・・・石清水八幡宮に参拝するのは、これで三度目になります。はじめは、ミュージアム巡りとして「松花堂庭園美術館」への訪問のついでに立ち寄ったのですが、二度目の参拝の折に「うつ神楽」公演のことを知らされたのです。「神楽」そのものをこれまで拝見したこともありませんし、ましてや「宮崎駿」さんのプランだと聞かされ、これはもう行くしかないでしょということなのです。
★【石清水の無礼講/原案:宮崎駿『うつ神楽』奉納公演】
平成26年11月8日(土)開場 18:00開演 18:30終演19:45頃
※男山ケーブル臨時運行
南信州に古くから伝わる「霜月祭り」に関心を寄せていた宮崎駿監督の原案で生まれた「うつ神楽」は、うつ病をモチーフとした物語であり、ハレやかな女神の舞により人々の心が明るく清らかに晴れ渡って欲しいという願いが込められています。当宮にて平安時代より斎行されている御神楽は、全国各地で行われる御神楽の源流とも称され、この度、国家鎮護の社である当宮において全ての人々の平安と多幸を願って公演が奉納されることになりました。
★霜月祭り http://www.tohyamago.com/index.php
399-1311長野県飯田市南信濃和田548-1遠山郷(南信濃・上村)観光案内所
800年の伝統をもつ祭で、湯を煮えたぎらせた釜の周りを神様や農民などを模した面(オモテ)と呼ばれる仮面をつけた被り手たちが舞い踊りつつ、釜湯かけを行う祭りである。1979年(昭和54年)2月3日に、遠山の霜月祭の指定名称で国の重要無形民俗文化財に指定された。三河・信濃・遠江地方の山境に分布伝承されてきた湯立を中心とする霜月神楽の一典型で、遠山郷にあるいくつかの集落において、12月上旬から日を違えて行なわれる。遠山郷では面(オモテ)の種類や舞の動き、囃子の仕方に地域ごとの違いがあり、大別して上町系・下栗系・木沢系・和田系の4つに分けられる。下栗の伝承では、元和年間に、悪政に苦しめられた領民が一揆を起こし、参勤交代帰りの遠山領主を大河原峠で殺し、家族や家臣をも殺したところ、翌年から飢饉と悪病が続いたため、遠山氏一族を神として祀り、その死霊祭として始めたのが祭りの起こりとしている。また「神様にお湯を差し上げる」「神様に湯を浴びていただきその穢れを祓い、清らかな魂を得て生まれ変わっていただく」という「神様の湯治場」を表した独特のスタイルから宮崎駿監督に大きな影響を与えた祭でもあり、映画「千と千尋の神隠し」の製作の原点ともなった。またドキュメンタリー映画作家の野田真吉の代表作『冬の夜の神々の宴 遠山の霜月祭』(1970年)の題材ともなっている。
※千と千尋の神隠し
両親と共に引越し先の新しい家へ向かう10歳の少女、千尋。しかし彼女はこれから始まる新しい生活に大きな不安を感じていた。やがて千尋たちの乗る車はいつの間にか「不思議の町」へと迷い込んでしまう。その奇妙な町の珍しさにつられ、どんどん足を踏み入れていく両親。が、彼らは「不思議の町」の掟を破ったために豚にされてしまい、たったひとり残された千尋はその町を支配する強欲な魔女“湯婆婆”に名前を奪われ、働かない者は豚にされてしまうことを知らされるのだった・・・。空前の大ヒットとなった「もののけ姫」とは対照的に、現代日本を舞台に少女の成長と友愛の物語を描く、“自分探し”の冒険ファンタジー。
◆京阪・八幡市駅/京都府八幡市八幡科手1番地
古くから淀川による水運の便と京都と大阪を結ぶ街道筋の町として発展してきました。石清水八幡宮をはじめ、近くには名所・旧跡が多くあります。その石清水八幡宮の参詣の足となる男山ケーブルへの乗り換え駅です。石清水八幡宮は、初詣や厄除大祭(1月)など多くの参拝者でにぎわいます。駅近くには、飛行神社、紅葉の時期に訪れたい善法律寺、神應寺などがあります。また、秋には近くでなし狩りやぶどう狩りも楽しめます。
◆京阪・男山ケーブル/京都府八幡市八幡高坊2番地
鋼索線は、八幡市駅から男山山上駅までを結ぶ京阪電気鉄道のケーブルカー。男山ケーブルと呼ばれている。1926年、男山索道によって開業した。男山鉄道に社名変更後、京阪電気鉄道の子会社となった。戦時中の1944年に廃止され資材が供出されるが、戦後1955年に京阪電気鉄道直営で復活した。
男山山上駅には2分で到着する。初詣客で賑わう1月の利用者数が全体の50%を占めている。正月の多客期は12.6km/h、それ以外の閑散期は8km/hの2速度で運転できるようになっている。短距離ながらトンネルが2箇所ある。また、途中に全長108.7mの男山橋梁(トレッスル橋)があり、車両の行き違いはこの橋梁とトンネルに跨がる区間で行われる。2001年に車両が更新された。通常時は30分間隔の運行で、所要時間は約3分。乗客がいる場合にのみ運行される不定期列車を含めると15分間隔である。例年、大晦日と石清水祭前夜は、終夜運転が行われる。また正月三が日には約5分間隔の頻発運転が行われる。終発は通常18時45分発だが、正月三が日には20時00分まで繰り下がる。男山山上駅で改札が無いため、上り下り共に下の八幡市駅で切符の扱いを行う。
・・・まもなく、闇に包まれます。