通局の場合
http://www.kotsu.city.nagoya.jp/fun/vehicle_guide/718/eq_electrical.html
地下鉄では、電車を動かしたり、照明やエスカレータなどの駅設備、安全運転に不可欠な信号設備などに多量の電力を必要とします。変電所は、電力会社から電力を購入し、電車や各電気設備が使いやすいように変換して供給する役目をしています。平成17年度に地下鉄が電力会社から購入した電力量は、全線で約2億52百万キロワットです。一般家庭が消費する電力が年数千キロワット程度ですから、ずいぶん多いことがわかります。名古屋地下鉄は、全線で28個所の変電所があり、全て無人で稼働しています。そして電気指令室という施設から遠隔制御されます。
・・・この一角は、結構古い建物が残っています。
◆1969「大阪三菱ビル」/設計:三菱地所
530-0004大阪市北区堂島浜1-1-5
大江橋北詰にたつオフィスビル。かつては三菱銀行、三菱商事が大阪支社を置いていた。三菱UFJ信託銀行のビル建て替え工事に伴う仮移転先だった。2013年、同様にビル建て替えを行う三菱東京UFJ銀行が支店と店舗を入居させた。
◆1923「堂島ビルヂング」/設計:竹中工務店(鷲尾九郎、藤井彌太郎)
530-0047大阪市北区西天満2-6-8
竣工は大正12年7月。外装はリニューアルされていますが、当時の近代建築の粋を集めたビルといわれるだけあり、地上9階地下1階の建物の中は、レトロな雰囲気が今も色濃く残っています。テナントは池田銀行堂島営業部やドトールコーヒー、関西化学工業協会など。
◆「関西電力曽根崎変電所」
530-0047大阪市北区西天満2-7-9
・・・「関電」変電所もなかなか素敵な建物です。
◆1921「大江ビルヂング」/設計:葛野設計事務所(葛野壮一郎)
530-0047大阪市北区西天満2-8-1
場所柄、弁護士事務所の需要を見込んで計画された、関西初の全室賃貸のオフィスビルです。大正モダンと和を融合させた、個性的なデザイン。南東の角を角切りして正面玄関とし、上部には破風型の装飾、玄関上にブロンズ製雨避け。一度見たら忘れられない、不思議な魅力にあふれています。
・・・せっかくなので、近くにもうひとつ素敵なレトロビルがありますので、行ってみることにします。