忘れていた奈良(2) | すくらんぶるアートヴィレッジ

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・・・立派なホテルなので敷居が高く、おそるおそる坂を上っていきます。



ほて1


奈良ホテル(近代化産業遺産)

630-8301奈良県奈良市高畑町10960742-26-3300

木造2階建て和風建築で、設計は辰野・片岡建築事務所が行い、1909年(明治42年)に竣工しました。「関西の迎賓館」として大日本ホテルが建築し、1913年には鉄道院の直営となり、戦後にGHQに接収され、その後は日本交通公社(現在のJTB)、都ホテルと経営母体が変わり、1983年に奈良ホテルとなり現在に至っています。


・・・次は、ぜひホテルの中に入る機会を作りたいと思います。さて、ここからさらに東へ「高畑町」に向かいます。


ほて2


◆志賀直哉旧居(1928築)/登録年月日:20001204

630-8301奈良市高畑町1237-20742-26-6490

http://www.naragakuen.jp/sgnoy/index.html

志賀直哉が昭和4年から同13年まで居住した住宅で設計は氏自身の手になるといわれる。数寄屋造を基調としながらこれに洋風の娯楽室や民家風のサンルームを組込んだ自由なデザインや合理的な間取りからは当時の文化人の精神が活き活きと伝わってくる。


ほて3


・・・私が訪問した日も、セミナーが開催されており、多くの方々がこられていました。


学校法人奈良学園セミナーハウス

旧志賀直哉邸は、昭和初期に志賀直哉自身で設計したものです。数寄屋風の造りですが、洋風の様式も取り入れた当時としては非常に進歩的で合理的、美的な工夫を随所に凝しているのが特徴です。本学園では、「旧志賀直哉邸」を昭和53年に厚生省(現厚生労働省)より譲り受けました。平成12年に国の登録有形文化財(第29-34~36号)として認定されたこの邸宅は、広く一般の方々に公開されています。また各種公開講座の開催や本学園が設置する各学校の生徒・学生等が気軽に利用できるセミナーハウスとして用いられています。

ほて4


・・・管理・保存することと「活用」することが、うまく噛み合っています。「大学ミュージアム」のあり方としても、良い例ではないでしょうか。


ほて5


・・・予想以上に広く、驚きました。